関心

【応募率UP】クリエイティブ思考で考える「関心」テクニック!

こんにちは!ムロです!
今回は前回の「選考」に引き続き求職者の応募までのステップを
活用した応募率UP方法について書きたいと思います。

前回の選考に関する記事はこちら!


今回は「関心」フェーズです!
求職者が広告を読むことで、「この会社に応募してみたい!」
思わせるようにすることが、このフェーズでの最終着地。
その為には、求職者が求めている情報を、
どうやって伝えていくかが重要です。

では、ただ情報を羅列すれば良いのでしょうか。
ハッキリ言います。それだけでは、人の心は動かせません。
人は感情移入することで、喜怒哀楽が生まれる生き物です。
感情に訴える広告にすることで、様々効果が生まれるとされています。

例えば、この様な効果です。

・応募意欲UP
・知りたい意欲UP
・誰かに伝えたい意欲UP

「えー!本当にこんな効果あるの!!??」
と思いますよね。私もそう思ってました。
でも実際世の中で出ている広告の例を見てみると
確実に効果が出ているんですよね。

ちなみにですが、このように感情に訴える広告手法は、
Twitterやインスタ、FacebookなどのSNSが発達した
現代社会ではとても効果がありマーケティングの世界などでも
多く取り入れられています。
情報の羅列よりも、感情が揺さぶられる伝え方にすることで、
より効果アップが期待できるのです。


では、感情によってどれだけ効果UPが望めるかというと
このCMをご覧になった事はありますか?


そうです。チキンラーメンなど即席麺で有名な日清のCMです。
中でも、チキンラーメンは60年続く人気商品。
「すぐおいしい、すごくおいしい」というキャッチコピーの通り
お湯をかけて3分待てば食べれます!みたいな
早くてウマイ!ということを伝えるCMが多かったのです。

しかし、最近の日清のCMは「楽しそう!」「おもしろい!」
「カッコイイ!」「何か気になる!」
と感じるものへ変化。

ちなみに、このワンピースとコラボしたCMは
「こんなカッコイイ人が食べているなら、俺も食べたい」
「頑張ってカップメンを食べるのは青春なんだ」

みたいな憧れとか、カッコイイといった感情を出させてくれます。


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データでいうと、感情に訴える表現に変えたことで、
例えば、ひよこちゃんが悪魔へ変化する「アクマのキムラー」は
CM公開後、ツイッターのフォロワー数は3倍。
WEB動画の再生数は550万回以上。
ブランドサイトへのアクセスは約40倍
に増加しました。
※当時のデータです。

日清のCMは、面白いモノが多くて私も好きなので取り上げました。
古臭いというイメージも払拭し、若者を中心にウケていると思いますね。

これは求人でも同じことが言えます。
実際に、私が作った求人広告も面白さや楽しさを感じて貰えるような
表現に変更したものは、効果UPしているものが多いです。
(お客様の理解がないとできないので、導入が難しいのですが…)

それでは、求人ではどうやって感情に訴える広告に仕上げるか。
そのテクニックをいくつかご紹介します。



・歴史を語る

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イメージは、プロジェクトXみたいな感じでしょうか。

【弁当配達をしていたM君が6年後、広告プロデューサーに!】

「俺はこのままでいいのか?」当時25歳のM君は悩んでいました。
今の仕事は手取り12万円。10年先輩の手取りは16万円という事実を知り
「ここで働いていても底は見えている」と気がついたのです。

そこから自己分析する日々に突入。
学校で教わったスキルを武器に、昔からやりたかった広告業界に
チャレンジしようと決心し、2年務めた弁当屋を退職しました。
実は、広告業界への就職は、リーマンショックで
就職氷河期になったことで一度は諦めた・・・

みたいな感じでしょうか。
あ、ちなみにこれは私の実話です(笑)

このように、過去から現在、そして未来を
当時の気持ちや考えを交えながら、まとめることで
その人(会社)の人柄が分かり、求職者に好感を与えることができます。
青臭くても、泥臭くても、恥ずかしがらずに書くことが大事です。

人は相手の情報を知れば知るほど、好きになってしまう生き物です。
「この人とは何か合わないな・・・」と最初は感じても
何度か合ったり、話したりすると好きになっている事ありますよね。
「ザイオンス効果」というらしいですが、これはそれを使っています。

注意して欲しいのは、誰の歴史をテーマにするか。
ターゲットに近しい人の歴史を書くことが、共感が得やすく
より好きになって貰えますから。



・ランキング形式にしてみる

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日本人はランキングが好きです。
都道府県も、食事も、会社も、上司も、アイドルも
なんでもランキングにしてしまうほど好きなんですよ。
その国民性を広告にも使わせてもらいます。

【入社1年目の社員20人に聞いた!入社して驚いたことランキング!】
第5位:お酒が飲めない人が多い!
Aくん:社会人って皆お酒好きだと思っていたんですけど、
    この会社、社長をはじめ、みんなソフトドリンクなんですよ。
    可愛いですよね(笑)

第4位:誕生日を凄いお祝いしてくれる!
Bさん:何か賞でも取ったかのように祝ってくれます。
    私はこの間誕生日だったんですけど、
    皆さんでバースデーソングを合唱してくれました。
    恥ずかしかったけど嬉しいですね(笑)

みたいな感じでしょうか。
新人さんだからこそ分かる着眼点が面白いし、
飽きなくスラスラと頭に入ってきて、だんだんこの会社が好きに
なっていきますよね。

このランキング形式のみそは、自慢話にしない事です。
「ウチの会社はすごいんだぞ!」というのが露骨にアピールされると
「この情報本当かな?」と思われて、全てがに聞こえてきます。
少しぐらい笑えるような、ちょっぴりカワイイ内容になるよう
アンケートを取る対象を考えることが大事ですね。
嘘はいけませんよ。



・テレビの企画をパクる

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ネタが尽きた時に結構使えます。
あまり似すぎると権利の関係上NGなんですが、
特定されないように、程よくやればOKです。

【優しい社長にドッキリを仕掛けてみた(笑)!】
誰でも優しい社長。怒った姿を見たことがありません。
そこで、何をしても怒らないのか・・・ドッキリを仕掛けてみました!
内心ガクブルですが・・・レッツチャレンジ♪

その1:社長に内緒でランチにピザ10枚をデリバリー♪

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社長:「最近大食いにハマってて!ありがとう!」
・・・まさか、怒られないとは!嘘だろ!

みたいな感じでしょうか。
社長の人柄って会社の雰囲気に直結すると思うんです。
インパクトのある楽しい社長だったら
このような企画的な広告のほうが、面白く読めて
「楽しそう!」と思ってもらえますよね。

といっても、上場企業など大手企業だと
社会に与える影響が大きいので、あまりにフランクすぎる
内容だとNGだと思います。
でも、会社の変革期でしたら、挑戦してみるのも
ありかもしれませんね。


・最後に

今回の「関心」フェーズはいかがでしたでしょうか。
使いやすそうな3パターンを紹介しました。
もっといろんなパターンがあるのですが、
今後なにかの機会に紹介できればと思います。

昔は、会社や職場は楽しむ場所ではない!
というイメージだったと思いますが、最近では
会社に様々な付加価値を求められていますよね。
仕事探しも楽しんだり、面白くあっても良いと思います。

次回は、「検討」フェーズで使えるテクニックを紹介します!
それでは今日も一日頑張りましょう!

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