選考

【応募率UP】クリエイティブ思考で考える「選考」テクニック

こんにちは!ムロです!
今回は前回の「認知」に引き続き求職者の応募までのステップを
活用した応募率UP方法について書きたいと思います。

前回の記事はこちらです!

今回は「選考」フェーズです!
求職者に自社の求人を発見してから、中身を確認するために
ページをどうやってクリックさせるかについてですね。
例えるなら、私たちが普段している「買い物」に近いでしょうか・・・。

こんな経験はありませんか?
ショッピングモールを歩いていると、店頭でディスプレイされている
洋服などのアイテムに目がいき、「ちょっと覗いてみようかな」
お店の中に入ってしまうこと。

・好きなデザインの商品だった
・50%OFFなどの値下げキャンペーンがやっていた(安かった)
・「試着だけでも」とお店の人に声を掛けられた
・賑わっているお店だった

実際に「お店に入ろう」と決めた最終的のキッカケ
目に留まったからではなく、このような何かがあったはずです。
目に留まったのが原因なら、ほとんどのお店に入りますから。

「私はいつもどうしているだろう?」と考えても
あんまり記憶に残っていないかもしれませんね。
お店に入るか、入らないかは、一瞬で判断されます。
感覚的かもしれません、あらかじめ目的があったかもしれません。

でも、お店側としてはその一瞬の中で、
どのようにして求めるターゲットを店内へ
誘導するか考えることが商売で大事
なんです。

これはお店だけではなく、求人広告でも同じこと。
では、どうやって入店(クリック)してもらえるか
使えるテクニックをいくつかご紹介します。


・一覧画面を分析してみよう

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求人サイトやアプリなどでは、必ず様々な求人が一覧で
ずらっと並んでいる
「一覧画面」というページが存在します。
これはお店でいうウィンドウディスプレイと同じですね。
ここで何の情報が並んでいるかを確認しなければ
求職者を誘導するための打ち手が考えられません。

・会社名
・職種名
・雇用形態
・写真
・キャッチコピー
・勤務地
・給与
・事業内容

上記が多くの求人サイトで入っている情報だと思います。
実は、PCとスマホでは表示される情報数が違うのですが
PCだと上記にプラスして、メインとなる文章の頭のほうが
少しだけ表示されている場合もありますね。

例として、皆さんが良く使っている月間訪問者数で国内1位。
月に約3000万人が使っている求人サイトindeed
一覧画面を見てみましょう。

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いかがでしょうか。
求職者が必要な情報が端的にまとめられていますね。
スマホよりPCの方が、文章が入っていたりと
若干情報が多いのが見て分かると思います。

この画面からどうやってクリックさせるかを考えていきます。
利用するサイトによって違いがありますので
サイト別に対策を練る必要があります。


・求職者が魅力に感じる情報を一覧に

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ご覧になったように、一覧画面で得られる情報はとても少ないです。
その限られた情報の中で、どうやってクリックさせるか…。
その鍵となっているのは、
「職種名」「キャッチコピー」「写真」です。

多くの求人サイトでは、この全てもしくは、いずれか
ある程度自由に内容を変える事ができます。
ここでどんな文章にするか、どんな写真を使うか
その選択によって、クリック率に違いが生まれるのです。

様々なやり方があるのですが
今回は基本となる「4P」を使った考え方をお伝えします。
4Pとは求職者が企業に対して、魅力的に感じるポイントを
4つに分類分けしたもの
になります。

・仕事内容や事業内容(Profession)
・働く人や職場の雰囲気(People)
・企業理念や起業目的(Philosophy)
・待遇・福利厚生(Privilege)

求職者は、この4ついずれかの要素に共感し、
「この会社で働いてみたい!」と思って応募してくるのです。

実際に使ってみます。
例えば、仕事内容での共感を狙う時は職種名こんな感じ。

ボタンを押すだけ!軽作業スタッフ
マニュアル通りにやるだけ!事務スタッフ

いかがでしょうか。
「私でも出来そう!気になる!」と思って貰える職種名になりましたね。
職種名だけではなく、キャッチコピーや写真でも同じことが言えます。

これらを使い分けて、自社に合った
共感ポイントを見つける
のが良いと思います。
「ウチの会社は待遇が売りなんだよな!」と思って試してみても
思った以上の効果が得られないケースも多いです。

それは、競合他社が自社より魅力的な待遇がある場合などが原因です。
自社の魅力を決めるのは自社ではなく、
求職者(世の中)ということをお忘れなく。


・情報を短く分かりやすく

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マジカルナンバーというのを聞いたことはありませんか?
これは人が瞬間的に記憶できる限界数を表したものです。

結論から言いますと、人間が瞬間的に覚えられるのは
3~5文字程度の言葉を5~7個まで
ということです。

1つの情報は短文で並べるように作ってあげると
求職者の記憶に残り「何か気になるな…」と思わせる事ができます。

少し話が変わりますが、流行語も短文が多いですね。
2019年だとこんな感じのがノミネートされていました。

・ワンチーム
・タピる
・あな番
・パプリカ
・笑わない男
・闇営業

あなたも日常的に使っている言葉があるかもしれませんね。

このように、覚えやすい文字数にすることで記憶に残ります。
一覧画面でも、一度はクリックせずに通り過ぎたとしても
「やっぱり見てみるかな」と思いだして戻ってくるかもしれません。
試してみる価値はあると思います。


・最後に

いかがでしたでしょうか。
今回は「選考」フェーズで使えるテクニックを紹介しました。

感覚値ですが、世の中の求人サイトを見てみると一覧画面での工夫が
行き届いていない求人が多くみられます。

つまり、試した人に恩恵が受けやすい状態ということ。
細やかな工夫で、競合他社に差をつけちゃいましょう。

次回は、「関心」フェーズで使えるテクニックを紹介します!
では、今日も一日頑張りましょう!

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