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古文初心者におすすめ!私の理想の「古典の本」【角川ビギナーズクラシックス】

誰でも知ってるかぐや姫。もととなった古典『竹取物語』の存在を知ってはいるけど、詳しく読んだことはなかったからずっと読みたいと思ってて。

古本屋さんで目についたのが角川書店が出している「ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」というシリーズの『竹取物語』。

状態が良いのに、200円という破格の値段。パラパラっとめくったら、私が求めていた本な気がしてすぐに買った。

読んでみて「予感」は「確信」になった。まさに!私が「こんな古典の本があればいいのにな…」って思っていた理想が完璧に形になってた!

くだけた現代語訳。これ大事。今の人が読んでもしっかり引き込まれる文体ですごく分かりやすい。1度に訳されている量は見開き1ページもないくらい。

その後はすぐ、原文である古文が載っている。私は古文が好きなのもあって、まず古文を読んでから現代語訳に戻った。でも、苦手な人は現代語訳で理解してから、なんとなく古文を読めばOK。どっちのニーズにも合ってる。

そして、現代語訳の後は解説が載っている。この時代はこういう考え方が多い、作中の人物はこんな人だと考えられる…。素人にはそこまで深読みできなくても、解説で丁寧に説明してくれているから、一緒になって竹取物語の世界に入っていける。

そしてさらにその後には、当時の常識に関するコラムが載ってる。古文読んでるとよく「そもそもそんな昔の常識とか知らんし」ってなることがあるけど、その声に応えるように、きちんと説明がある。当時の服装や乗り物、月の満ち欠けの考え方とかは図もあるからかなり分かりやすい。

この一連のセットが大体見開き2~3ページ分で、それが場面ごとにずっと続いているから、無理せずひとつひとつ理解しながら進んでいけるし、読めば読むほど無意識のうちに古文の知識も増えていく。

まじで求めてたやつ。
こんな夢の本、世の中にあったんだ。って感じ。

古本屋で見つけたから「絶版だったらどうしよう」って思ったけど、ちゃんと今でも売ってた。しかもたくさんの古文作品でシリーズ化されてた。え、まじで全部欲しいんですけど…。こんなんあったなんて。

できれば、中高生の時に出会いたかった…!そしたらもっと早く古文を好きになってたかも…!!27歳の今こんなこと嘆いてても仕方ないんだけど(笑)、とりあえず出会えたことに感謝。

古本屋って不思議。本との出会いって不思議。出会わせてくれてありがとう。

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93年生まれ。書き物、猫、尾道、ベトナムが好き。日本語講師。日常のなんでもないことをつれづれなるままに、書き散らしてます。
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