単行本の美しさに目覚めてしまったら終わりだと分かっているのに
きゃー!届いちゃった!私のNo.1ファンタジー小説(参照 私を変えた人生至高のファンタジー小説 )「図書館の魔女」の単行本!
はぁ美しい…
ネットで買ったから包みを開けた瞬間、思わず「美しい…」って声が出た。同時に単行本の良さを思い出した。
写真じゃ全然伝わらないけど題名もちょっと立体になって、キラキラしてるのよ…!フォントも素敵。中も、文庫だとどうしても文字びっしりって感じだけど、単行本だと余白も美しい。なんか全然違うものに見えてくる。
まさに、こだわり全て詰めてます!って感じ。作者や編集者の熱が伝わってくるこの感じ。たまらない。
小さい頃は本を買ってもらうなんて特別で、文庫と単行本の区別もついてなかったから、かいけつゾロリとかダレン・シャンとか全部普通に買ってたなあ。
最近は古本という手段も知ったし、読書貧乏にもなりそうで、文庫を安くで買うことが多かった。
でも、どうしても、図書魔女の単行本が欲しくなってしまって。なんせ私にとって特別な1冊だから。そして、こうやって久しぶりに単行本を買うと、こんなに美しかったけ?!ってびっくりした。手で撫でながら読まずにぱらぱらするだけでも楽しい。にやける。幸せ。やっぱり単行本いいな〜と再認識。
「この調子で〈下巻〉や、続編の〈烏の伝言〉も揃えるぜい!」っていう自分と、「だめだめ!歯止めが効かなくなるよ!」って自分とのせめぎ合い。今年は大好きな旅行も行けてないし、本に使っちゃえ!と思ったり。なんなら高田大介さんの最新作「まほり」も欲しいんですけど…。(笑)
この沼感よね。恐ろしや。
とは言っても、やっぱり趣味に投資するお金と時間は最上の幸せだ。心にブレーキをかけながら、ひとまず単行本の図書魔女の世界を堪能しよう。
初読の時は序盤が苦しくてひたすら我慢だと思っていたのに、読み返すほどに伏線が見えて楽しくてたまらない。ただいま、マツリカちゃん、キリヒト 。
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