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経営者としての素質を見ているのは・・・

こんばんは。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■【経営とは人である】


 といったことは

 これまでの記事に

 幾度となく
 書かせていただきましたが、

 今日はこのことについて
 お話を続けていくことにいたします。

■先日のことなのですが、


 知人より

 その勤務先の社長についての
 お話がありました。

 何やら、

 ずっと懇意にしていた
 仕入先の単価が高かったため、

 その仕入れ先を
 バッサリと切った

 とのこと。


 その方がおっしゃるには、

 本当にずっと

 【人と人との繋がり】

 があって、

 相手の方が
 本当に良くしてくださっていた
 のにも関わらず、

 単に

 単価だけのことで
 このようにバッサリと切り捨てるのは
 いかがなものか

 ということ。

■さらに、


 (聞いた話だから
 一方的なことかもしれませんが)

 その経営者の方の経理

 についても
 よく知っていらっしゃる方で、

 とあるところで
 所得をごまかして

 公的な料金を安くしていたり、

 その経営者の方の
 プライベートの経費を

 会社の経費に
 突っ込むことにより

 税金を安くしていたり。


 ざっと言えば、
 そんなこと。

■ここで


 お話は

 【経営とは人である】

 ということに
 戻っていくわけですが、

 このような経営者の
 素質を知ったスタッフの方々は

 一体どのように感じるでしょうか

 ということなのです。

■やはり、


 経営者といえども

 一人の『人』。


 当然スタッフも

 一人の『人』であるため、

 そういった人の素振りを
 見ることによって、

 その信頼度は
 大きく変わってくることでしょう。

■当然のことながら、

 
 今回のような
 経営者の独りよがり的な行動により

 多少なりとも
 人の迷惑になっている

 ということを考えると

 それは経営者の前に

 『人』としてどうなのか

 ということですよね。


 その

 『人』としてどうか

 という人が

 自分の会社の経営者である
 という事実が

 スタッフにとっては
 相当辛いものではないでしょうか。

■そのような状況になってしまうと、


 その忠誠心や士気は
 グンと低下してしまうでしょうし、


 この経営者のために、

 または

 この会社のために頑張ろう

 などという意欲も
 かなり薄れてしまうことでしょう。

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■もしあなたが


 経営者として

 そのようにスタッフを
 雇用してる身であるとすれば、

 しっかりと

 このようなことまで
 心を配ることができているでしょうか。


 人の心は、

 そのマイナス要素によって
 あっという間に離れてしまうもの。


 しっかりと
 経営者であるという以前に

 一人の『人』

 として

 徳のある行動を積み上げていき、

 その周りの人の信頼を
 得ていきたいものです。


 ・・・自戒をこめて(汗)


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《本日の微粒子企業の心構え》


・経営はやはり
 【人】である。

 目先の利益や資金繰りはもちろんのこと
 それ以前に『人』としての
 立ち居振る舞いを
 しっかりとコントロールし、

 『人』としての徳を積んでいくべし。


・経営者とスタッフは
 その雇用関係もさることながら、
 それ以前に『人』と『人』との関係で
 繋がるべきものである。

 しっかりとこういった
 スタッフの目を俯瞰的に見て、

 経営者として
 また一人の『人』として
 大切にすることをしっかりと大切にし、

 日々精進していきたいものである。

今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。


これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^

https://muratax.com/blog/

起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹

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