【天狗】になる人・ならない人の共通点

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★起業準備中から起業5年目までの経営ドクター★
税理士　村田　佑樹
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2020年11月9日　
微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス　
181号（通算462号）

おはようございます。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■土曜日のことですが、

　顧問のお客様と
　夕食をご一緒してきました。

　遠方ということもあり
　なかなかご面談以外に

　そういった機会を設けることが
　難しかったのですが、

　ようやくこのタイミングで
　会食ができ、

　すごく嬉しい気持ちです。

■このお客様は

　いわゆる
　『現場仕事』のお客様で、

　個人事業からスタートして
　法人成りをし、

　その売上・利益ともに

　毎年右肩上がりで
　業績が向上しているところ。

　そういった

　極めて堅調である状況
　にもかかわらず、

　そのお客様はと言えば、

　経営者として
　常にすごく

　【謙虚な姿勢】

　なのです。

■本当に

　売上に関して言えば、

　毎年、前年比を
　増加更新している状況で、

　数字から判断すると、

　経営は本当に順調であり、

　『自分が一番である』

　というような気持ちにもなっても
　おかしくないように思います。

　私自身

　多くの経営者様と
　お会いする中で、
　
　どうしても
　経営が順調に進んでいくと、

　上述した

　『自分が一番』

　という錯覚に陥ってしまい、

　いわば

　【天狗になってしまっている】

　というケースが
　少なからず（残念なことに）
　あります。

　そういった

　天狗の状態に
　なってしまうことにより、

　ずっと信頼されてきた

　その信頼を失うことに繋がり、

　もっと言えば、

　その信用度合いが
　低下することにより、

　『この人とは一緒に仕事をしたくないな』

　というようなことを
　思われてしまっているような
　状況になりかねない・・・

■ところが、

　土曜日にお会いした
　お客様に関しては、

　全くもって

　そういう『天狗』
　という要素がない状況。

　夕食をともにしながら
　いろいろ伺っていると

　幼少期の頃から、
　家庭環境などにおいて、

　かなり苦労されてきた様子でした。

　学校のこと
　生活のこと
　親とのこと
　兄弟のこと…

　本当にいろいろな面で

　その初期段階の人生のステージにおいて
　多くの経験を重ねてきており、
　
　決して

　順風満帆の人生とは言えない
　状況だったようで、

　そういった

　人生の逆風の状況が
　その方の経験値となり

　【人間の層】を
　分厚くしていき、

　きっと今の現状があるのでしょう。

　それが

　『経営を伸ばしつつも、
　常に顕著である』

　という

　この経営者の姿勢に
　繋がっているのでしょうね。

■結局のところ、

　人はその経験値に応じて
　成長していくものであり、

　その経験の積み重ねにより、

　人間としての重厚さが
　構築されてくるわけで、

　そういったことから考えると、

　経営者として、

　あえて
　現在のステージから脱すべく、

　いろいろなチャレンジをし、

　時には
　いろいろと失敗もしながら、

　経験を積み、

　経営者としての経験や
　人間性を増していくこと

　が必要であるのではないでしょうか。

■逆に、

　そのような状況に
　自らを追い込んで、

　どんどんそういった
　経験を重ねていくと、

　とてもじゃないけど
　天狗になっているようなひまはなく、

　そういった変化をしていく人はまた、

　自分より上のステージにいる人との
　付き合いを大事にもしている

　ということが多いので、

　どんどん自分自身が

　その上のステージの
　波動に包まれながら

　成長していくように
　思ってなりません。

　経営とはきっと
　そういうものなのでしょう。

■私自身、

　多くの経営者の方とお会いして、

　また

　自らも独立開業して、

　いろいろな経験を
　積ませていただく過程で、

　そういったことを
　痛感しています。

　そのような状況ですので、

　積極的に自分を追い込む習慣が
　付いてきましたし、
　
　積極的にいろいろな失敗を
　喜んで受け入れる

　ということも
　できるようになっています。

　…これがまた
　相当辛いことでことでは
　あったりするのですが(汗)…

■先日の会食を通じて、

　そのお客様から

　上述してきたようなことを
　学ばせていただいた次第。

　しっかりと

　私自身も
　自らの成長に加えて、

　顧問のお客様をはじめ、

　周りの全ての人を幸せにすべく、

　そういった

　【変化】
　
　を喜んで受け入れながら、

　人間としての層を
　重厚なものにしていきたい

　ものです。

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《本日の微粒子企業の心構え》

・業歴を積むにつれ、
　経営が安定し上向きになっていくと、
　『謙虚でいる姿勢の人』と、
　『天狗になってしまう人』の
　大きく二通りに分かれるものである。

　謙虚な人は、
　経営や人生における変化を
　しっかりと受け入れつつ、
　
　自らの人間としての
　の成長をしている人であり、

　逆に天狗になってしまう人は、
　そういった変化を受け入れることなく、

　同じステージにいることに
　甘んじているばかりに、
　そういった状況になってしまっている
　ということが少なからずある。

・ 結局のところ、
　【経営は変化の連続】である。

　変化する中で
　いろいろな失敗をするものでもあるが、
　失敗こそが人生の経験となり、

　その経験の積み重ねが
　その人の人柄や経営に対する姿勢を
　より手厚くしていくものであるため、

　しっかりと上手に【変化】を
　経営の中に取り入れていくべし。

今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。

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