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環境問題も経営課題も、大切なのは【分け合うこと】

おはようございます。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■昨日は長女と一緒に、


 以前から興味のあった

 藤原ひろのぶさんの

 『地球の治し方』

 という

 お話会と、

 それに続く
 ビーチクリーンに参加してきました。
 

 年々その肌で痛感するほどの温暖化。

 実際のところ

 外国では、
 海の氷が溶けてしまい、

 晴天の日であっても
 洪水のような状態が起こっている地域や、

 温暖化により

 森林が燃え盛ってしまい
 山火事の状態になっている地域。

 そのような状況を目の当たりにして、

 これは決して
 このままで良いと言えるものではない

 と思い、

 何かしらできることをしたいな
 
 という気持ちです。

■私自身も


 よくこういった
 地球のことについて
 お話をする機会が

 いろいろな場面であるのですが、

 そういった時に、

 「壮大ですね」

 だとか

 「大きすぎる話なので
 自分にはピンとこないですね」
 
 だとか…

 同じ地球の中で起こっていること
 であるにもかかわらず、

 そういったことを言われる

 ことが少なからずあります。

■そのような意識の中で


 世界中の人々が過ごしていると、

 当然のことながら
 環境破壊は継続されていくわけですし、

 温暖化に関しても

 どんどんそのスピードを
 増していくことになり、

 私たちの子どもたちや孫の世代になると、

 人類が滅びてしまうようなことも
 考えられるようです。

■藤原ひろのぶさんも
 おっしゃっていたのですが、


 最大の問題は

 私たちのそういった

 【無関心】

 に原因があるということ。


 特定の少人数が
 こういった問題を提起し、

 その活動を続けていったとしても、

 そこに対して得ることができる効果は
 ほんの一握りであり、

 最も大切なのは、

 一人ひとりが
 そういった問題意識を常に持ち、

 その行動を少しでもいいので
 継続していくこと。

 こういった微差の積み重ねが

 環境問題を解決するのであり、

 これは早急に進めていかないと
 本当に大変なことになる

 というわけなのです。

■これは


 経営においても言えることで、

 今回の新型コロナウィルスによる
 経営の圧迫を痛感した経営者の方は
 少なからずいらっしゃるわけで、

 そこに対して、
 
 「自分の会社は影響もなくよかった」

 だとか、

 「自分はサラリーマンだから関係ない」

 だとか…


 結局のところ

 【自分の問題ではない】

 ということを理由にして

 そういった思考に陥ってしまうことこそ
 本当に危険な状況であるわけで、

 最も大切なことは、

 そういった特定の人が
 困っている時だからこそ、

 【自分が余分に持っているものは
 困っている人に分けて差し上げ、
 社会全体の改善を促していく】

 ということです。


■昨日のお話の中であったのが


 日本は外国から食品を買い、

 それを大量に消費しきれずに
 捨てている状況である

 ということ。


 そして、

 その裏では、

 その日の食べる物を調達するために、

 相当な低賃金の対価で
 小さな子どもなどが労働をし、

 何とか飢えをしのぐ程度の
 食事にありつけたり、

 または、

 そういった食事さえも
 とることができない状況がある

 というのが現実なんですよね。

 実際のところ、
 栄養失調で脳や身体に障害が出ている
 子どもの姿も。

■これを俯瞰してみると、


 日本がそういった食品を捨てている
 状況であったとするならば、

 それは

 その食品を手に入れる量を
 少なくすれば済むわけですし、

 そうすることにより、

 廃棄される食品を
 少なくすることができ、

 結果として

 回りに回って

 過酷な環境で仕事をし
 ようやく食事をとることができる

 そういった人たちを救うことに
 繋がるのではないか

 ということです。

■結局のところ


 経営であっても
 環境問題であっても、

 もっと高い視点から俯瞰し、
 地球全体を見渡していかないことには、

 根本の問題解決には繋がらない

 というわけなんですね。


 昨日は

 『アースおじさん』

 でも有名な

 藤原ひろのぶさんの
 お話を聞かせていただき、

 そのようなことを感じた次第。

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■後半のビーチクリーンでは、


 一体これはなんだろう…

 というような

 小さなプラスチックの
 破片のようなものが砂の上にチラホラ。

 聞いたところによると、

 これは

 洗剤を使ったことにより、

 その人工物の洗剤が
 最終的に海に流され

 それが

 プラスチックとなって変形し
 海の浜辺に残ってしまっている状況

 だということ。

 一年間に

 ジャンボジェット機4万台に相当する
 ほどの量のプラスチックが出ている

 ということなのです。

■こういったことから考えても、


 毎日使う洗剤などについても
 しっかりと見直して、

 一人ひとりが
 しっかりと問題意識を持って、

 【環境問題】

 についても
 向き合わないといけないのだろうな

 と思った次第。


 ほんの数時間の
 体験ではありましたが、

 本当にいろいろなことを
 学ばせていただきましたし、

 この学んだことを
 しっかりと行動に移していきたい

 と思っているところです。

 まずはできることから。

 一人ひとりの意識が変われば、
 その小さな力がやがて大きな力となり、
 物事は変わっていくのですから。

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《本日の微粒子企業の心構え》

・【環境問題】は
 結局のところ、
 それを俯瞰して見て
 『地球全体の問題』と捉え、

 一人一人が問題意識を
 しっかりと持って行動していく
 ということが何よりも重要である。


・経営においても
 結局のところ同じことが言え、

 持っていない人に対して
 持っている人が何かしらの方法で
 それを分け与えるなどして
 手を差し伸べて、

 経済全体を回していくような行動を
 取ろうとすることが極めて重要である。

 「何のためのビジネスなのか」
 「何のための利益なのか」
 ということを、今一度考えてみるのも
 大切なことである。


・経営における【競争】というものを、
 今一度考え直してみると、

 もっと根本的な部分が見え、
 経営者としてもっと広い視点を持って
 その問題解決に向き合うことが
 できるのかもしれない。

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今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。


これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^

https://muratax.com/blog/

起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹

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