むらさき あやめ✒物書き男子Vtuber
1500文字以下のショートショートを集めました。 1～2分で読めるものばかりです。
物書きVtuberむらさきあやめのブログ記事やお知らせ記事を集めました。
台本・脚本として書いたものを集めました。
1500～10000文字くらいの短編小説を集めました。 一話完結なので気軽に読んでください。
こんにちは、むらさきあやめです！ 今日は悲しいお知らせ。 noteの毎日投稿が途切れてしまいました。 昨日分がお仕事でバタバタしており夜中の0時までに投稿できなかったのです。 365日投稿まであと2週間というところでしたがなんとも残念です。 また一から再チャレンジ……は、もうしないと思います。 もともと狙って始めたものではなく、気がついたら365日投稿が見えていただけなので、これからはもっとのんびりとnoteを使っていこうと思います。 残念な結果ですがずいぶん肩
皆さん、こんにちは！むらさきあやめです！ ネタ帳に残された謎のメモの中からショートショートに大成しなかったものを10個取り上げて供養していこうというこのコーナー。 半年ぶりの4回目です。 ネタがあんまりなくなってきたのでちょっとやちょっとのハードルは越えていくようになりましたね。 ☟前回はこちら 今回も「我こそは！」という方はどうぞ好きなワードを持ってってください。 そしてよかったらその際は教えてね。僕の記事でも紹介しますので。 ①ぴえん禁止入手経路：ネット？
「こちらが最新機種になります」 「ほほぅ、これが」 店員さんに紹介してもらったのは今夏発売された新しいパソコン。 「なるほど、やはり画質がきれいだ」 デスクトップに表示されるスクリーンセーバーだけでも今使っているパソコンよりもいいものであることが伝わってくる。 「画質だけじゃないですよ、一番の特徴はこれです」 店員さんがそう言って示したのはキーボードの方だった。 「なんとこのパソコン、キーボードにキーが一つしかないんです」 見ると正方形をしたキーボードにはキー
パパの運転手が新しい人に変わった。 眼鏡をかけたおじいちゃん。 私が毎朝学校へ行こうと家を出ると黒い車を門の前に停めて待っている。 「お嬢様、おはようございます」 運転手さんはきれいなお辞儀をするとニッコリ微笑んだ。 「小学校は楽しいですか？」 「うん！楽しい！」 「それはようございました」 優しい笑顔が私は大好きだ。 「運転手さん、今日のなぞなぞは？」 「ははは、お嬢様は本当になぞなぞが好きですね」 運転手さんは毎日なぞなぞをひとつ出してくれる。 最
むかしむかし、あるところに「閉店少年」と呼ばれる男の子がいました。 閉店少年は商いをやっていましたが、毎日「閉店するぞぉ！閉店セールだぞぉ！」と叫んでは村の人たちに商品を売っていました。 あるとき、閉店少年の店は経済の荒波に揉まれて本当に閉店することになりました。 「閉店するぞぉ！閉店セールだぞぉ！」 少年は声を張り上げて客を呼び込みますが、みんな嘘だと思って誰も信じてくれません。 「今回は本当に本当に閉店セールだぞぉ！」 しかし誰にも見向きもされず、少年の店は何
皆さんこんにちは！むらさきあやめです！ 今日はVtuberの配信で実況プレイしたゲーム『大神』の感想ブログです！ （ネタバレはなしとなっております） ☟配信はこちら（全16回） ✒作品紹介今回プレイしたのは『大神』です。 カプコンから発売されたアクションRPG作品です。 この『大神』、初回発売は2006年にプレイステーション2からなのですが、大人気作品ということもあり何度もリメイク・リマスター版が発売されています。 今回、僕が遊んだのはニンテンドーSwitchか
「叔父さん！叔父さんがポチモン作ったってホント！？」 普段はあまり話さない小学生の甥っ子から声をかけられた。 きっと私がゲームプログラマーだということを妹から聞いたのだろう。 「ああ、そうだよ」 実際にはチームで作ったゲームなので「私が」という訳では無いのだが。 「じゃあミョウの出し方教えてよ！幻のポチモン！裏ワザでないとゲットできないんだよ！」 「ははは、裏ワザは叔父さんも知らないなぁ」 「そうなの？」 甥はこの世の終わりのような顔で残念がる。 「裏ワザな
「ああ、あったあった」 駅前の商店街。 長蛇の列を見つけて僕は慌てて駆け寄ると最後尾に加わった。 テレビで紹介されていた『伝説のあんぱん』が数量限定で半額で買えるという。 甘いものに目がない僕は昼ごはんをかきこむと慌てて家を出たのだった。 列に並んで20分ほどが経った。 店はもう開いているはずだが列は一向に前には進まない。 なんとなく列全体がそわそわしているのを感じる。 「あの……この列ってどれくらい前から並んでるんですか？」 僕は意を決して一つ前の男に尋ね
窓開けて 涼しき夜の 一人酒 ・ 見上げれば サルノコシカケ 樹の階段 ・ 窓から覗き見る 鳳仙花の空 ✒あとがき読んで下さってありがとうございました！ 鳳仙花のやつを思いついたので早めの今月の俳句。 サルノコシカケのやつは某ゲームからインスピレーションを得ました。
皆さん、こんにちわ！むらさきあやめです！ 今日はnoteの仕様変更についてのブログ ✒またまた仕様変更本当は今日はショートショートを書こうかと思っていたのですがPCからnoteのエディタを開いて驚きました。 noteがまた仕様変更されてる！ しかも今回の変更はすごい目立ちます。 ▼新しくなったPCのエディタ画面 文字ちっちゃ！！！ タイトル・本文ともにめちゃくちゃ小さくなりました。 はじめはPC側（ブラウザ側）の設定かと思って調べたのですが……そんなことはあり
「おいおい千円ぽっちかよ！」 「オラ、飛んでみろよ！」 「早くしやがれ！」 ヤンキーたちに囲まれて僕はその場でジャンプする。 「うぅ……」 チャリンチャリン ポケットの音をヤンキーたちは聞き逃さない。 「まだ持ってんじゃねぇか！」 「小銭でも構わねぇ、よこしやがれ！」 「そんな……」 入学して早々カツアゲにあうなんてツイてない。 これからの高校生活を暗示しているかのようだ。 そのとき声がした。 「人が呼ぶ、悪が呼ぶ、チャリンチャリンと俺を呼ぶ！」
皆さん、こんにちわ！ むらさきあやめです！ 7月は素敵な毎日を過ごすことができましたか？ 今日は7月の振り返りと8月の目標のブログです！ 前の月を振り返り、そして次の月の目標を準備して、一緒に有意義な時間を過ごしましょう！ ✒先月のnoteの振り返り 7月のnoteはこんな感じでした。 今月はショートショートがかなり多め。 毎日投稿はまだ継続中です。 ついに365日投稿まであと1ヶ月ですね。 日々の投稿もちょっと緊張してきました。 そして先月一番伸びた記事は
うちは親父の代から続く牛丼屋である。 小さい店だが味には自信がある。 チェーン店には負けない。 しかし、この一年。 我が店は経営のピンチに陥っている。 理由は明確。 常連となった3人の男によるものだ。 一人目はコードネーム「ネギ」。 細身の男で気の強いやつだ。 毎回決まって牛丼並のネギだくを頼む。 ネギを多めに出してやるが「足りない！もっとだ！」と駄々をこねる。 結局いつも米の量と同じくらいのネギを要求してくる。 二人目はコードネーム「紅」。 メガネ
炎天よ 世の病まで 焼いてくれ ・ パソコンと 肌の火照りに 扇風機 ・ アスファルト どこから来たか 細い蟹 ✒あとがき読んで下さってありがとうございます！ そういえば今月まだ俳句回をやってなかったと気づいて慌てて詠みました。 蟹のやつがお気に入り。
『……などと言っており、村崎官房長官は発言については言及を避けているもようでふ・……です』 カメラに映るポニーテールのアナウンサー。 彼女は今日も噛んでいる。 「また噛んだわね。これで今日何度目かしら」 スタジオの隅でディレクターの私が嫌味を込めて言う。 しかしプロデューサーはケラケラと笑い飛ばす。 「おお、良い噛みっぷりだな」 「アナウンサーがあんなことで良いのかしら？」 元アナウンサーの私はついムキになってしまう。 情報を正しく伝えるのがアナの仕事だ。
「あらステキ。なかなかセンスあるわぁ。80点」 「先生、この方のファッションのポイントはどこなんですか？」 「まずはシンプルなワンピースがいいわよねぇ。ショッキングピンクがとってもショッキング」 「なるほど」 「靴も可愛いわぁ。シャイニングイエローね。う～～ん、シャイニング」 「いいですねぇ」 「見てほら！髪飾りがアクセントになってるわ！パッションブルーよ！パッッッソン！」 「ほほう」 「ただねぇ……唯一頂けないのはバッグね。そのアンビリーーーーーバボゥレッド
