見出し画像

バスタブがある国ない国その理由

6月25日の記事で海外の宿泊施設にはバスタブがない
ということを書くと、note、facebook共
多くの人が経験を交えたコメントをくださった。

もしかしたら行かれたのがいつかにもよるのかもしれないが、
海外ではバスタブがないという人もれば、
たいていバスタブがあったという人もいて、
割合的にはないという人の方が多かった。

私の疑問は2つあって、
・宿泊施設にバスタブはあるのか。
・その国では一般的にバスタブがあるのか。
宿泊施設と個人の家では違う可能性もあるなと思っていて、
2つは分けて考える必要があると思った。

で、上のコメントでバスタブがあるという人とないという人が
両方いたのは、
・行った国行った国の宿泊施設がたまたまあった。
・海外の人で日本式の浴槽を好む人がいて、
わざわざ改築する人もいるくらいだから
バスタブ認知が時代と共に広がって
宿泊施設には設置するようになった。
・海外の宿泊施設が日本人の観光客を呼び込むために作った。
3つとも私の推測。

2つめのバスタブがある国として真っ先に思いついたのは
日本人以外にはユダヤ人が確か入浴の習慣があったはず。
しかし古代ユダヤ人はともかく、現代のユダヤ人に日常的な入浴の習慣はないということもあったので、ユダヤ式が広まったということは言えなさそう。

ホテルでどうかの話は資料が少なく、ここまでで断念。

一方それぞれの国では一般的にバスタブがあるのかについてはいろいろと記事があるのと、現時点で調べた資料では「日本以外の国の一般家庭にはバスタブはほぼない」が結論。
ある家は前述したように
・日本式入浴が忘れられないという人
がバスタブ設置しているという情報はあった。
また、温泉のある国の人が家庭でも入浴を楽しみたいという場合に設置するということもあるかもしれない。

で、ない理由がなかなか面白くて、
・もともと入る習慣がない
・水道料金が高い
・そもそも水が少ない
・水はあるが、「水は大切だ」という考えがある
・入浴は公共浴場で行うこと
・サウナがある
・水はあるが、水をあたためるための給湯器の技術が発達しておらず、お湯ではなく水に浸かって終わり

浴槽に浸かるかどうかの歴史もおもしろくて、
・もともと浴場があったローマはキリスト教布教と共に混浴がよくないということから廃れた
・日本の入浴は6世紀の仏教伝来からはじまった
・最初は洞窟や岩屋を利用した蒸気浴だった

こんなにもお湯に浸かる習慣がある国は少ないのかと思っていると、
温泉のある国では日本のような大浴場があった、
中でもアイスランドの浴場は行ってみたいNo1

夏に行くこともあり、海外でも入浴したいという願望は全くなく、
その国の文化を体感するにはその国の人のように過ごすのがいい
と考えているので、フィンランドではサウナを利用するつもりだけど、
お風呂事情だけでこんなにも違うのか!と
改めて異文化交流が知覚を広げてくれるということを実感した。


Facebookグループでリアルタイム活動報告してます。
里山暮らし大好き【ミライの村づくり】 | Facebook



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?