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老師たちのリーダーシップ

老舗の町中華と有名人たち

昨日、飲み会があった。

3つのテーブルに分かれて座り、
それぞれ談笑しながら、美味しく食べた。

水道橋にある「北京亭」という老舗のお店で、
高級とは正反対の、年季の入った町中華という感じで、
政治家や文化人の色紙がたくさん貼ってあるが、
政治家はどれもこれも野党系の国会議員。
やっぱり自民党の人たちはこんなところこないんだろうなあ、
と思っていたら、
「内閣総理大臣 村山富市」
とあった。
野党系は総理大臣でも来るのになあ、と笑っちゃった。

カレーが美味いらしいけど食べそこねた

餃子が食べたい!

料理はひとり3000円で、ってお店にお願いしたら、
けっこうな量がでてきた。
青椒肉絲(チンジャオロース)とか麻婆豆腐とか、
誰でも知ってるし食べたことある料理が、
中くらいの皿にでてきて、それを小皿に分けてとって食べた。

餃子を食べたい、というリクエストがあったので、
焼き餃子と水餃子をエキストラで多めにしてもらった。

あることに気がついた

笑いながらおしゃべりしながら食べながら、
テーブルをはしごしながら、気がついた。

ひとつのテーブルだけが、きれいに料理がなくなり、
あとのふたつのテーブルは、あまり手を付けられてなかった。

談笑しながら食べていたのはどのテーブルも同じだが、
きれいに料理がなくなったテーブルは、
料理が運ばれてくると、誰かがみんなの小皿に分けていた。
料理が残ったテーブルは、
料理が運ばれてくると、思い思いにそれぞれが箸を伸ばして、
自分の小皿にとって食べていた。

リーダーシップだなあ、と思いながら眺めていた。

これさえやれば、リーダーシップ

リーダーシップにはいろんなタイプがあるが、
みんながリーダーシップを発揮する「シェアド・リーダーシップ」では、
「リーダーシップ最小3要素」というのがある。
これさえ心がけて実践すれば、リーダーシップをとれる、
という3つの要素。

①目標設定、共有
②率先垂範(真っ先にやる)
③相互支援

料理が運ばれてきたらすぐに取り分ける。
取り分けられて目の前に来た料理は、
なんとなくのリズムで箸を伸ばすし、
一口食べれば二口三口、で自分の小皿はきれいになる。

テーブルの真ん中だったり自分では届かないところにある食べ物は、
どうしても手をのばすタイミングが必要になるし、
しばらく置いておいたら、
「まあ、コロナだしやめとくか」
みたいなことにもなるかも。

誰かがさっと小分けにし始めれば、
次の料理が運ばれてくると、別の誰かがそれに倣う。
小分けにする役割を「リーダー」だとすれば、
リーダーが交代しながら、食事が進んでいく。

そのテーブルには、老先生たちが座っていた。
(若先生もいた)
さすがだなあ、と失礼ながら感心した。

そしてわたしたちはそれなりに社会経験を踏み、
知識もスキルも上がってきたが、
まだまだ老師たちにはかなわない、とうれしくなった。