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「表現者」の視点になってみると世界の解像度が上がる

はじめに

おはようございます。
むぎです。

最近ふと振り返ると、
私は仕事でもプライベートでも
何かを「作る」もしくは「表現する」
ということをしてきていて、
だからこそ当たり前になっていた物事の見方が意外と多くの方とは違うのかも
しれないなと思ったので、
ちょっと検証も兼ねて
「作り手側の視点」について
書いてみようと思います。

同じように現在、または過去に
何かを「作る」経験をしていた方には
共感していただけるかもしれません。

そうでなかった人は、
ぜひこれを機に何かを「作る」人の視点を
取り入れていただくと、
世界の見え方が変わるかもしれませんよ。

形は違えど常に何かを表現してきた人生

遥か昔まで遡ると、
中学生の時は美術部として
絵を描いて「表現」していました。
大学時代にはバンドで
音を鳴らして「表現」してきて、
現在はプログラマーとしてコードを書いて
ウェブサービスやアプリのデザイン、
動作を「表現」したり、
こうしてnoteで文章を書いて
自分の思考を「表現」しています。

やっていること自体は全てバラバラですが、
全て一貫して
何かを作り出して表現する
ということをしてきていました。

これらは全て当たり前に私の近くにあったし、
当然のように触れてきたものでもありました。

でも、作る前は
なんとなくそこにあるだけのもの
のように思っていたんですよね。

普段自分の見えている世界を
視野とするのならば、
全てが視界には入っている。

でもあえて焦点を合わせるほどでもない。
ただ視界の端にあるだけ
のように感じていたんですよね。

伝わるかな、この感じ。
伝わっていなかったら私の表現力が
まだまだということですね。
はい、次に行きます。

当事者になってみると気づきが多い

いざ自分が作る側になると、
今まで表面上しか見えなかったものが
すごく細かいところまで
見えるようになってきます。

音楽なんかわかりやすくて、
おそらく、多くの人は
流れてくる音楽の主旋律、ボーカルをメインで
聞いていることが多いかと思います。

でも楽器やったことある人だったら、
けっこう自分のやっているパートに
つい耳がいっちゃうんじゃないでしょうか。

裏で鳴っているこのフレーズたまらん!
なんてことは日常茶飯事です笑

余談ですが自分はギター担当でしたが
聴く時はベースとドラムのリズム隊に
注目しちゃいます。

こんな具合で、今の仕事を始めてから
自分が普段使っているアプリなども
これは裏でどんな処理が動いているんだろう。

この画面のデザインはどう書けば
再現できるんだろう。

なんてことを考えながら
操作をするようになりましたね。

こうやって自分の見える世界が
広がってくると、
普段何気なく過ごしている中でも
意外な発見があって楽しいんですよね。

すると自分の中にWhyが積み重なっていき、
どんどん興味の幅も広がってくる
そしてそれを実現する方法を考える
という好循環に入ることができます。

なぜ?
という疑問が多く出るようになる
ということは
それだけ日常の中で気づきが増えている
ということです。

こうして得た気づきが
一見関係のない自分の他の悩みと
思わぬところで結びついて
答えが見つかったりすることもあります。

一度こんな感覚を思えると、
このプロセスが心地良過ぎて
やめられなくなっちゃうんですよね笑

おわりに

さて、今回は作る側になることで
得られる気づきが多いという話でした。

私はたまたまこれまで何かを作るという
経験を多くしてきていたので
こういう気づきを得ることができましたが、
もしあなたが今何かを作る、表現することを
していないのであれば
ぜひやってほしいなと思います。

初めは外に向けてアウトプットすることまでは考えずに、
単なる自己満足くらいでも十分です。

それでも今まで自分が何気なく
触れていたものを
より深く理解できるようになり、
その延長で世の中のあらゆる事象に対しても徐々に
深く理解したいと思い、
気になることが増えてくると思います。

何かを作るということは
必ずしもゼロイチである必要もないと
思っています。

既にあるものを再現してみる。

コピーからも学べることはたくさんあります。
コピーバンドで好きなバンドの曲を
やるのなんて
幸せ以外の何者でもないですからね。

何より自分がやってみることで
改めて製作者の凄さを感じて、
より好きになるなんてこともザラです笑

一度作る側の体験をしてみる。
よかったら試してみてください。

今回も最後までご覧いただき
ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。

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