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「現状維持」はそんなに簡単ではない。

はじめに

おはようございます。
むぎです。

学生時代の友人と久しぶりに顔を合わせたりすると、
将来について真剣に考えている人もいれば、
自分は今の環境で気ままにやっていこうかなという人もいます。

どちらもあり方としては正しいと言えます。
向上心がある人はそのパッションがある限り
誰に言われることなく行動していくのでしょうから特に心配はいりませんよね。

どちらかというと変化を嫌い、
とりあえず満足している現状の維持を望んでいる人こそ危険信号が出ていると感じたので
今日は現状維持の難しさについて
書いてみようと思います。

何を持って「現状維持」とするか

今のままでいい、と一言で言っても
どこを基準に置くかで考え方が変わってきます。
職場の同僚を含めた環境なのか、
賃金なのか、
他にもいろいろあると思います。
しかし、これらはすべて自分の力ではどうこうするものではない
切り離された外的要因ですよね。
自分はそのままのつもりでも、
果たして周りは同じままで
あり続けるのでしょうか?

なんだかんだ世の中は変わり続けている

そうはいっても、
うちの職場はみんな勤続年数も長いし
変わることなんてあり得ないよ。
本当にそうでしょうか。

人間はみんな平等に歳をとります。
今の日本の制度だと60または65歳で
定年を迎えます。

また、もしかしたらその同僚それぞれの事情で転勤、退職などもあるかもしれませんし
中には精神的に追い詰められて
性格が変わってしまったという人も
いるかもしれません。

その会社ひとつを一つを取ってみても、
ずっと同じ契約先との関係性が担保されているということはなく、
利益を出し続けるためには常に
新規の顧客獲得に向けて動かなければ
いけません。

自身の賃金について、
そこまで悪い金額ではないし
安定しているから大丈夫。

これが今は一番危険かもしれません。
昨今ニュースでも話題になっているように、今日本か急激な物価上昇に見舞われています。

今のペースのままとはいかないまでも、
過去から遡っても物価はずっと上がり続けています。
自動販売機で例えれば、昔は80円とか、100円で買えていたものが今では最低でも120円、160円程度が当たり前になってきましたよね?
マクドナルドのハンバーガーも近年では毎年のように値上がりし、100円で食べることができていた時代が既に懐かしいです。

物価上昇
物価は上がり続けている

このように、モノの値段が上がり続けている中、自分の収入が変わらないということは、
実質的に収入が減っていると言えるでしょう。

つまり、現状維持しているつもりが、
いつの間にか衰退していたなんてことに
なり得るわけです。

自分を変化させなければ現状維持はできない

ここまでで自分が現状維持を望んでいても、
周りは常に変わり続けているということに
触れてきました。

ということは
現場維持するためには
自分が変化し続けなければいけない
という結論に至るかと思います。

ダイエットの例で例えましょう。
正直体重を減らそうと思ったら
ご飯を食べなければ簡単に痩せます。
でも生きていくために全く食べない訳には
いかないですよね?
でも食べたらまた太る。
だから運動が必要なのです。
食生活が不安定なら運動で調整する。
運動できるか自信がないなら食事で調整する。
こうやって多方面で調整することで
体重の維持、または減量することができます。

これを先ほどまでの例で例えるなら、
職場環境を快適に保つためには
周りに依存しているだけではなく、
自分の働きかけで人間関係、職場環境においても快適さを維持できるかもしれません。

もしかしたら別の環境に飛び出してみると
思いの外そこがまた同じくらい快適な場所
だったりするかもしれません。
給料については、
自分で副業を始めて本業以外の収入源を
作るもよし、
その職場で昇進の見込みがあるなら
チャレンジしてみるもよし。

もしかしたら
今とは別の環境に身を置いてみることで
今とさほど変わらない仕事内容で
報酬アップが見込めるかもしれません。

いずれにしても何かしらあなたからの
能動的なアクションがあってこそ
実現できることです。

おわりに

さて、ここまで現状維持の難しさ、
現状維持するためのアクションプランについてお話ししてきました。

結局のところ、現状維持をするためには
変化をしなければいけない。

これが私の考えです。

現状維持をしたいという心理の奥には
自分が快適でありたいという
本音があったりします。

では自分が快適であるためには何をすべきか、これが考えるべきことなのかなと思います。

日本では何かと変化を嫌うことが風習
と言いますか、
そういう考えに慣れてしまっている部分が多いのは承知していますが、
冒頭でもお話ししたように、
世界は常に変化し続けています。

この変化に置いていかれないように
私も日々進化し続けたいと思います。

皆さんにとっても何かアクションを起こす
きっかけになってくれればいいなと思います。

今回も最後までご覧いただき
ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。


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