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詩人むねさんの世界

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私の詩達。どうぞご覧あれ。
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#毎日note

《詩》本当の詩の読み方

《詩》本当の詩の読み方

今この瞬間わたしは先駆者
カテゴライズされた先人
先人はカテゴライズされた
瞬間、私のみ
狂言的ファナティック
今 無数の核 触覚的感知
DADAとやゆよ、雷と華 

直下的直感

そうだろう、そうなんだ。

詩なんて真剣に読むもんじゃない!

ザッと読め、ざっくりと、適当に

むしろ読むものじゃない

もののふ武士 罵詈雑言Paris 混沌カオス

旅行はちと疲れる 詩読同様に

そして、は

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《詩》コオロギ社長

《詩》コオロギ社長

目に寄りつく虫は
一体なにをしたいのだろう
投宿したいか?
「よろしい!」
片方の目を譲ってあげようかな
と思う私の足元を這う蟋蟀社長

《詩》人生の高い壁

《詩》人生の高い壁

わたしの前に立ちはだかる
天につきささる巨大なる壁
見上げる煉瓦はバーガンディー
しらじらしくも横から越して行く
「あってないようなもんだね〜」
わたしはそうつぶやきましたとさ

そのとおり、壁なんかない、人生には。

《詩》蝶の時

《詩》蝶の時

蝶がいた

その色艶

パープルブルー

廻る巡るぐるる

わたしは笑顔にっこり

《詩》ホテル1916

《詩》ホテル1916

九階、眺望す
小学校 小雨 グラウンド
朝に見た 遅刻少女
探検家 おさんぽ 一番街 蔦まく家
仄暗いマネキン 活気ない酒場通り
海にきた 大村湾 白い鴎 曇天
あの少女はセイレーン

《詩》朝の珈琲そして天道虫

《詩》朝の珈琲そして天道虫

迷い込んだてんとう虫
背にしょった色彩は激動
コーヒー、カフェイン、
色彩、ずっと寝惚け眼、
「はやく目を醒まして...」