「旅」
お久しぶりです。
気にしていないと簡単に時は過ぎ、ここに来るのも歩みが遅くなっているノラネコです。
前回から変わった事・・・
特にないです('ω')
ああ、そういえば12月の頭に娘を連れて札幌に行ってきました。
1泊2日でしたが、ノンビリ午後から札幌と小樽に
札幌はプリンスに宿泊して、翌日列車で小樽へ、行ってみたら御覧の通り僅かに積雪があり、内地の人間としては「少しだけ」雪を見るのにはちょうどいい時期でした。今行ったら雪に埋まって身動き取れませんね('_')
旅は心を豊かにする
そんな言葉を誰かから聞きましたけど、僅かな時間でも非日常を体験する事は大切だと実感しました。
一年ごとに娘を連れて旅行に行くのは、自分自身が親から「旅に出る事」の大切さと視野を広げる事の有用性について教えられなかったからです。
あれはダメ、これはダメとダメダメばかりで物だけ与えられても心は育ちません。
まあ、それは実家の方で起きていた事で母の実家では結構自由にさせてもらいました。
過去に母と母方の祖母と箱根に行った時の話です。
一回りして、帰りのバスを待っていた時、芦ノ湖から小田原まで戻るバスは複数系統ありました。当時は今みたいにネットもスマホも無い時代ですから、調べるのは「読む」か「聞く」しかありません。
まあ、お母さんが聞いてくれるっしょ?
とか思って「どれ乗って帰る?」と聞いたら
「バスの前に運転手さんいるでしょ?どのバスが一番早く着くか聞いてきてみな」
「は?( ゚Д゚)」
「自分で聞かなきゃわからないじゃない?女の子じゃないんだから、しっかりしなきゃね?」
いきなり突き放された感じがして唖然としました。
母は若い頃に長崎やら大阪やらと色々旅行に行っていた事をアルバムを見て知っていたので、旅行慣れしていると当時10歳の私は安心していました。
どこに行きたいって 言えば連れて行ってくれる
そんな甘さは一瞬にして無くなり、自分で聞かなければ・・・
何言ってるの?って思われるかも知れませんが、当時のバス運転士さんは出発前のバス横でしゃがみこんでタバコ吸っている様な今では考えられない人が多かったのです。
そこに一人で行って来いって((+_+))
当時は無責任とか無謀とか馬鹿とか母の事を思いましたね
でも、本人がそこまで考えていたかは別として「自分で行動を起こす」事はとても大切なことだったのです。
今、タクシーの乗務中にも若いお客さんで
視野に入りそうな所に立って、こちらからのアクションを待っている・・・
「スライムは、仲間になりたそうに、こちらを見ている」
ドラクエの仲間になりたいスライム状態の若いお客さんが結構います(-"-)
きっと彼らは親御さんが全部面倒見てくれたのでしょうね、だから自分で行動を起こす事をしないのでしょうね。
そうならない様に、いきなり聞いて来いと言い出した母の行動は今となっては正しい物だと思っています。
なので、前回もそうでしたが、娘と旅行に行く時は時々「ボケ」ます。
急に「どの電車乗ればいい?」とか「チェックアウトお願い~」とか言い出したり(^^♪
もちろん、下調べはしてギリギリの所でミスりそうになったら止めますけどね。彼女は横浜生まれなので、小田急とか乗ると自信もって逆方向に案内してくれます( ´∀` )
自発性と言うのでしょうか?自分の事は自分でやる。昔は当たり前だった気がしますが、今の若い方々にはかけている様なので、時々会う娘には厳しく?しています。
さて、これから一眠りして乗務となります。
今日は、仲間になりたそうに見ているキャラが出ませんように~
((´∀`))ケラケラ
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