0066:終わりが始まりで、始まりが終わりで
人生に、意味があるという「仮定」
繰り返す このポリリズム
あの衝動は まるで恋だね
繰り返す いつかみたいな
あの光景が 蘇るの
(『ポリリズム』(Perfume))
このブログでもちょいちょい取り上げてますけど、人生が終わった後、天国へ帰って、そんでまた、こちらの地獄世界に帰ってくる、そういういわゆる「輪廻転生」という現象を、汝らはどのようにお考えでしょうか。
「人生は、死んだらそれで終わり、あとはただの無」
という人生観もあるとは思いますが(なにせ、知覚できませんのでね)、わしらの人生が「存在している」ことだけは事実なので、この事実が存在することに「意味がある」のだとしたら、やっぱりこれまでわしが書いてきたような、わしらの命に
天国 → 地獄 → 天国 → 地獄・・・
というようなループのようなものが存在するという仮定は、わしはそれなりに理にかなっていると思っています。
繰り返す、また繰り返す
わしらが生きていることに意味があるのなら、
当然、わしらが生まれてくる理由があるはずです。
生まれてくることに理由があるなら、
当然、生まれる前にその理由が発生しているはずです。
生まれてくる前に理由が発生するなら、
当然、生まれてくる前にいた場所、というのがあるはずです。
その場所から、今いる場所に来る理由があるのは、
当然、今いる場所に用事があるからです。
今いる場所に用事があるというのは、
すなわち、前にもこの場所に来たことがあって、またすべきことがある、ということですよね。
・・・こう考えると、先に挙げた「天国←→地獄」のループ、行ったり来たりっていうのも、やっぱり起こって当然な現象なんじゃないかって思えるんですよね。
その理由は、おなじみの「個別のドラマ」(0002)だったりするんですが、なんでこの「個別のドラマ」を体験する旅を、わしらは何度も何度もやるんでしょうか。
時間もまた、繰り返す
その理由は「最終的なゴール」があるから、と考えるのが自然です。
d(^~゜ )
つまり、です。時の果てにはその、すべての命がたどるべき「最終的なゴール」が、設定されているということになります。
前回(0065)書いたように、時の終わりというのは、円を描いてる時間軸の、そのゴールの点を指します。
そのゴールを表す時間軸の点は、すべての終わりの時点でもあり、すべての始まりの時点でもあります。
ということは、
人生と同じように、時間も、繰り返す
んです。何度も何度も。
宇宙が誕生する瞬間から、すべてがビッグバン前の状態になるまで・・・
(転載注:時間が一周すると、三次元空間が裏返しになります。その結果、今まで表だった世界が裏に、裏だった世界が表になります。それがビッグバンと呼ばれる現象です。なので、時間軸が円を一周すると、世界はビッグバン前の状態に戻ります・・・ま、これは難しいので別に理解しなくていいです(笑))
それは、わしらの時間感覚(たとえば、地球が太陽の周りを1周するのが一年、とかいうちっぽけな単位)で考えたら、それこそもうマジで全っ然想像すら追いつかないほど、長い時間だと思います。
でも、思い出してください。天国では時間が「流れない」んでしたよね(0056)。
なので、こんな途方もない長さの時間ですら、「上からいっぺんに全部を見渡す」ことが、できてしまいます。
それはまるで、わしらが夜空の星々を眺めて、星座を生み出したかのように、様々な「個別のドラマ」で、キラキラ輝いて見える、のかもしれませんね。
(^~^ )
神さまの視点から見ると、時間なんて、一枚の絵みたいなもんなんでしょうかね。やっぱ神さまはすごいですね。全知全能って言い張るだけあります(笑)。
神さまは、もちろんこの「時間のループ」を、眺めています。いや、自ら中に入って、そのループを体験しています。
わしらや汝、それそのものが、神さまの体験だ、という話をしましたよね(0061,0063)。神さまは、自分が設定したゴールに着実に進む「時間の流れ」を、地獄世界で汝になることで、自ら体験しようとしているのです。
そして、神さまはすでに知っています。時間にはちゃんと「ゴール」があって、そちらに
確実にたどり着く
ことを。だって、上からいっぺんに、そうなっている様子を見れるんですから。
d(^~゜ )
なので、時の終わりというものはいつか訪れますが、それは、神さまが最初から最後までをいっぺんに見ながら、きっちり正確にデザインしたものになっているはずです。安心して、わしらはわしらの日々を生きましょう(笑)。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
次は、そんな神さまのデザインを信じてみようぜ! という話をしようかな。
わしの話は信じないでね(笑)。
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これは、拙ブログ『人生はなぜ辛いのか、と思った時に読むブログ』からの転載です。イラストや強調で分かりやすい、本家サイトはこちら。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/
このブログの文章を初めてお読みの方は、ぜひ第1回からお読みください。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/2018/09/0001.html
今回のエントリーのページはこちら。
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「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)