0002:「人生の目的」という言葉が持つ、二つの意味
前回、わしは
『人生というものが、何故あるのか、その疑問こそが鍵だ』
と書きました。
ずっと、わしの長い話をどこから始めるのか悩んできたのですが、ちょうどいい機会なので、ここから話を始めてみたいと思います。
「個別のドラマ」を超えて
汝らは、人生とは何だろう、と考えるとき、どんなことを頭に浮かべますか?
例えば、仕事のこと。
例えば、家族のこと。
例えば、恋人や友達のこと。
例えば、お金や物のこと。
いろいろなことを思い浮かべると思います。
そして、それにこそ、人生の意味や目的がある、とお思いになるのではないでしょうか?
「僕の人生は、仕事でたくさんの人を喜ばせたり、助けたりするのが目標だ」
「私の人生は、家族や友人を幸せにするためにあるんだ」
「人生なんて、所詮はお金や地位で決まるんだ、だから自分は負け犬だ」
こんな風に、人それぞれ、人生にはいろんな目標設定や、価値基準があると思います。人生観、なんて言い方もありますね。
でも、わしが扱う話は、こういった「個別のドラマ」の話ではありません。
そのもう一つ奥にある話、つまり
人生というものはどういう仕組みで成り立っているシステムなのか
という話題を取り扱うつもりです。
『人生の目的』という言葉の持つ、2つの意味
さっきからしきりに「人生とは何か」ということを書いてきましたが、この言葉には二つの意味があると、わしは考えています。
一つは、「個別のドラマ」(仕事や人間関係、生存方法に関わる人生観)とわしが呼んでいる概念。
もう一つは、先に書いたように「システム」として捉えた、人生というもの、そのものの存在意義です。
正直言って、わしは個別のドラマには、あまり興味がありません。性格なんでしょうね(笑)。まぁ、ドラマティックなのは、自分の人生で結構お腹いっぱいな感じがありますので・・・
(^~^;)
ですので、ここからは、わしが考えた「システム」としての、人生の存在意義を語っていこうと思います。
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わしはシンプルなものが好きなので、できれば一言二言で、すべてを上手に説明してしまいたい・・・ですが、そうするには、人生というものは非常に複雑なシステムの上で成立しているので、なかなかそうはいかないかと思います。
難しい部分もあるかもしれませんが、コメント欄などでご質問下されば、できる限り対応するつもりです(虚弱体質なので、無理なときはゴメンナサイです)。
(^~^;)
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これは、拙ブログ『人生はなぜ辛いのか、と思った時に読むブログ』からの転載です。イラストや強調で分かりやすい、本家サイトはこちら。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/
このブログの文章を初めてお読みの方は、ぜひ第1回からお読みください。
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「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)