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ぜひ食を深く味わって。おすすめポッドキャスト。

こんばんは、Mumです。
私は何かと生活の瞬間瞬間に音楽やASMR、ラジオを‘‘お供‘‘に連れていきます。
頭を使わず作業したり、歩いたりするときには日本のアーティストさんの音楽やラジオ、ポットキャスト。しっかり耳に言葉を感じる。新しい刺激をキャッチできる瞬間。
こうやってnoteを書いたり、何かやっているけれど煮詰まってきたなあって時に、洋楽やKpop、英語や韓国語のASMR。流れに身を任せて、ほどほどに心拍数上がる感じ。よしよしっちょいエネルギーチャージみたいに。

こんな感じで分けている気がします。
今回は珍しく私の好きなポッドキャストのお話をしようと思います。
え、こういうマインド以外の載せるの初めてじゃない?(笑)
それは...

「味な副音声~voice of food~」

フードエッセイスト平野紗季子さんがお届けくださるポッドキャスト。
Spotifyで聴く事ができます!パーソナリティを務める平野紗季子さんは元博報堂のコピーライターだったそうで、写真家の奥山由之さんとご結婚されています。”かわいい”ではなくかわい”らしい”、少し周りの世界とは違ったゆがみがかった儚さがとっても素敵だと思います。
食欲の”しもべ”と自負した平野紗季子さんが、飲食店プロデューサーや、オーナー、はたまた紗季子さんお気に入りのお店からお料理やお菓子をお招きして食について語る内容です。

ゲストにまさかのお料理が登場する事には驚きですし、
人間と変わらず「わあ~いらっしゃいませ~~」とか「お越し頂きましたと」声掛けする平野さんの食への敬意やお茶目さがまたクスっと笑みを浮かべてしまうMumです。笑
きっと目を輝かせていらっしゃるのではないだろうか...と(笑)

ということで、今回は魅力として3つ挙げさせて頂きます!


①言葉のチョイスがなじみ深い。
かつふわっとファンタジーを漂わせている。

これはさすがフードエッセイスト平野紗季子さんだと思います。私は失礼ながらこのポッドキャストで初めて存在を知ったのですが、こんなに食に心を躍らせ、かつ真っ正面から向き合って味わう方々がいる事にリスペクトでしかありません。そして、ここまで言葉で奥行きある世界を生み出せることに、まあ目を丸くさせちゃいます。
私も食べる事、作る事大好きですが平野さんの感度の高さに驚かされます(笑)
その分、多彩なご体験、ご経験がある分、言葉がとてもキャッチ―!
キャッチ―といっても単に引っかかるだけ、ではないんです。
お料理であるような、この言葉なんだ?とか、どんな意味の英語なの...きになる!みたいな誘う言葉ではありません。

食べた時の感想や、テーマのエピソード、お料理やお店の文化をなじみある、まあるい言葉で例え話をしてくださるんですよね。
何気ない日常の衣食住に隠された感覚を拾ってきたような、必ず持っているみんなの感情を切り取ったような、でもちょっと複数レイヤーをまとわせて、センスぅ~~!と唸る表現もあるような。
儚いけど抱きしめていたい、人間らしいかわいい表現が好きです。
冷たいあんこの回があるのですが、
水ようかんを食べた際に、「この上をスケートで滑りたい、転んだ振りしてかじりたいね」と笑っておっしゃって。思わず妄想しちゃいたいMumさんはしっかり音声止めてイメージしましたね。
だって転んだふりしちゃうのよ?(笑)お茶目さんと水ようかんへの愛が溢れているのが自然と伝わってきませんか??(我、熱くなるな)


②ゲストさんとの共感の嵐トーク+残さず完食できるトーク

平野さんは、まさしくゲストの方とお話しするときに全肯定するタイプのお方です。「なるほどなぁ~」「確かに!」とか、良く使っている印象を受けますし、確かに議論しているんだけれど、相手の話を受け止め眺めたキーワードの中から拾っておめかしして返すみたいな。相手の方にもおおおそれ求めてた!みたいなキラキラ光るスパイスを振りかけるお方なのだな~と思います。
お話がどんどん、高まっていくところにこちらまで幸せをおすそ分けしてもらってますね。(笑)
聴いていて、雑味や痺れすぎる辛味がない。でも深い味とスパイスはたっぷり備わっている。それはきっと、様々な話題で熟成したり発酵したワードが散りばめられているからだと思いますね。

そして、平野さんもゲストさんもグルメな方なので、品のある美味しいお店をたくさん知っていらっしゃいます。でも、庶民の味や飾らない味へも愛を注ぐお方なんです。
自分は知らない世界が多く、咀嚼するのが難しいグルメの話題もあるのですが、時よりモンテール!ファミマ!?みたいに手を伸ばせば近くにある存在が散りばめられていて、抵抗なく聴く事が出来ます。ロイヤルホストの回とかも面白くておすすめです!
聴いた後、紹介されたお店を検索してみたり「へえ、意外と踏み出してみると面白いじゃん」と最後まで残さず楽しめるところも魅力。

そして最後!

③エンドロールのお決まり「あ~おなかすいた」が
病みつきになる!

これは聴いていただかないと分からないですね。笑
最後のお決まりセリフはどんなラジオやポッドキャストでもあるとは思うのですが、平野さんのセリフは、「あ~おなかすいた」という言葉です。
これは一見棒読みと言えてしまうのではないか...?と思わせる程、ストレートでシミ一つないシーツのような「あ~おなかすいた」なんですよね...

で~~もこれが、病みつきになっちゃうんです。笑
もっと少年の胃袋の様に元気いっぱいでむしろ食欲に蝕まれた様な
「あぁ~!!おなかすいたああ!」もこの後何か食べちゃおうよ?みたいな誘惑がありそうですが。
この飾らない、余計なものがない、でも人間の温かさがある。
そんな「あ~おなかすいた」がある事によって、
じんわりからだの奥底で「あぁ...食べるってステキ」って心にとどめたまま終幕できるし、また次の食の開幕に心躍らされる気がするんです。
ぜひ注目して聴いてみてください。たぶん気に入ると思います。笑

以上です!!いかがでしたでしょうか?
人気なポッドキャストだと思うので、
みなさんのおすすめの回や感想があればぜひぜひ。

それではまたね~~👋



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