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人生をReBornする【人的資本主義?】

今、企業の経営や人事部門でのバズワードとなっているのが、「人的資本主義経営」です。(もう一つ、Well-beingというのもありますが。。)

昔から「企業は人なり」と言われ続けているにもかかわらず、今更ながら人が大切だ、人の育成をしなければならない!と言われていることには強い違和感を覚えながらも、社員の個の多様性を認め、それを活かしていくことが求められており、それに対して企業経営が主体的にサポートするのは必要なことだと思います。

しかし、現在の人的資本主義経営は、企業としてのその施策の開示が求められているという要因も大きく、本質的な議論はなされていません。

そこに私は危機感を覚えます。日本の企業経営は何故こうなのか?
私のいた銀行も、経営のメッセージはただ「儲けろ!」でした。
経営は、こういう姿の社員を求めている、だからこういう人的施策を設けてそれをサポートする!といったメッセージは一切ありません。

もはや企業経営に社員が育成されることを認めるのではなく、社員一人一人が自らの選択の中で自分の価値を高める時代なのだと思います。
想定外のことが起きることが想定される時代なのです。
いつ企業経営が変調をきたすとも限らないのですから、社員が自ら自律性を持って自分の価値を上げ、どのような変化にも対応できる体力をつける必要があるのです。

それが、会社にいる時だけではなく、退職後も人生の資産となり、ワクワクした人生を生きることに繋がると思うのです。


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