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POOLO JOB#10 伝えるための文章術・企画力/中村洋太さん

こんにちは、まゆです。

POLOOJOBの講義をまとめてきましたが、いつしかそれも残り数回となってきました。今回は個人的に刺さった回だったので、テンション高めでまとめていきたいと思います。

5月31日の講義のゲストは中村洋太さん(@yota1029)。今までのライティングの講義とは一味違う、自主企画の話が印象的でした。

中村さん自身が、大学時代には西ヨーロッパを自転車でまわるために協賛を集める、東海道を実際に歩いてみる、自転車で台湾一周してみるなど、多くのユニークな企画をなさってきました。

面白い自主企画で突き抜ける。そんな中村さんのお話は、インタビューや自主企画にわくわくして、エンジンを注いでくれるものでした。


企画の面白さ=アホ×知性×真剣さ

人がやらないことをするのが大切。でも、そんなこと自分にできるんだろうか、そう思いませんか。私はそんな突き抜けたことできないのではないかと思っていました。

でも、中村さんによると、アホと知性と真剣さを掛け合わせればできるらしいのです。例えば、東海道を東京から京都まで歩く企画を思いついたとき、中村さんは東海道五十三次と各地のクラフトビールを掛け合わせました。

歴史の要素は、昔の人が歩いた道がどれだけ大変だったのか、それを現代人ができるのかという知的好奇心を掻き立てます。また、東海道沿いに醸造所が多いと気づいてクラフトビールを53杯飲む要素を加えたら、歴史に興味がない層にも読者の可能性が広がります。

真剣なので、出発前にプロに企画のイラストまで描いてもらったそうです。周囲の人にも真剣だということが伝わります。

自分がアホになれることは一体なんなのか、まずはそれを見つけてみたいと思います。純粋に面白そうと思うことはあるはず。それがあるなら自腹でもやったほうがいいと中村さんは言いました。

三人称形式でインタビュー記事を書こう

趣味で100人以上をインタビューしたことがあるという中村さん。純粋にすごい!このくらい行動でも突き抜けないと!!とまずは意欲を掻き立てられます。

そんなインタビュー記事ですが、Q&Aの形式ではなく、より対象が際立ちかっこよく表現できる三人称形式で書くことがおすすめだそうです。難易度は上がりますが、今後のために練習したいと思いました。

・何を書かないかを決めること

まず、初心者は2000〜3500字を目指します。その中で、何を書かないかを決めるのが大切。最後まで読まれる文章を目指します。

・誰かに話したい順番で構成を考えること

三人称形式で難しいのは、ただの文字起こしの切りはりではなく、順番を考えること。もしインタビューの内容を別の誰かに雑談で話すなら、何から話そうと思うか。面白かったことや刺さったことを、対話するように見つけて組み立てていくそうです。


今回の講義を聞いて、もっとインタビューに挑戦してみようと思いました。まずは知人に頼んでインタビューの経験を積ませてもらいつつ、いい企画ができるようになりたいです。

また、この毎日noteでももう少し旅のエッセイの質にこだわっていきたいと思いました。わくわくしている間に、取り掛かっているインタビュー記事を書きたいと思います。



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