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スキを超えた

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スキを超えて、自分の考え方を変えてくれるような、何度も見直したくなる記事を自分のためにここに溜めています。
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果てしない文章推敲を「3ステップ」で効率的に終わらせる方法

文章は、「これで伝わるだろう」という淡い期待を簡単に裏切ります。伝えたいことを期待通りに伝えられるようになりたいのなら、「表現の質」を高めるための推敲の技術の習得が不可欠です。 この記事では、大切ながら手間のかかる推敲を「効率的に」実施する方法を紹介します。ほとんどはじめて論文を書くことになった学生さんが、論文原稿(卒論・修論)の価値を飛躍的に向上させるうえで役にたちます。また、論文に限らず、「正しく、詳しく、丁寧に伝えたい」という気持ちで文章を書こうとする場合には、さまざ

サービスは荒野に旗を立てるがごとく

サービスを生み出し、集客し、成長させていくとき、皆さんはどんなことをから考えますか?  自分は、一番最初に「荒野に旗を立てる絵」をイメージします。そういうメタファーを起点に考え始める。 まず、何もない荒野に一本の旗を立てる。その旗にどんな紋章を描くのか、聖句を刻むのか、そんなところからはじめます。そして、以下のようなイメージでサービスの道筋を考えます。 1. 荒野がある最初の状態。まだ何も存在せず、立ち寄るものは誰もいない。 2. 荒野にシンボルとなる旗を立てる荒野の

小学一年生 教科書を揉む

私は教科書を揉んだことがある。 教科書を揉むとはどういうことかというと、読んで字のごとく教科書を物理的にもみもみすることだ。 小学一年生の秋のこと。 今日は一年に一度のワクワクの日だ。 新しい国語の教科書が配られたのだ 私の通っていた小学校では、国語や算数の教科書は上下巻に分かれていて、その下巻が配られたのだった。 確か、下巻の一番最初の単元は『くじらぐも』 真新しい教科書に真新しい単元 クラスにはまるで新学期のようにワクワク、新鮮な空気が漂っていた。 もうすぐ

『自分の取り扱い説明書』を書いてみたら、人生というゲームの主人公気分になれた

仕事のことや体験談ならば筆が進むのだけど、自分の内面に向き合う文章はあまり得意ではない。 でも、書かずして自分と向き合うこともできないだろうなとも思うので、こうしてパソコンに向かっている。 自分のことを知るために、「取り扱い説明書」をつくってみるのが良いとおすすめしてもらった。 今年からパーソナル編集者をお願いしている、みずのさんからだ。 もとは爲末大さんが提唱されているとのこと。 どうやら、主観と客観を織り交ぜてつくると良いらしい。 今朝、どうしようもないことで

デザイン4原則でUIの観察眼を鍛える

ココナラのHead of Designをしている外崎(@TakumiTonosaki)です。弊社にもついに新卒デザイナーを迎えることになりました。育成プランを練る中で、若手UIデザイナーが最初に身につけたい、そして今後も汎用的に使えるスキルについて僕なりのアイデアが浮かんだのでこの記事を書きました。 ◎この記事読んでもらいたい人 ・新卒、若手UIデザイナー ・デザイナーのメンター ・情報設計が上手くなりたい人全般 デザインの本質と「情報設計」の重要性UIデザイナーとして学

発信に向き合う素振り

先日、大学で同じ研究室だった面々でちょっと久しぶりに集まって飲んでいた時の事です。 それぞれ仕事をしていたり作家活動をしていたり、その中でも色んな立場がありそれも40歳前後という節目で変化があったりと、各々の近況を話していた中で一際盛り上がったのがZ氏のプライベートトーク。 自分ごときの人生では到底太刀打ち出来ないバラエティ豊かなエピソードに嫉妬すら覚えますが、そういえばZ氏は大学時代からハチャメチャに"おもしろいヤツ"だった事を再認識したのです。 「その日 人類は思い出した

進行方向リバーシブルなデザイン② - エスカレーター +

 以前upした《進行方向リバーシブルなデザイン① - 幹線道路》との関連稿・類似事例です📖  前編は「対面通行の中央寄りの一車線が、時間帯により方向が異なる」という事例があった👀という話でしたが、幹線道路の自動車交通以外にも見られる、ということで、エスカレーター(対象はもちろん歩行者🏃)の例へと展開します。    下の写真は、2本並列設置のうちの片方の乗り口の足元を撮ったもの。  昇り:降り = 1:1 の当たり前の設定が、時間帯により(朝のみ)、昇りx2 に切り替わる運

「消費されるデザイン」から「資産となるデザイン」へブランドシフトするために

今、ビジネスの世界でデザインされる制作物の多くは、顧客ニーズを満たすような合理的な広告や話題性の高いクリエイティブな販促コンテンツがほとんどです。B&Hではそのような制作を、少し注意して向き合うべき対象として「消費されるデザイン」と呼んでいます。 その背景には、クリエイターの自己表現によって耳目を集める表現よりも、その企業やブランド自身が持つ競争優位性と文化的特性を丁寧かつ継続的に表現していくことで、より持続的な好循環を生み出すことができるという独自の理論があります。 私

深く考える訓練、その2

大学の授業用のサブ教材として、生徒に「深く考える」トレーニングの資料を作ってる。今回はその第2回目。 ひきつづき入門用の実践フレームワークを紹介。今回は、Pro-Con Lists(長所・短所リスト) だ。まだまだ簡単モード。 「長所・短所リスト」日本語にすると身も蓋もないが、"Pro-Con"とは長所・短所のことだ。この方法は、複数のプランから最も優れた候補を選ぶために用いる。 以下のようにして、各プランの長所と短所を分析してみよう。 「長所・短所リスト」の例例えば

「しあ」をもっと知りたくなったら読むnote

初めましての方も、お久しぶりの方も、どうも! しあです。 長崎生まれの福岡育ち、今は東京に住んでいます。 セルフプロデュースアーティストとして、仲間たちと日々音楽や作品をつくって届けています。今年から「友達がやってるカフェ」でも働いてる! 今日は、最近しあを知ってくれた方も多いと思うから、しあの沢山あるメディアの歩き方を紹介するよ! **初めましてさんは、1stアルバム「WORLD OF SHEER」をBGMにどぞ😉 ソーシャルネットワークサービス一番ラフに日常をポン

リモートワークからハイブリッドワークへ。社員が一堂に会する機会、どう有効活用?

コロナ禍で浸透したリモートワークを継続するのか、完全出社に戻すのか——。企業によって、あるいは会社と社員との間で、その考え方は分かれるところ。そんな中、デジタルエージェンシーのTAMは、10月から「毎週金曜日は出社日」とし、ハイブリッドワークを推進しています。 そこで問われるのが「出社する意味」。社員が一堂に会する機会をどのように有効活用できるでしょうか? そのヒントをTAMの社内交流活動に見いだせるかもしれません。ECチームのディレクターでありながら、「TAM Bar」「

意志のデザイン

どうすれば、「らしさ」と「経済性」が共存する事業を作れるのだろう。 どうすれば、新しく立ち上げたチームに、「意志をともにする仲間」が集まるのだろう。   KESIKIは、この4年間、「やさしさがめぐる経済」を目指し、多くのクライアントとともにそうした問いに取り組んできました。   2023年7月。新オフィスの竣工に合わせ、これまでワンチームとなってきたクライアントの方をお呼びし、感謝を伝えるオープニングパーティを開催。   パーティでは、クライアントも交えた二つのセッション

2分間ルールで習慣が変わる

こんにちは。 朝時間を充実させるコミュニティ、略して朝充メンバーのちほです。 今日は習慣化についてのお話です。 毎日の行動で習慣が占める割合は40% さっそくですが、みなさんはどんな習慣をお持ちですか? ・朝起きたらカーテンを開ける ・食事をしたら歯を磨く ・寝る前にはお風呂に入る などは代表的な習慣ですよね。 他にも、 ・毎日日記をつける ・通勤中は読書をする ・毎朝YouTube等でヨガやストレッチをする などの習慣を身につけている方もいらっしゃるかもしれませ

保育園に入れたら楽になるかと思ってた。

子供が産まれてからそろそろ1年になります。両親に似て体は小さいけど表情がしっかりしていてよく泣きよく笑い、呼べばハイハイして来るし、おもちゃをくれたり、手を振ってくれたり、一緒に拍手をしたりとだいぶコミュニケーションが取れるようになってきました。 子供のnoteは去年の8月に命名に関する記事を書いたきりでしたが、最近の子育てについて思ったこと、考えていることを、振り返りの意味で書いてみました。 子供は可愛い。生まれて11ヶ月が経ち、今月でついに1歳になります!冒頭でコミュ