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精神疾患はある日突然…④

バスに乗るという私なりのリハビリが始まる。

これは家族の協力がないと
非常に難しい作戦である。

・目的地は駅前の繁華街。
自宅からバスで30分くらいの距離
・私はバスで向かい、母は車で向かう。
・現地で合流して少し歩いて、帰りは母の車で帰る。
・具合が悪くなったら途中で降りて電話をする。

この条件のもといざ出発。
いろいろ神経質になっていたのだろう。
バスの音さえもこわかったが
無事に目的地へ到着。
この道中、やっぱり帰ろうと何度思ったことだろうか…(笑)

このリハビリは上手くいった。
上手くいったことで少し自信がついた。
私は意外と単純らしい。

ここまでできたのは母や父のおかげだろう。
精神疾患を持った人は診断が下された後
人としての自信を無くし、どん底に突き落とされる気分なのだ。
その時家族の支えがあって初めて這い上がれる。
もちろん自力で立て直せる人もいるのだが、
少なくとも私には家族の協力があったおかげで這い上がることができた。

ちなみに私はカウンセリングには行っていない。
なぜならカウンセリングしてどうにかなるような原因があったわけではないからだ。
そして私は待つのが大嫌い。心療内科の待ち時間ときたら私には逆にストレスになる。
適当に近況話して、薬をもらって淡々と毎日を過ごす方が自分にとってはいちばんの治療だと思ったのだ。

次回は仕事復帰について話していこうと思う。

🍀全話読んでくださっている方🍀
いつもありがとうございます。
少しでも誰かの役に立てたら、
そして参考になれたら幸いです。

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