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【学生向け】未経験でも大手IT企業に採用されるための戦略

近年AIを始めとするITの技術の進歩は目覚ましいものであり、我々の生活を業界を超えて大きく変革するような業界になっています。

このITの急速な成長に伴い、文系・理系関係なくIT企業を志望する人たちも増加傾向にあります。
小中学生のなりたい職業ランキングみたいなものをネットで適当にググっても上位にIT関連の業界が来るほど、若い世代の中でも注目されている業界です。

私は大学院卒業後から現在まで、日本で最大手に位置するIT企業でお仕事をさせていただいていますが、学生の時はITは全くの未経験で、プログラミングは一文字も書いたことがなかったレベルなのですが、採用していただきました。

この経験と自分が業務上インターンのサポートの業務を経験したこともあることから、未経験でも大手IT業界に採用されるための戦略を紹介したいと思いますので、これから就職活動を控えており、IT業界を考えている方はぜひ参考にしてみてください。


自身のキャリア紹介

先ほども書かせていただきましたが、私は現在、日本最大手に位置するIT企業で働かせていただいております。
(一応社名は控えさせていただきますが、転職で待遇を今より良くするなら外資系の会社しかないかなというような位置付けです)

学生の頃の就職活動では、IT未経験ではあったものの、大手IT企業を3社受けて、全て内定をいただきました。

現在はこの会社のグローバル関連の仕事をする事業部でお仕事をさせていただいておりますが、過去にインターンのサポートのお仕事をし、実際のインターンの選考を実施した経験もあります。

実際にインターンのサポート業務の際には、5人の少人数インターンであったにも関わらず、そこから入社をしてくれた学生がいるといった経験をしました。

カジュアルなところでいくと、学生の頃の研究室の後輩と会社の先輩の知り合いで、私のいる会社に受かりたいとのことで3人の後輩が相談しに来てくれたのですが、アドバイスをした後輩が3人とも見事に合格したといった経験も一応あります。

インターン生に関しては、IT経験がある学生さんだったのですが、他の3人の学生に関してはIT未経験で入社しており、私と同じ状況ではあるので、汎用的に使える戦略であると思います。

ズバリ、大手IT企業に採用されるためにやるべきこと

では早速ですが、大手IT企業に受かるためにやるべきことは、以下の二つです。

  • Paizaのプログラミングスキルチェックに取り組む

  • 基本情報や応用情報などの資格をとる

Paizaプログラミングスキルチェックとは、問題の難易度に応じてランクが分かれているのですが、文字通りプログラミングの問題を解いてランクを上げていくものになります。

これをやることによって、プログラミングの基礎体力を鍛えることができます。

リンクも貼っておくので、チェックしてみてください。

基本情報や応用情報といった資格は、IT業界では最も有名な国家資格であり、基本的な資格になります。

実際の業務ベースで問題が出されるので、業務経験のない段階から、IT業界ってこんなことやってるんだの概要は掴むことができます。
これらもリンクを貼っておきます。

ではなぜ、Paizaや資格を取得することで大手IT企業に採用していただけるのでしょうか。

理由としては、IT業界は入社後も常に勉強の毎日であるため、自分で必要な知識を判断し、着実にインプットできる人材が重宝されるからです。

もちろんIT業界である以上、学生の頃にIT経験のある学生は有利になる場合はあるのですが、採用の中では、ポテンシャル採用としても結構な数採用されます。

ポテンシャル採用の見ている観点としては、「この人入社後にどれくらい頑張って成長してくれるだろうか」というところを見ています。

なので、もし未経験だとしても、自分でPaizaを勉強してプログラミングスキルを向上させたとか、資格を取得して基礎力を磨いたという裏付けがあれば、このポテンシャル採用の基準にうまく引っ掛かることになります。

特にPaizaはランクがあったり、資格は合否がしっかりある分、面接をする側からしてもかなり分かりやすいです。

逆に未経験という事実が、未経験にも関わらず自分で勉強したと言えるようになるので、面接時の強みとしても十分力を発揮します。
(個人的にはバイト経験もしくはサークルでリーダーとかの内容を話すと、多くの人と被るので、こっちの方が断然いいと思っています)

勉強と聞くと少しめんどくささを感じるかもしれませんが、IT企業に入社する以上、どうせ入社後も色々なことを勉強することにはなるので、今のうちからのトレーニングと思って取り組んでみることをオススメします。

めんどくさい一方で、やることは明確なので、あとはやるだけです。

Paizaや基本情報、応用情報などの資格は市場価値にも直結しますし、やって損はないと思います。

以上まとめると、大手IT企業には必ずポテンシャル採用の枠があるので、その枠を狙い、Paizaのランクを上げておくことや資格を取得することで、採用に大きく有利に働きます。

未経験でも大丈夫!興味があるなら挑戦してみよう!

ここまで読んでいただくと、IT企業に入る際に、文系だとか未経験だとかそこまで関係ないことがお分かりいただけたかと思います。

実際に私のいる会社でも、文系の方は全体の4割くらいいますし、IT未経験の割合も含めれば、体感で5割弱くらいはいる気がします。

なので、IT企業に少しでも挑戦したいと考えているのであれば、文系だからとか未経験だからという理由で諦めないでください。

もちろん私が紹介したPaizaや資格を取得すれば必ずIT企業に入れるかといったら面接で他の要素も見られるため、100%ではないですが、やらないよりもやった方が確実に採用の可能性は上げられます。

先ほども話しましたが、未経験だからこそ、しっかりと必要な知識を把握して、自分で掴みに行ったというこの経験が逆に強みになり、面接も有利に進めることもできます。

やることは単純ですが、意外とこの辺に取り組まないで就活に臨む学生は多いので、チャンスと捉えて今から挑戦していただければと思います。

この記事を読んで少しでも誰かのモチベーションの向上に繋がれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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