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【読書感想文】論理的思考問題という本を読んでみて気づいたこと

毎日note更新ということで本日も更新していきます。

本日は読書感想文ということで、本屋でたまたま見つけ、面白そうだなと思ったので

「頭のいい人だけが解ける 論理的思考問題」

を読みました。

こちらの本ですが、最初は単純に問題を解いてみようという単純な好奇心から手に取ったのですが、いざ読み終えてみると気付かされることも結構あったので、読書感想文ということでまとめてみたいと思いました。


実際どれくらい解けたのか?

ではまず、私この本を読んだ際の問題はどれくらい解けたのでしょうか。

しっかりと数えてはいないのですが、体感としては6~7割くらい解けたかな〜といった感じでした。

気持ち的には時間をかけてでも8割以上は自力で解きたいと考えていたのですが、問題が予想以上に難しく、全然無理でした。。。

中には解説を読んでもすぐに理解できないこともあったりして、なんなら理解するのに結構苦戦もしました。

ただ、解けた時や解説を読んでわかった時は達成感がありますし、気づいたら、どんどん問題をやってしまうので、体験としてすごく楽しかったです。
(この本を読んでいてnoteの更新が遅れてしまうこともあったくらいです)

あとは勉強になることも非常に多かったです。

まずは基本的な例や極端な例から見ていくことや、仮説の立て方など、思考をする上での基本的な考え方を見直すことができたとも思います。

人間には知的好奇心があるため、問題の複雑さにもよりますが、ほとんどの人が面白いと感じれる内容だと思うので、ぜひ色々な人におすすめしたい本です。

読み終わって気づいたこと

ここでは、実際に本を読み終わった後での気づきについてまとめていきたいと思います。

思考を書き出すことの重要性

まず初めに気づいたのは、自分の思考を紙などに書き出す重要性です。

私はこの本のわからない問題の解説を読んで切る際に、

「あ、これ頭の中に一度浮かんでいたんだから、書き出してたらわかってたじゃん」

みたいなことが何度かありました。

このことから普段から自分が考えていることは重要か重要でないかは一旦おいておいて書き出してみるということが重要だと思いました。

初めは重要だと思っていなかったことが、後から繋がってきて問題を解く布石になることはよくありますし、書き出さないと忘れてしまってそのまま失われてしまう可能性もあります。

これは論理的思考問題を解く際だけでなく、普段の仕事などでも重要だと感じました。

自分の重要な考えを自分で見失ってしまわないよう、常に書き出してみるといった癖は大切にしたいなと感じました。
(自分の思考はいくら書き出しても減るもんじゃありません)

タイパ気にしすぎ問題

これも非常に重要だなと思ったのですが、自分が無意識のうちにタイパいわゆるタイムパフォーマンスを気にしていたなというところに気付かされました。

つまり学生の頃に比べて、長い時間同じ問題に没頭できる時間が短くなり、早く答えを求めるようになってしまっていたということです。

確かに最近の世の中では、このタイパが非常に重要視されている気がして、例えばYoutubeのショート動画やTiktokが流行っていたりだとか、ドラマや映画を倍速で見たりだとかそんな世の中になってきました。

仕事の面でも効率よく学ぶなど、タイパが重視されつつある傾向にあるなと感じています。

私はこの効率よくという響きがあまり好きではないですし、実際にある程度時間を使って学習したことでないと人間は定着しないことも分かっているので、タイパを気にせずに学ぶことを意識していました。

しかし、無意識のうちにこのような社会の影響を受けてはいたんだと気づき少しショックでした。

先ほども少し触れたのですが、答えばかりに意識が向きがちになり、すぐに答えを欲しがってしまうと、思考力そのものはどんどん鈍くなってしまいます。

思考力は何歳からでも鍛えることはできますが、筋トレと同じで、逆に鍛えないとどんどん落ちていってしまうので、諦めずにわからない問題に挑み続けるなど、思考力を欠如させないような学び方がこれからもできたらなと改めて実感しました。

AI時代に必要な能力への気づき

この本を読む中で気づいた大きな気づきの一つは、AI時代でも必要な能力に気づけたということです。

それはまさにこの本で鍛えることのできる論理的思考力です。

私はこの本を読む中で、「この難しい問題をAIにそのまま解かせたら解けるのだろうか」と疑問に思い、試してみました。

結果は、AIは難しい問題は難問か解けないものがあり、やはりAIもまだ万能ではないと実感しました。

ただ、AIは間違えた問題に対しても、それっぽい思考に至るまでの過程と回答を示してきます。

もしも自分がわからない問題に対して、これをされたらなんの疑いもなく信じてしまうのではないかというくらいのクオリティで、平気で嘘をついてきます。

こんな時こそまさにAIが出してくる答えに対して、「本当にそうか?」と疑うことができる論理的思考力が必要だなと感じました。

特にこれからの世の中はAIがどんどん使われるようになり、人間とAIとのやり取りはどんどん増えてきます。

AIの出してきた答えを鵜呑みにするのではなく、しっかりと自分の考えを持って、AIと共存するために論理的思考力は必須だと感じました。

まとめ

今回たまたま本屋で見つけた面白そうな本を読んでみたものの、読み終わってみたらいろんな方面で気づきがあったため、まとめさせていただきました。

やはり本を読むと、自分の予想もしなかった角度での気づきがあり、何かしら自分を成長させてくれるのでいいですよね。

タイパのところに関しては、すぐに答えを求めてしまい、じっくり物事を考えられなくなってきていることにショックを受けたので、諦めずにわからない問題に対して向かい続けられるような姿勢を取り戻していきたいと思います。

冒頭でも少し触れましたが、色んな人が楽しめる本だと思いますし、問題もレベル訳されていて解きやすいので、興味がある方はぜひ手にとってみてください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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