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デパ地下お惣菜風。とろとろジューシー「茄子のオイスターみぞれ和え」

夏に続き秋もおいしい茄子。茄子のおいしさは油の存在あってこそ、と考える我が家の鉄板茄子レシピ「茄子のオイスターみぞれ和え」をご紹介します。

「茄子のオイスターみぞれ和え」

【材料】2〜3人分
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・茄子      ……3本(正味350g)
・大根      ……300g
Aごま油     ……大さじ1
Aオイスターソース ……大さじ4
Aしょうゆ    ……大さじ1
・青ねぎ     ……適量
・油       ……適量

【作り方】
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①大根はすりおろす。200gになるよう水気を切り、【A】を混ぜ合わせる。
②茄子はヘタを落し、切り込みを入れて大きめのひと口大に切る。水気をよく拭いて高温の油で素揚げする。
③①とやさしく和え、器に盛り付けて刻んだ青ねぎを散らす。

【ポイント】
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▶オイスターソースはメーカーごとに多少濃さが違うため、味を見ながら加減する。レシピではカルディ「メガシェフ」を使用(塩分相当量1.67g/大さじ1杯)
▶茄子は余熱でも火が入るため、高温でサッと揚げる。
▶大根おろしは水分が多すぎると味が薄まるため、重さを目安に水切りを。

もっと詳しく

①おろしだれを作る。

しゃぶしゃぶのたれとしても◎

300gの大根をおろし、水分を切って200gにします。残った汁ははちみつと混ぜて飲むとのどのイガイガに効きますよ。

大根おろしと調味料を混ぜるだけで手軽にでき、 しゃぶしゃぶにも使える万能だれです。レタスや豚肉でおろしを巻くように食べるのが最高。驚くほどスルスルおろせる愛用の大根おろしはこちら

②茄子を切って素揚げする。

100均のねぎカッターが大活躍。

茄子は縦半分に切り、皮目に包丁を入れて3等分ほどの大きさに。切ってからすぐ揚げれば変色もしないので、揚げ物や炒め物に使うときは水にさらしません(私は)。断面もしっかり水気を拭き取るのをお忘れなく。

隠し包丁にはダイソーやセリアで手に入るねぎカッターがおすすめです。

茄子を素揚げする際は絶対に常温で!

茄子の素揚げでもっとも大切なのは、常温の茄子を使うこと

冷蔵保存した茄子を油で揚げると表面に汗をかき、バチバチと跳ねる原因に。フライパンに少量の油での揚げ焼きも、時間ばかりかかり効率が悪く、均一に揚がらないので私はおすすめしません。

そもそも茄子の保存は常温でOK。私は基本的にその日使う分だけを買い、状態がいいうちに調理します。が、すぐ使い切れない場合は洗ってよく拭き、一個ずつラップに包んで常温で保存しています(包むとシワシワにならない)。

揚げたての茄子は塩を振るだけでごちそう!

茄子を揚げるくらいでは油はそうそう汚れないので、ある程度深さがある油で、高温短時間で揚げるのがポイントです。

▼39秒でわかる茄子の素揚げのコツはこちら。

③茄子とおろしだれを和える。

茄子を揚げたらおろしだれに和えて完成です。和えてすぐはもちろん、冷やして味をなじませても(茄子同士で色が移るけどご愛嬌)。

おろしだれを作っておき、食べる直前に茄子を切って素揚げして和えれば5分ほどで完成します。大根おろしに辛味がある場合も同様に、たれの段階で時間をおくと味がまろやかになりますよ。


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暑さが厳しかった夏も過ぎ去り、揚げものもしやすい気候になってきました。

さっぱりとした大根おろしにオイスターソースでコクを足した、ごはんがすすむおかず茄子、ぜひ作ってみてくださいね。


横田睦美

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