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さんさく散歩🌲日本でいちばん美しい図書館📚

上野の国際子ども図書館へ行ってきました

昨日は上野に行ってきました。(というか2日連続の上野です…w) 祝日明けの平日で美術館、博物館は軒並みお休みだったのですが…逆にこういう日は穴場なのでは?と国際子ども図書館へ行ってきました。

完全に『名建築で昼食を』の影響です

どうして国際子ども図書館へ行ったのかと言うと、最近美容師さんに好きそうだからぜひ見てみて!と勧められ『名建築で昼食』を見たから。丸ごと全部好きな感じのドラマでした。(今ならprime videoで見れます)

そもそも昔からテレビを全く見ない人間なので…1話目を見はじめるまでは時間がかかったし、こんなにハマるとは思っていませんでした、笑。

本当に間近で見ることができる名建築

国際子ども図書館が紹介されたのは9話目。明治と昭和に建てられたこの古い図書館は外壁などの創りを間近に感じられる構造に改修されました。

レトロなのにガラス貼りで近代的な要素もあってとても不思議だけど古さと新しさがとても綺麗に溶け込んだデザインになっている。もともとのデザインも美しい手すりですが作品に見えてしまうような保護の仕方をしている。なんだかショーケースに覆われてそのまま展示されているみたいにも見えてくる。

ガラスに囲われた手すり、外壁はガラス張りのバルコニーから間近に見ることができる
シャンデリアや天井の装飾も素敵です

写真がNGな場所も多かったので撮影可能なところだけ撮らせていただきました。寄木細工の床、漆喰彫刻、3種類のレンガ(積み方もフランス積みといイギリス積みが…)、柱、シャンデリアなどなど建物のどこを見てみても感動する美しさで。もう一度『名建築で昼食を』の9話を観たくなりました。はい、後でまた観ようと思います。

天井が高くてとても気持ちがいい…

もちろん図書館としてもすばらしい

図書の構成も、こどもの部屋(絵本などの児童書)、世界を知る部屋(寄木細工の床はここに!)、児童書ギャラリー(絵本の歴史の流れがわかり感動した)、調べ物の部屋(つい手を取りたくなるような興味をそそる本だらけ)と目的別に分かれていました。

それとは別に3階には本のミュージアムがあり企画展をしていました。今回はスペイン語で繋がり子供の本という展示会をされていました。児童書ギャラリーで絵本の歴史の流れを見ることができたのですが絵本はその次代の社会情勢が反映されるものなんだな…としみじみ思いました。

レンガ棟とアーチ棟の間のカフェテリアで昼食をいただきました

名建築でオムカレーを食べました

そして昼食はもちろんこちらの国際子ども図書館でいただきました。まさに『名建築で昼食を』でした。カレーなら500円、オムカレー600円、日替わりランチ700円、普通に安い…

そもそも図書館なので入場料もかからないし、ギャラリーの展示もお金かからない…そしてごはんはこのお値段でしかも美味しい…穴場すぎです…お腹空いていたのでオムカレーの写真撮り忘れてしまいました。

建築に興味をあったことを思い出した

『名建築で昼食を』を観て短大時代に衣食住について学んでいたので実は建築関係も少しだけ勉強をしていて設計図を書いたり模型作ったりしていたことを思い出しました。20年ほど前の話なので、すっかりどうやるんだったか忘れてしまいましたが…好きだったな、と思い出すきっかけになりました。

好きなこととご縁

髪の毛を切りに行った時、美容師さんになぜ『名建築で昼食を』を勧められたんだろう?まったく建築の話しはしたことがなかったし自分でも興味があったってことをすっかり忘れていた。

この国際子ども図書館レンガ棟の改修の施設設計したのは有名な建築家の安藤忠雄さん。18、9年くらいの前の話しなのですが…実は働いてた時計店にたまに時計を見にきてくれてました。

すごくやさしい雰囲気の方だなぁと思っていましたが実際に手がけた建物を見て繊細かつこの大胆な構造を生み出した方が目の前にいたのかと今になって胸熱すぎます。

時計店でも最初はただの販売員だったのですが、ケース内の装飾や陳列ディスプレイをするのが好きで、最終的には企画やデザインもやらせてもらえるようになりました。ノンデザイナーからのクリエイティブ。こちらも今となってはありがたいご縁と経験でした。

きっと好きはつながっていて自分のやりたいことにもつながって行くのかなと思えてきていて。今は仕事お休み中ですが、また次に仕事するときにはクリエイティブなことができるよう好きだと思えることを大事にしていきたいです。

おしまい。

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