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\マイクロアグレッションを考える/Diversity Journey航海記【アクションチャレンジ8】

 みなさん、こんばんは!

 うさみです。

 NPO法人コモンビートの多様性や違いについて考えるプログラム「Diversity Journey」。先日発表したアクション宣言「生涯吸収・生涯発信」を実践していきます。
 ちなみに、毎週日曜日に記事を発信しています。今回は、プログラム中に特に印象に残った「マイクロアグレッション」について。よかったら最後までご覧ください。

マイクロアグレッションとは

 Diversity Journeyの中でも特に多く触れられたこの言葉で「マイクロ(小さな)」と「アグレッション(攻撃性)」が組み合わさっています。

【マイクロアグレッション】
 発言者である自身以外の人に対する無意識の差別や無理解から、発言者が意図せず、相手を傷つけてしまう言動や行動のことをいいます。

 アメリカでは1970年代から問題視されていたようですが、日本ではここ数年話題に上るようになってきたようです。

ひとくちにマイクロアグレッションと言っても、肌の色・性別・障害・ものの考え方など多様な切り口で私たちの日常に潜んでいます。

「アフリカ人だから、足が速いんでしょ?」
「長男なんだから早く結婚しなさい」
「女子は大体スイーツ好きでしょ?」
「日本人っぽくない考え方だね!」

などなど、どこからでも襲ってくる可能性があるのです。

マイクロアグレッションを吹っ飛ばせ

 そこで、今回、マイクロアグレッションとの向き合い方を考えたく、一冊の書籍を購入してみました。ストレートなタイトルでとても興味を惹かれました。


 まだ読み始めたばかりですが、マイクロアグレッションが差別する空気を醸成し、「誰もが持っている人として幸せに生きる権利」を侵害することにつながるという一文がとても強く心に刺さりました。
 読了後は、またここで自分なりの考え方を書き留めておきたいと思います。

実際に悩んでいる人たちがいるということ

 今回、マイクロアグレッションについて調べている中で、とても考えさせられる記事がありました。

 日本の中で、人種差別に対して傷つき悩む人の場づくりをしているアフリカにルーツを持つ一人の現役高校生(当時)を紹介している記事です。

 現状や、過去の経験談が綴られており、「小さな」の積み重ねが生む生きづらさを思い知らされました。

 この記事では「相手の事情を想像して接することが生きづらさをなくすカギになる」と結んでいますが、まさにプログラムの中で出た「知っていること以外は知らない」「心にもしかしたらを持つ」が合致するなと感じました。

 この記事に出会い、改めて相手に謙虚であること、相手の事情や背景を推し量れるようになることを目指していきたいと思いました。

以上になります。

 みなさんも、何か挑戦してみたいとき、ちょっと調べてみるとか、友人からの紹介を受けるなどして意外と簡単に一歩踏み出すことができるかもしれません。踏み出した先にはどんな世界が待っているでしょうか。

 たとえハチドリの一滴でも、積み重ねることで変化があることを信じて。

 最後までお読みいただきありがとうございます!

 うさみ

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