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\”へー”と”だよねー”が溢れる社会/Diversity Journey航海記【アクションチャレンジ10】

 みなさん、こんばんは!

 うさみです。

 NPO法人コモンビートの多様性や違いについて考えるプログラム「Diversity Journey」。先日発表したアクション宣言「生涯吸収・生涯発信」を実践していきます。
 ちなみに、毎週日曜日に記事を発信しています。今回は、プログラム中に紹介された絵本「みえるとかみえないとか」について。よかったら最後までご覧ください。

「みえるとかみえないとか」はこんな絵本

 今回ご紹介する絵本は、伊藤亜紗さんが書かれた「目の見えない人は世界をどう見ているのか」(光文社)をもとにヨシタケシンスケさんが絵本にしたものです。
 2018年に発売され、MOE絵本屋さん大賞2018で第2位を受賞しています。
 「違いを考える」をテーマに子どもにも伝わりやすく作られています。


みえている人の見え方、みえていない人の見え方

 作中、とある到達地点まで街中を歩く時の”みえている人”と”みえていない人”の違いが描かれているのですが、大人が読んでもなるほどなあと考えさせられてしまう内容でした。
 片方にとってはあたりまえでも、その対岸にいる人にとってはあたりまえではない。頭ではわかっていますが、「目が見える見えないで考えたとき」には実際こう言うことなのかと、読んでいて腑に落ちるような瞬間でした。

 また、そこから「世界の見え方・感じ方は一人一人によって同じところもあるし違うところもあるよね」という風にストーリーが展開していくのもとても自然で、読んでいて内容がすっと入ってきました。

”へー!”と”だよねー!”の溢れる社会へ

 終盤には、お互いの違いを”へー!”と紹介しあったり、お互いの同じところを”だよねー!”と共感できたりするはずと描かれているのですが、まさにそこが大事だと思いました。
 このDiversity Journeyに参加して、私が目指したい社会が「誰もが居心地のいい社会」であるとアクション宣言で発表しました。その居心地の良さにつながるのが、”へー!”であり”だよねー!”なんだと思います。

違いをあげつらい、排除するのではなく、理解すること。そして同じ共通点は純粋に共感しあうこと。

 一人一人がお互いそうできれば、社会は居心地がよくなるのだと思います。

 また、今回インターネット上で色々調べていて分かったことですが、道徳の授業でこの絵本が使われているようです。

 次の世代へもつながっていくので、ぜひ、少しでも多くの子どもたちがこの絵本に触れてくれたらと願ってやみません。


以上になります。

 この絵本では、「同じところを探しながら、違うところをお互いに面白がればいい」とまとめられています。みなさんも、”へー!”と”だよねー!”が溢れる社会を目指して、みなさん自身の一歩を踏み出してみませんか?

 たとえハチドリの一滴でも、積み重ねることで変化があることを信じて。

 最後までお読みいただきありがとうございます!

 うさみ

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