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観劇の記録

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2017年6月の記事一覧

5/29 コトリ会議 「あ、カッコンの竹」

5/29 15:00

久しく観劇。こんな面白くてゾクゾクしてちょっとむなしさを感じられる演劇が2000円で見れちゃうんだから、学生は得だよなぁほんと、と見終わった帰り道に思う。至極、見てよかった。 @シアトリカル應典院

上演前から既に、暗闇の中でもの寂しげに存在する竹林。ほんのりと当てられた照明によく映える。そこには山姥がいるという。暗がりの中、訪れた人々がゆっくりと、時には騒がしく動き、喋り

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5/12 劇団しようよ 「あゆみ」

5/12 14:00

最近、よくアトリエ劇研に来ている気がする。本当にここはなくなってしまうのだろうか、と不思議な気持ちに来る度になる。もったいないな、どうにかできないかな、なんてそんなことを考える権利も自分にはなさそうだけれど。

劇団しようよの「あゆみ」。本当は「TATAMI」との二部作?になっていて、そっちも見ようと思っていたのだけれど都合上無理になってしまって。残念すぎる気持ちで、この感

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5/3 劇団月光斜 「ダブリンの鐘つきカビ人間」

5/3(水・祝) 17:30

劇団月光斜さん『ダブリンの鐘つきカビ人間』の千秋楽を見た。これで月光斜を見るのはおそらく3度目になる。

帰るときに1人で最高やったあああうわあああ と心の中で唸りながら帰る。衣装が素晴らしいのなんのって、カビ人間のなんか全てが愛しかった。おさえちゃんも愛しかった(そして上手かった天知さん…!)、ゆえに苦しさがぐわっとやってきた。あんなに逆のことをあれだけ自然に言

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4/30 少女都市 「光の祭典」

4/30 17:00(千秋楽)

正直、途中からお尻が痛すぎたのもあるだろうけれど、よく分からなかった。あれ、終わった?終わったの?え、あたしはこれを見て何を思えばいいんだろう、感じればいいんだろう、って、悪く言えば『共感できなかった』。なんというか、呆気に取られる、というか、そうなの?みたいな。まるで、目の前でいままで繰り広げられてきた物事は完全に他人事、みたいな。まあ演劇なんてほとんどが他人事

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4/29 努力クラブ 「フォーエバーヤング」

4/29 19:00

演劇見て初めて泣いたかもしれない

どんかぶり演劇祭の努力クラブさん「フォーエバーヤング」を観た。永遠の青春 30代に見てほしいって言ってはったけど20代が見たらなんか大ダメージ受けるっていうか、辛い、こんなはずじゃなかったんやけどな……ってきっと言ってる30代の前田は。完全に舞台にいたのは30歳になった自分だった。

気使いでうんにゃかんにゃらってもう完全に自分。自分すぎ

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4/21 ブルーエゴナク「ふくしゅうげき」

4/21 19:00

当日運営の手伝いをさせてもらいながら、観劇。なんていう贅沢な。当日運営のスキルアップもできて、いろんな人とも会えて、しかも観劇させてもらえる。なんて贅沢なんだろう。しかも素敵すぎる演劇だった。今までにここまでレベルの高い演劇は見てこなかった。本当に、見れてよかった。

ふくしゅうげき。ふくしゅう。復讐のような、復習、のような。自分は最初、前者のふくしゅうかと思っていたけれど

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4/8 劇団したため 「時差」

4/8 19:00

時差を観てきた。
原点に戻った気分。
『時差』は無自覚ながらに感じてる。毎日。ずっと。いつでも。電話してる時、話してる時、手紙を読んでる時、いつも。
次の秋に公開する映画も気になる。
木村敏先生の著書も気になる。
聞こえてた雨がなんとなく心地よかったから、降ってる雨も許そう。 (Twitterより)

劇団したためは、あたしが初めて劇研アトリエで見た公演で、その時見たもののこ

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