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「川柳2年目の答え合わせ」と「川柳3年目にやってみたいこと」

昨年も書いたのですが、5/28は私の「川柳をはじめた記念日」でして、おかげさまで今年の5/28で丸2年となりました。

昨年、こんなことを書いています。

2年目には新しいことをやりたいと思い、いろいろ考えていたのですが、日々の雑事に忙殺されて、時間ばかりが過ぎていくので、だったらと思い切って、とりあえず宣言してみることにしました(笑)

とにかくやりたいことを列挙してみれば、全部でなくても、いくつかは実現していくと思うので、まずは脳内からアウトプットしようと思います。

川柳2年目にやってみたいこと https://note.com/mtrpkn/n/n3df3ce85c617

ということで、実際どうなったのか検証してみようと思います(笑)

1.投稿連作川柳アンソロジーの本を作りたい

『川柳EXPO』『川柳EXPO 2024』と、なんと、2冊も出来ている!
宣言すると、やらざるを得なくなる(逃げ場がなくなる(笑))ので、勝手に動き出したという好例ですね。

まぁ、これは投稿して下さったみなさんの力によるものなので、ちょっとズルしたようなもんですけどね(笑)

2.川柳句集を作りたい

逆にこちらは出せていませんね。

これについては…実は、途中で気が変わりました。しばらく出さないかもしれません。音楽で言えば、ファーストアルバムになるので、もう少し自分なりに納得のいくものにしたいなぁと。

たぶん、今の時代感覚で言えば、早く出したほうが(そして、沢山出したほうが)評価もされやすいと思うのですが、(これは私だけの特殊事情なのですが)それよりも、自分のこだわり、もっとハッキリ言うと、「自己満足」を大事にしたいと考えています。

完璧なものなどないのはわかっていますが、自分なりにいろいろ考え・思いがありまして、例え「独り善がり」になったとしても、今はそっちを大事にしたいなぁと思っています。

…とか言いながら、やっぱり気が変わって、出すかもしれませんが(笑)

3.短詩系ユニットを組んでみたい

これもできていませんね。

昨年も書きましたが、何らかの文学的バックグラウンドがあって川柳に辿り着いたわけではないので、川柳はもちろん、他詩型について語れるだけのものは、私の中には何もありません(興味がないわけではないので、自分のペースで学んでいこうとは思っています)。

また、これも昨年書いた通り、基本は「個」としてしっかり立つことだと思っているので、「機会があれば、セッションしたい」という感覚が近いです(それで言えば、葉火句会のタッグマッチ(現バオーリ)では、おかもとかもさん、kato minaさんや第12回牡丹餅句会のタッグマッチでは、南雲ゆゆさんと組ませていただき、とても楽しかったです(笑))。

コラボユニットのようなものはいろいろやってみたいと思っているので、自分なりにコンセプトを考えて、チャレンジしてみたいと思います。

4.いろんなところに寄稿したい

ありがたいことに、いろいろお声がけいただいたり、チャンスをいただいたりした結果、川柳関連では下記に書かせていただきました。

・『触光』第78号 「触光の作家」

・文芸誌『まちうた2024年3月 創刊号』(HIBIUTA AND COMPANY) 川柳連作「出頭できるアイドル」

・webサイト『詩客 SHIKAKU』 川柳「そんなんだったら結婚しようよ」

・梅田 蔦屋書店主催フェア「はじめての詩歌 vol.5」リーフレット

※この他にも、6月発売予定の『さみしい夜の句会 第3集』にも参加し、句だけでなく、エッセイも書いています。

※また詩の方でも、いろいろ掲載していただきました。

自分に書けることをコツコツやっていくつもりですので、みなさま、これからも気軽にお声がけ下さい!(笑)

5.イベントをやりたい

昨年書いた「句会や大会メインではないイベント」は…できていませんね。

そのかわりに、「らくだ忌」第3回川柳大会という、とても大きな川柳大会で選者をさせていただきました(いや、まさか…ですよね、自分でも驚いています(笑))。


さて、ここまで、「川柳2年目の答え合わせ」でしたが、ここからは「川柳3年目にやってみたいこと」です。

昨年、宣言したおかげで、いくつか叶ったわけですが、宣言していなければ「誰にも言ってないし、ま、いっか」と自分に都合の良い言い訳(笑)をして、やらなかっただろうなと思います。

だから、今年もやっぱり自分のために宣言しておきます!


1.新しい川柳の本を作りたい

『川柳EXPO』は継続したいと思っています。それとは別に、現代川柳のガイドとなる本を作ってみたいと考えています。

まだイメージは固まっていませんが、『はじめまして現代川柳』や『宇宙人のためのせんりゅう入門』などとも異なる、違う切り口からの「現代川柳の導入」となるものを作れないかなぁと。

まだぼんやりとしたものしかないのですが、あーだこーだと妄想しているのが異常に楽しいんですよね(笑)

2.川柳をテーマにしたリアルイベントをやりたい

昨年から、もう一歩踏み込んで、やりたいことを少しだけ具体的にしました。「句会や大会メインではないイベント」で、「オンラインイベントではなく、リアルなイベント」ということです。

これには、コンテンツももちろんですが、時期、場所、費用など、様々な問題があり、簡単ではないだろうなぁと。

若い頃に、いろんなイベントを立ち上げたことがあるので、実施までのイメージは何となくあるのですが、さてさてどうなることやら。

まぁ、何をやるかは…これから考えるんですけどね(笑)

3.商業誌に沢山載りたい

シンプルに字面通りです(笑)

川柳の特性など、いろいろ考え・思いはありますが、個人的にはそれ以前に「そもそも川柳知られてなさすぎる」問題があると思っています。だから、アピールできる場を増やしたいという思いがあります。

知られる必要などないという考え方もあるでしょうが、それは受け手が選択すればいいことで、まずは認知してもらうこと…話はそれからでもいいかなと。

ブームは一過性なので、変な広がり方はしてほしくない(それでジャンルやそこでの先人たちの努力が丸ごと潰れる景色は、今まで様々なところで散々見てきましたからね。まぁ、「お前が言うな」と怒られそうですが(笑))とは思いますが、「そんな心配は、広く認知されてからでしょ。所詮こっちはまだ『コップの中の嵐』ですからね」という思いの方が、今は強いです。


昨年やりたくてできなかったことは引き続き頑張ろうと思いますが、今年は上記3点に、特に注力したいと考えています(やりたいことは沢山ありますが、体はひとつしかないですから)。

それに、やりたいことは指を咥えているだけでは実現しないと、嫌になるほど知っているので、うまくいくかはさておき、誤解されようが、嫌われようが、怒られようが、カッコ悪かろうが、何だろうが、とにかく藻掻きますよ…失敗しても死ぬわけじゃないですしね(笑)

…と、毎度、ただ自分の妄想を並べただけですが、もし興味を満たれた方がいらっしゃいましたら、X(twitter)などで気軽にお声がけ下さい!


まつりぺきん

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