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感想文もしくは小論文めいたもの

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#日記

LOSTAGEへ敬愛を込めて【後編】

LOSTAGEへ敬愛を込めて【後編】

遠くに住む、一ファンである私の約10年分の記憶を綴る。あくまでも私から観た景色なので齟齬があるかもしれない。
中編、前編はこちら。

①『In Dreams』ワンマンライブでの変化

2017年発売の7枚目フルアルバムである『In Dreams』のツアーファイナル、渋谷O-EAST。
自身最大キャパのワンマンライブで、LOSTAGEだけを観にきたファンと共に彼らを観た。
私が観た10年前の彼らとは

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LOSTAGEへ敬愛を込めて【中編】

LOSTAGEへ敬愛を込めて【中編】

遠くに住む、一ファンである私の約10年分の記憶を綴る。あくまでも私から観た景色なので齟齬があるかもしれない。
前編はこちら。

①lostageからのLOSTAGE、セルフタイトルのリリース

後にlostageからギターが抜けて、スリーピースの形をとって、LOSTAGEという大文字表記に変わったことの大きな意味をようやく知る。

というところで、前編を終えた。
LOSTAGEは2010年に4枚目

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LOSTAGEへ敬愛を込めて【前編】

LOSTAGEへ敬愛を込めて【前編】

遠くに住む、LOSTAGEの一ファンである私の約10年分の記憶を綴る。あくまでも私から観た景色なので齟齬があるかもしれない。
noteをはじめたからには、LOSTAGEのことを書きたかった。

私はメンバーの方々とは面識も何もなく、なんなら緊張して未だにお話もできていない。

①LOSTAGEが好きだ

LOSTAGE(ロストエイジ)とは、奈良県を拠点とするロックバンドである。
私は数あるロックバ

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ものを「観る」ことについて

ものを「観る」ことについて

「感想こそが立派な鑑賞」。

「暗夜行路」を代表作とする作家である志賀直哉氏が美術鑑賞について語った言葉だ。いまでも心の中に残っている。

作品を触れたことによって得た感想から批評をしたくなったり、作品から推測した意図を、備忘録として残したかったという意味を含めてこの文章を書いている。
美術にだけ関係する言葉ではない、すべての創作物に通ずるものだろう。

志賀氏の分からないなら分からないままでいい

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