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番外編「#あの選択をしたから」を書き終えて

Mt.Rです。
授業が夜9時に終わり、記事作成の時間が取れないので、簡単に書ける題材ということで、書きます。
テーマは「僕の選択方法」です。

「#あの選択をしたから」に大学院に来るまでの経緯をつらつらと書きましたが、そこで出てきた僕の選択に関する考えについて、細分化して具体的に記していきます。


概要

まず、僕が人生の進路を決めるときに考えるステップは以下のようになっています。

  1. ゴールを決める

  2. 現状を把握する

  3. 現状より一歩先の選択肢を可能な限り可視化する

  4. 出てきた選択肢のうち絶対に選びたくないものを削除する

  5. 残った選択肢すべてに対してその先に現れるであろう選択肢を可視化する

  6. ステップ4・5を「その先」が想定できなくなるまで繰り返す

  7. 何も出てこなくなったらそこで終了

こんな感じです。
パッケージだけ見せられてもわからないと思うので、実際に僕が海外の大学院に進学することを選んだときの事例を使って解説します。

ステップ1

ゴール:海外大学院に進学する
ゴールの設定は短期でも長期でもどちらでも適用できます。
長期の場合はゴールまでの選択の回数が多くなるので想定するのが難しいですが、おおまかに1年単位などで選択肢を作ると考えやすくなります。

ステップ2

現状:大学2年生/経済学/TOEIC805点/IELTS?/海外旅行程度/不動産に関心
現状の把握はゴールに対して自分が今どのような地点にいるのかがわかれば十分です。目標と比べて何が足りないのか、何が必要になるのかを想定して自分を見つめ直します。

ステップ3

第1の選択:新卒で大学院へ進学するか?進学しないか?
第1の選択では設定したゴールに本当に到達したいかを考えます。
ここで、大学院進学のメリットとデメリットをよく洗い出しておきます。
ゴールまでの道のりを考えるだけなので、選択に対する答えは出しません。
僕の場合は2択でした。

ステップ4

第1の選択を選別:進学しないという選択肢はあり得るのか?
ここは結構重要なパートです。
このパートで選択肢を切りすぎて可能性を狭めすぎてはいけません。
選別のポイントは、メリット・デメリットを比べて明らかに自分では選ばないだろうというモノだけ切り捨てることです。
ちなみに僕は「進学しない」という選択肢は残しました。

ステップ5

第2の選択:いつ大学院に行くのか?
第2の選択では第1の選択を終えた後に出てくるであろう意思決定を用意します。身近な例だと、買い物に行くという選択をしたら、手段は何で行くのか?みたいな感じです。
僕の場合は、価値観の基準として「時間」の概念があったため、「いつ」「どの段階で」大学院に進学するのかを考えることにしました。
そこで出てきた選択肢は以下になります。
 〇大学院に新卒で進学する場合
 ー大学4年生終了後(標準的な進学)
 ー大学3年生終了後(飛び級した場合)
 〇大学院に新卒で進学しない場合
 ー大学院には進学しない
 ー就職したのち退職して進学
 ー就職したのち社費留学
選択肢をそれぞれ細かく考えすぎるときりがないので、いくつか同レベルで考えられる程度に書きだします。
そして一つ一つの選択肢を選んだ場合のメリットデメリットを考えます。

ステップ6

繰り返し
第2の選択に対して、ぜったいあり得ない選択肢がありました。
それは「大学院には進学しない」というものです。
今回のゴールが「海外大学院への進学」であり、「大学院に進学しない」という選択をとった時点でゴールに辿り着かなくなります。
この選択肢の見直しをする段階で、目標が達成されない選択肢を残してしまうということは、設定した目標が自分に適していないと言えるかもしれません。
どんなルートでも目標に到達するんだというのがこの選択方法の根底にあるマインドなので、根底が覆されないように選択肢を注意深く設定し直します。

ステップ7

考えきれなくなるまで選択を考え続ける
僕の場合、第3の選択は第2の選択肢それぞれで異なっているため、この時点でプランが8プラン以上できていました。
例えば、「飛び級後に大学院へ進学する」という選択肢に対しては、「何年間のコースに進学するか」というコースの期間に関する選択肢を持ってきました。また、「標準年限修了後に進学する」という選択肢に対しては、「学部生の間で海外留学を経験するか」という異なる視点の選択を用意しました。

まとめ

何を基準とするかは皆さん次第ですし、第2・第3と続く選択のつくり方は自身が選択をするうえで大事にしたいことを基に考えると、リアリティのある・すべての選択に対して納得できる選択肢を書き出せるのではないかと思います。

今回は不動産開発に触れることができませんでしたが、次回は必ず開発計画のケースタディを進めますので、引き続きよろしくお願いいたします。
では、また明日。

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