私は大した人間じゃないから、たった一つのことしかできない
「俺、寂しがりやなんでね。
できるだけたくさんの人を助けて、俺が死ぬ時たくさんの人に看取ってほしいんすよね。」
わかるなぁ。
私も昔、こんなこと言ったことを思い出した。
「私、たくさんの人に覚えていてほしいんですよね。
みんな私を忘れていくから、ずっとどんな形でも覚えていてほしいんです。」
「じゃ。私が覚えててあげるからさ。」と言ってくれたなぁ。
そんな昔の記憶が思い出された。
私も寂しかったのかなぁ。
どんなに人に囲まれようと、どんなに忙しく仕事や家庭に身を置こうと、ふと寂しくなる瞬間が少しある。
人と分かり合えなかったり。
昔、あんな仲良かったのに…。
夫婦なのに…。
…の部分に、いろいろ思うことがある。
そんななんとも言えない気持ちになった時、ふと思い出してもらえる人に私はなりたい。
先日、息子を自転車に乗せ、信号待ちをしていたら「ゆうのちゃーん!」と呼ばれた。
私は「えっ!どっから声?」とびっくりした。
でも、すぐに声の主がわかった。
その声で嬉しくなり、元気が出た。
その後、声の主の友人からも連絡が来た。
私を見て癒された、と。
このnoteでいろんな思いや感じたことや学んだことなど、私なりに何か伝わればと発信している。
しかし、たまに何になるんだろう。
やっぱり思う。
でも、こういうことの為にやってんだなぁと冒頭のアニメの言葉、自分が過去に発した発言、それに答えてくれた恩人。
そして、友人の言葉で思わされた。
ふと寂しくなったり、なんとも言えない気持ちになった時、私を思い出してほしい。
だからと言って、 悩みや生き方の答え合わせや採点、正解を出してあげることなんてできない。
聴く。
これしかできない。
私は大した人間じゃないから、たった一つのことしかできないから。
でも、誰にも話せない。
なんか言葉にならない。
しんどい…。
そうなった時、壁に話しかける気軽さで私を思い出してほしい。
そんな想いでひたすら毎日、発信をしているんだなと思った。
みんな、今日は辛くなってない?
大丈夫?
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