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#698【北海道】「おてつたび」という新しい旅の仕方〜新篠津村でプチ農業生活〜

こんにちは✳︎
旅するフォトマガジンMとWメンバーの日々を旅する hinako suzukiです✈︎

前回の投稿で相方様が「雪全然ない!!」的なことを話していましたが、年末年始にかけて気温が上がる一方でして…

小樽は雪が溶ける一方で少しさみしいこの頃です( ;  ; )

さて、今回はそんな雪がさみしい小樽を吹き飛ばす雪景色の中で、1週間「おてつたび」をしてきました!

場所は小樽から電車で1時間半ほど先にある新篠津村というところ。

それでは、れっつご

※今回も情報盛り盛りになってしまったので、目次を活用してムリなく読んでくださいね。
※これから自分で作ったこの項目を書いていくと思うと…ガンバロウニッポン(白目)


1.「おてつたび」ってどんな旅?

2022.おてつたびで撮った写真  in広島

まず、「おてつたび」についてですが、とーーっても簡単にまとめると【お手伝いしてほしい人たち】のもとへ、【コストを抑えて地方に旅したい人】がおてつだい(働く)をしに行くという旅の仕方です。

ひとつずつ説明すると…☟

2022.おてつたびで撮った写真  in広島

【お手伝いしてほしい人たち】は、主に農家さんだったりお宿が多く、受け入れ先は全国にあります。
たまにレアおてつたびで、カフェもあったりします。(行きたい…)

ちなみに私の初めてのおてつたびは去年(2022年)の5月、広島の果汁園さんにお世話になりました。
めちゃくちゃ楽しかったので、その時の写真を散りばめておきますね。

2022.おてつたびで撮った写真  in広島

そして、【コストを抑えて地方に旅したい人】とはどういうことかというと、おてつたびはお給料がもらえるのはもちろん、(⚠︎旅先にもよりますが)宿泊場所の提供食事も3食まかない付きのところもあれば、食材を
いただける
こともあります。

つまり、滞在費をほとんどかけず、しかもお金を稼ぎながら休日に旅ができるということになります。

改めて自分で書くとすごいサービスやな…

※ただ注意なのは、交通費は自費なのと、お給料は翌月末の振り込みです。

2022.おてつたびで撮った写真  in広島

1-2:おてつたびのサイトはこちら

ここまでが、おてつたびのざっとした説明です。
もっと詳しく知りたい方はHPを貼っておくのでぜひ覗いてみてください☟


2022.おてつたびで撮った写真  in広島
(ブレブレだし、目線違う人もいてスマせん。でもいい写真)

でもね。
おてつたびはそれだけじゃなくて、もっと面白くて楽しいんですよ。

本当に色んな人に出会えて、一緒に働くからこそ地域の人が、景色が好きになれるんです。

そんなおてつたびの魅力を、私の写真でお届けできたら嬉しいです。
※今更ながらですが、決しておてつたびのPR案件ではないです。(案件欲しい…ボソッゲホゲホ。)

2022.おてつたびで撮った写真  in広島
(たまたま同じく自転車旅をしてる人もいた)

2.新篠津村で体験したプチ農業生活

さて!やっとここからが今回のおてつたびをお届けします‼︎

今回お世話になったのは、北海道新篠津村にある「大塚ふぁーむ」さん!

冬は主に有機干し芋の加工をしていてるということで、私たちも加工のお手伝いをしてきました☝︎

ちなみにこれ、本当に美味しいんですよ…
1週間毎日干し芋と蒸かし芋をいただいて、最後お見上げにも大きい干し芋の袋を頂いたのですが、1週間持ちませんでした。(一瞬で食べた)

家にいつも常備したいですね。

2-1:干し芋も加工のお仕事(1週間)

6:08am.

仕事は7時半から始まるので、朝はだいたい6時〜6時半起きスタート。

初日はとても天気が良くて、まだ月も綺麗に出ていました。(寝起きすぐにパシャリ。)

7:08am.

1時間でこの景色。
朝日見たのなんていつ以来だろう。冬の朝の空気に久しぶりに感動しました。

午前中のお仕事は前日干した芋の選別と蒸したさつまいもの皮剥き。
時間は7時半〜12時で、10時から15分のおやつタイムがあります。(うれしい)

上の写真はお昼ご飯に作ったホットサンドで、頂いた有機ほうれん草さつまいもの皮を食べて育った鶏さんの卵が入っています。(贅沢ぅ…)
あと、これまた頂いた飲むヨーグルトもめちゃうまでした。(ありがたい…)

そんなこんなで、午後のお仕事もこなして夜ご飯タイム。

こちらなんと、お米(大塚ふぁーむさん作)や味噌も含め、すべての食材が頂き物なので0円飯
この写真を後日大塚さんに見せたらとても喜んでくれて、なんだか私たちも嬉しかった。

あ、ちなみに午後のお仕事はふかし芋をカットして、乾燥台に並べたり、パック詰めしたりします。
時間は13時〜17時で、15時から15分おやつタイム。(うれしい)

有機ほうれん草収穫後、夕日が綺麗だったのでパシャリ。

と、毎日の流れは大体こんな感じでしたが、特別イベントが発生したりもします。
有機ほうれん草の収穫体験ができたり

なんと道の駅の温泉に連れて行ってくれたりもしました!

道の駅にいた新篠津村のゆるキャラ、「おこめちゃん」

おこめちゃんの豆知識ですが、ほっぺたが赤いのは”どぶろく”というお米のお酒(度数が結構高いそうで)を飲んでほてっているからだそうです。

道の駅で大塚ふぁーむさんが作っているドックフードも見つけました。
色んな商品を作っているんだなぁ…

そしてあっという間に1週間が過ぎていきました。

最後の晩餐は、さつまいものカレー有機ほうれん草と紅芯大根のサラダ。それと元おてつたびの方に頂いたクラフトビールたち…

この日何を話したか覚えていないけれど、椅子から転げ落ちそうなほど笑ったことだけは覚えています。

ほんま1週間楽しかったな。

2-2:お世話になった「大塚ふぁーむ」さんと、最高のルームメイト

ここからはお世話になったみんなの写真集!

まずはお仕事でお世話になったふぁーむのみなさん。

とにかくみんなお茶目で、元気で、心穏やかな方達ばかりで。
1週間たくさんお話ししたけれどまだまだ足りないくらい、もっとみんなと一緒に過ごしたかったなと本当に思います。

また会いに行きまし、またふらりと会えたらうれしいです。

そして何よりも、今回の旅で出会えた2人に大感謝です。

おてつたびは旅先の方はもちろん、旅先で出会う旅人さんのことも前もって知ることはできません

ある意味、ここが少し不安になるところですが…
今回も、本当に素敵なメンバーに出会えました。

出身も、今住んでいる県も、年齢も、今していることも、今までしてきたことも全然違うけれど、ピタッとハマったように、2人のおかげで旅が楽しかった。
また会いに行くからなぁ。。

そして最後まで新篠津を案内してくれた大塚さん。
雪景色の中、暖かい店内で食べた北海道のアイスは格別に美味しかったな。

#町村農場
the 北海道感

3.旅で出会ったルームメイトを連れて小樽案内!

小樽に拉致されたルームメイト

記事がめーーちゃくちゃに長くなってますが、私がおてつたびから小樽に帰る日が、ちょうど2人の休日(2人は2週間stay)だったので1人小樽に拉致してきました。

小樽観光をおてつたび先で出会った小樽出身の方よりも案内できる自信があるので(エッヘン)、小樽の見どころとローカルをサクッと紹介して今回の記事はおしまいです!

なので、あともう少しお付き合いくださいぃぃぃ。。

3-1:小樽といえばドでかいザンギ(📍若鶏時代なると)

私は冬の期間限定のホッケフライ。
ザンギが奥でよくわからないですね。ドでかいんですよ。ほんとに。

3-2:胡麻団子が格別に美味しいお団子屋(📍小樽新倉屋)

ここの胡麻団子が好きすぎて、去年アルバイトしてました。(マジ)
今回写真撮り忘れてまさかの去年の写真です。(マジ)

3-3:行きつけのCoffee Shop(📍B3 COFFEE OTARU)

オーストラリア人の旦那さんと大阪出身の奥さんがopenするcoffee shop
ここのラテとバナナブレッドは格別。月2回は通ってる。

3-4:景色抜群の神社(📍水天宮)

なんか雪だるまおった。
冬は階段注意やなぁ。(2人とも転ばなかったよ)


3-5:the小樽の観光通(📍堺町通〜運河沿い)

猫いた。可愛い。寒そう。かわいい。
ちょうど17時に何やら音楽が流れてたキレイ
iphoneの限界
冬仕様の運河も綺麗ね。


3-6:泊まれるcraftbeer bar(📍OTARU TAP ROOM)

ラストは我らがTAP ROOM
次は泊まりにきてね〜!


っと、最後駆け足になりましたが、「おてつたび」という新しい旅の仕方はいかがだったでしょうか??

旅行やひとり旅ももちろんそれぞれの楽しみ方があるけれど、こうやって地域の人とお仕事をして、たくさん話して、地域のものを食べたり感じながら一緒に過ごせる旅はなかなかないと思います。

「おてつたび」は、観光地でもなんでもないところが「また帰ってきたくなる場所」になる。
他方から集まる人に出会えるからこそ、その人がいる町へ旅をする理由になる。

そんな、あたたかい素敵な旅の仕方なのです。

ぜひに。


撮影機材:SONYα7Ⅲ×オールドレンズ/iphoneXR
編集:Lightroom Classic
編集者・執筆:日々を旅する hinako suzuki

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