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#681【神奈川】真鶴町へ再び。〜ただの日常を過ごしに行く小さな旅へ〜
こんにちは✳︎
旅するフォトマガジンMとWメンバーの日々を旅する hinako suzukiです✈︎
「さむい。さむすぎる。。」と、たまらずカフェラテを淹れ、膝に毛布をかけ、厚手のパーカーを着ながらこの記事を書いています。
冬に向けて、いよいよ北海道が本気を出し始めた証ですね。今年の夏は猛暑日ばかりで「北海道どこいった。」と思っていたので安心する肌寒さです。
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さて前置きはこの辺で✈️
今回は、6月に訪れた「魅惑の港町、真鶴町」へ3ヶ月ぶりにお邪魔してきた時の旅物語をお届けします。
ちょっぴりおしゃれをして、海のまちへ。
人の温もりが感じるおいしいカレーを食べたり、久しぶりの場所で新しい出会いをしたり、お土産のコーヒー豆を試飲しながら店主さんとおしゃべりしたり、隙間を抜けた先に隠れている美容室でこだわりのコーヒーを飲んだり、海辺でひとり本を読んだり….
真鶴町はそんな過ごし方が似合うまち。
それでは、れっつごっ
0.真鶴町へは電車で
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真鶴町へ行く時はぜひ電車で行ってみて欲しいなと思います。
東京からも1時間半ほどでいけますし、町に近づけば近づくほど電車に乗っている人も減っていき、窓の外の景色は広く、青々としていきます。
都会と呼ばれる場所の荒れ荒れとした空気を吸い、灰色のアスファルトを踏みつけて歩いている自分が、電車という箱に入り、ただぼーっと時間が過ぎていくごとに透き通っていくようなあの感覚が私はとても好きで….
あ。いけない。いけない。文量が多くなりそうなのでこの辺で。
ぜひどなたか共感していただけたら嬉しいな。
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さて、そうこう窓の外にワクワクしていると、あっという間に真鶴町につきました。
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「やぁ。久しぶり。また来てしまったよ。」
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なんて、
何度でも言いたい町ですね。本当に。
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でも見えない内側の柄が一番かわいいのよ。
さっ、散歩するぞ〜
1.サマニーカレー
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まず初めに腹ごしらえです。
お腹がぺこぺこすぎて危うく電車酔いするところでした。(若干してた。ボソッ)それもそのはず、着いたのはなんと午後2時過ぎ。
「とにかくがっつりご飯が食べたい‼︎」ということで、駅近のサマニーカレーさんへ。
そして実はサマニーカレーさんは、前回訪れた時に見つけていて、次回きた時に食べたいなと思っていたので一石二鳥でした。
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前回空いてなかったイートインスペースのドアが空いててワクワク。
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そして、お店に入るなり私と店員さんの会話がこちら☟
⚪︎「こんにちは〜!中で食べれますか??」
◼️『わ。。すみません。今ちょうどご飯を切らしていて、次の炊き上がりまで30分以上かかっちゃいます…ルーはあるんですけど…』
⚪︎「あ。そうなんですか。。どうしよう。。お腹ぺこぺこで。。
(マジか。オワタ。)」
◼️『こちらから提案するのも変なのですが…歩いてすぐのところにセブンイレブンがあるので、ご飯を買ってきていただけたらルーのお値段で提供しますよ…!!」
⚪︎「買ってきます(即返答)」
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と、いうことで爆速でセブンイレブンへ。笑
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「ひとり旅って、こういうところに地元の方との些細な物語が生まれるからとても好きで、だからまた会いに行きたくなるんだなぁ。」
なんて思いながら、パックご飯を持って再びサマニーカレーさんへ。
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ご飯を渡し、”ありがとうございます”と”わざわざすみません汗”という言葉がお互いをたくさん行ったり来たりしつつ、このゆるさに綻びながらカレーを待つ時間はなんともしあわせでした。
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そしてきました‼︎
本日のたまにごちそうカレー:カマスのカレー
カマスはなんと真鶴で捕れた地のもの。これはごちそうだ。
フレッシュなトマトがベースで、そこに香ばしく焼かれたカマスの出汁とタマリンドのカレーソースと青唐辛子が辛すぎないくらいの旨みとして効いていて、めちゃくちゃに美味しい。。
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店主さんの家庭のようなあたたかさといい、カレーのおいしさといい、また必ず食べに行きたい場所になりました。
2.真鶴出版
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さて続いては、前回お世話になりまくった真鶴出版さんへも行ってきました。
※真鶴出版さんに関してはまとめてあるので、ぜひ一緒に☟
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そして実は今回真鶴を訪れた目的の一つが、《以前お世話になった真鶴出版のきしさんに向けてどうしても直接、現像した私の写真をお届けしたい。》でした。
結果…
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残念ながらこの日はきしさんはいらっしゃらなかったけど、初めましてのじゅんこさんが快く写真を受け取ってくださいました
じゅんこさんは真鶴でcüeというアートの場所を作っている方で、真鶴出版さんへもお手伝いに来ているそうです。
やっぱり真鶴にはクリエイティブな方が多いなぁ。と、ここに来るだけで活力をもらえます。
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3.珈琲店watermark
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お次は自家焙煎珈琲のお店、watermarkさんでお土産用の豆を買いにきました。
こちらも前回行けなかったところなのでワクワク。
というのも、watermarkさんはどうやら北海道出身であったり、以前岡山の倉敷にいたことだったりを真鶴出版の方々から聞いていたので、ゆかりのある地ばかりな私にとって会いに行きたいお店でした。
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お店の中はバライティー豊かな珈琲豆と小さな店内のあちらこちらに置いてある雑貨。そして本。
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「あの。倉敷の蟲文庫さんとお知り合いと聞いたのですが…」と、話を切り出すと、「あぁ!昔倉敷にいた時に知り合って、今ここには蟲文庫さんの雑貨や選んでもらった古本が置いてあるんですよ」とのこと。
実は去年の自転車旅の途中に蟲文庫さんを訪れていて、その時店員さんによくしてもらい、最後には本の栞を下さった思い出があったので、まさかこんなにも近くに繋がりがあったことに驚きました。
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そしてさらに驚いたことが、watermarkさんのお父さんが今私が住んでいる町の隣町で農業をしているとのこと。
旅はどうしてこんなにも繋がってしまうんでしょうね。
4.本と美容室
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そろそろ珈琲が飲みたい時間になってきたので、本と美容室さんへ。
名前に喫茶店や珈琲という文字はないのですが、ここでは美味しいコーヒーや週末お菓子屋さんが来るそうなので行ってみることに。
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ありました!こちらが本と美容室さん。
寂れ古屋のような外観をしつつも、自然の中に溶け込んだ姿はとても美しく、中は静か。
中に入り珈琲を飲みにきたことを伝えると、カット台のある部屋の間を抜け案内されたのは六角形の形をした各面に大きな窓がある小さな図書館。
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窓辺に座り、おすすめのコーヒーをホットいただきながら、自宅から持ってきたお気に入りの本に耽る。
とてもいい時間だと思う。
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本と美容室さんは、”ここが美容室である”ということも、”ここが旅先である”ということも忘れてしまうほどひとつに縛られない時間が流れているなと思いました。
次はおやつを食べに行こう。
5.海辺へお散歩
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最後に、私の一番心が安らぐ浜辺まで散歩をしました。
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曇っていたので夕日は見れないと思っていたのですが、空は少しだけオレンジ色になってくれました。
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そんなこんなであっという間に日が暮れていきました。
午後からのんびりと出発し、お昼を食べて、珈琲を飲んで、本を読む。
地元でも過ごせそうな日常の一コマを、あえて旅先で、その地の時間を感じながら過ごす。
ただの日常が、なんとも贅沢に感じます。
そんな時間を過ごせる真鶴町、とてもとてもおすすめです。
ではまた
撮影機材:SONYα7Ⅲ×オールドレンズ
編集:Lightroom Classic
編集者・執筆:日々を旅する hinako suzuki
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