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『長編小説』SNSバトルロワイヤル12

一難去って、また一難。

後日、私はなんて事のない日常に戻り、いつも通りなんて事のないインターネットの使い方をしていたところ。

え?
今更、私の発言に対して意見するんですか?
という具合に、私に攻撃を仕掛けてくる人が出現した。

あれ?なんだかみたことがあるぞ。
そう、それはいつも誰かしらと戦うことを目的にしているおじさんだ。

なんだ、今日は虫の何所が悪いのか、付き合ってやるかあ
と私はその攻撃をいなすように書き込む。

ピロン。
ん?DMが来た。
あれ?
本人?

一瞬見間違えた私に
「いやいや、僕のなりすましに攻撃されていますよ」

ああ、そうだ。
インターネットってそういう場所だった。


なりすまし行為というのは大昔からインターネットに限らず、オレオレ詐欺など、ありとあらゆるものに生まれる概念で、そういったことをする人間が私の周りに居たと思うとゾッとしてしまった。

私の感じるに、おそらく過去おじさんと戦い敗れたのが悔しくて、なりすましをスタートしたのだろう。

もしくは、なりすましても問題のないおじさん
という標的になったのに違いない。

自分がない

その苦しみから逃れられない呪いのようなものを受け。
誰かに解いてもらたい

所謂、白雪姫症候群というやつだ。

攻撃を受けたら、やり返す性格な為。
やり返し。

そのままさようなら。


よろぴく!