今月は気になった新刊は少なめ。
偶然出逢った過去作ほかを交えてピックアップです。
岸見一郎先生の人生相談形式の一冊。こういう形だと読みやすいし、すんなり入ってくることがある。読んでいて疲れませんね。
執筆陣から「kotoba」あたりの特集をまとめたものでしょうか?未読なことは確か、好きな書き手ばかりなので迷わず選びました。
食文化を書くのがとても上手な阿古真理さん。今回は少し軽めの県民性エッセイ。TV番組にもありますがこれも旅も絡んでとても愉しいテーマですね。
先日立ち寄った長坂「のほほん」さんでの一冊。熊野ですからね。読みます読みます。まだまだ熊野も離れられない。
次の2冊は佐久・西澤書店さんで。いつかは読もうと思っていた本をまとめて、という感じですかね。
これは今読んでいます。長野県ローカル新聞の連載をまとめたもの。版元も長野県ローカルなので少し見つけづらいかもしれませんが、とても面白い青春記。自分の年齢になると青春記もそう頻繁にはよまないのですがこれは久々にイイ。連載一回が見開き1ページのスタイルなのでサクサク読めますよ。
これも大好物の分野ですね。個人的にもそう追い込んでるわけではないですが運動と食事は関心を持って暮らしています。
平松さんとアスリートは少し遠く感じもしますが、平松さんと食はとても近いわけで。加えてインタビュー上手でもありますね。
本は、ここまで。冊数少なめ・・・なんですが。
今月は雑誌・ムックとの出会いが多くて。そちらもざっと紹介させてください。
spectatorは今号からちょっと雰囲気が変わって。でも独特の魅力はそのままですね。自己啓発ってテーマがまた絶妙。
ムックの方はお隣・山梨県のウチからそう遠くないエリアでとても面白い暮らしをしている人がいる・・・と聴いていたのですがその方の暮らしが本になって出ました。ラッキー。いつかお邪魔してみたいですね。
POPEYEの仕事特集に、dancyuの旅特集。
これもつい読んでしまう特集ですね。dancyuにはつい先日家族で出かけた静岡の行ってみたかった居酒屋が特集されていて。またすぐに出かけたくなっちゃいますね。
そしてPOPEYEの別冊も旅特集なんですね。もはや自分の年齢層だとかみ合わないのかな・・・なんて思いつつ眺めてみるとやっぱり面白くて、これまたつい購入。ポルトガルに”ナイフの町”があることを知ったのもいつかのPOPEYEの旅特集ではなかったか。
そして本の雑誌。
お知らせを忘れていた!
前号では巻末の沢野ひとしさんの連載でcoldmoutainstudy含めこの周辺の本屋さんがとりあげられているのです。
閑話休題。
4月号の流れで次号予告をチェックすると敬愛すべき読書人・目黒考二さんの追悼号とある。これは読まねば、です。
実際5月号はよく売れていて、amazonもこの記事の時点で品切れのようですね。これも「のほほん」さんで買いました。ってかこれがあるとしたら「のほほん」さんだろうと思って寄った感じでしたね。
結局雑誌を含めると結構な冊数の4月でした。
5月は(正確に言うと4月中に発売されるのですが)斎藤さんと近い感じの「必ず読まねば!」が1冊ある。正確に言うと新聞連載は欠かさずに読んでいたのですでに読み終えているのですが・・・。
いずれ忙しい時期に本をためて、閑期に読む。そのリズムが今年は特にハッキリしてきそう。しかし本との出逢いは一期一会・・・一度見かけた本を後回しにして痛い目にあったことが何度あるか。
見逃さず目を凝らして。
来月もよろしくお願いします。
※リンクがamazonなのはamazonで買って欲しいということでは決してなく、単に見やすい・調べやすい・・・ということです。誤解なきよう。
http://www.coldmountainstudy.com/
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coldmountainstudy 店主:鳥越将路