今月は1年のシメとして、前から気になっていた本を数冊。プラス新たに発見した本・・・で9冊ですね。
5年前のポルトガル行きをきっかけに知り合ったペソア。本人の作品ももちろん良いのですがこれは初めて読む”他の眼”から見た評伝。
これを今年最後の1冊にしようと。そうそう、昨年は沢木耕太郎の大作、一昨年は矢口高雄の評伝が”年最後の・・・”でした。
歩くことをテーマに編まれた1冊の詩集にもとれる美しい本。歩き旅を愛するものとしてずっと気になってました。
そうそう。
これは3月に訪れた静岡「ひばりブックス」さんで見かけて、ずっと気になっていた本をようやく購入した形です。旅から生まれた1冊。
静岡は一箱古本市も出てみたい・・・と思っていたのですが、最近は一箱古本市の時に遊びに行きたい!に変わってきてます。いい本の街です。
旅といえば・・・。
大竹さんの酒呑み旅。中央線ホッピーマラソンは驚きましたがこんどは「こだま」停車駅です。
これも前に、佐久の書店で見て以来気になっていた本。著者の出身が熊野辺りであることも惹かれたか。
これはもう、勉強のためといいますか。以前購入の1973年生まれ・・・との対比読みが愉しいです。
川の近くに暮らし、川に愉しませていただいている者としては興味深い一冊。もちろんそのまま参考になる・・・とはいかないと思いますが刺激は多そうです。
常にフォローしている私設図書館「ルチャ・リブロ」関連書籍。訪れて見たくなる図書館、ってどんなだろう?
自分は自炊者も自炊者、家の食卓のほとんどを一手に引き受けている自分なのですがなぜか惹かれました。
同じ自炊をテーマとした興味深い本にこんなものがありますが・・・
こちらよりも自分にはフィットしそう。ケア、というと少しまた違ってくる。
最後に・・・
大和の冒険研究所書店で直接お会いした荻田さんの幻のデビュー作がヤマケイ文庫で復刊。ヤマケイ文庫、変わらずいい仕事をしていますね。
冒険家の珠玉の青春記・・・やはり植村直己さんの「青春を山に賭けて」が想起されますが荻田さんのそれもまた面白そうです。
・・・と。
今年も一年我がピックアップにお付き合いありがとうございました。
我ながら狭く偏った選択、どっかしらでいい、皆様のなにかに響くことがあれば・・・と思い来年も本を選び続ける所存でございます。
昨年の記録を観ると1月・2月は比較的インドアシーズンということもあり結構な数を入庫していますね。
さて2024年はどうなることやら・・・。
※リンクがamazonなのはamazonで買って欲しいということでは決してなく、単に見やすい・調べやすい・・・ということです。誤解なきよう。
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