余生馬に会いに行く
余生馬を知る
余生馬って言葉、知っていますか。
競走馬で功績を残した馬を預託されている牧場があることは知っています。
でも馬は競走馬だけではないし、功績を残さずに引退した競走馬だっている。
乗馬や農耕に用いられた馬だっています。
馬は生きているわけですから、預託にはお金がかかります。
残念ながら自分には世話をすることが出来なくて、でも馬の専門家であり、適切な運動も可能な牧場預託という方法を取ることが出来ます。
そこには、馬を大切に思う気持ちがあるんじゃないかと思います。
出来ればすべての馬が、その環境であって欲しいと思いますが、現実はそうではありません。
余生馬で検索したところ、いくつかの牧場や団体が出てきました。
軽種馬の年間の生産頭数は2021年が7,733頭だそうです。
平均寿命は20歳から30歳のようです。
仮に中間値の25歳が平均寿命とすると、競走馬として7歳で引退しても、20年近くの第二の生き方があっていいはずですが、残念ながら余生を送る場所が足りているようには、とても思えません。
一部の著名な馬や、馬主に恵まれた馬だけが、天寿を全うしているのかな。
余生馬に会う
さて、余生馬に会いに行く機会がありました。
「一般社団法人ヴェルサイユリゾートファーム」。
ここで過ごしているのは、サラブレッド。
競走馬として活躍した馬です。
調べたところ、余生馬が過ごしている牧場とは別組織で、競走馬の生産も行っているんですね。
広い放牧場で、馬たちが放牧されていました。
その様子を見ているだけで、こころが洗われる感覚です。
飽きがこないんですよね。
放牧されている風景って。
それは馬だけでなく、牛などでも。
人参を買って、馬に食べてもらいました。
ちゃんと食べるんだなー。
でも、なんで人参なんだろう。
試しに人参を食べてみました。
人参、甘いね。
そうだね。
甘いものが好きなのは、ひとと変わらないんだよね。
牧場で過ごした時間はとても楽しい時間でした。
ヴェルサイユリゾートファームでは、宿泊も出来るそうです。
一日中、放牧馬を見る生活。
想像しちゃいましたが、楽いですね。
泊ってみたいです。
では。
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