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気になる投稿~当たり前の価値について考えてみる~

当たり前ってことは、凄いことなんです。

「あなたの日常が当たり前にあることは、それを支える人たちがいる」ということ。
それは土木、インフラに限らず、様々なことに当てはまることです。

錦帯橋は、錦川にかかる橋長約200mの5連木造アーチ橋で、1673年(いまから350年前)に当時の岩国領が建設しました。さて、川を安全に渡ることができるという当たり前に要した費用を、1953年に実施した再建工事の費用から推定すると、約50億円であり、岩国領の石高から推定した歳入は約36億円です。つまり、川を安全に渡るという当たり前に、国家予算の1.4倍をつぎ込んだ、すなわちそれだけの価値があると考えたということになります。

現代社会での社会生活の当たり前は、社会インフラによって支えられ、その社会インフラは土木技術者の皆さんの日々の努力によって支えられています。これからも、土木術者が社会生活を支えているという誇りをもって日々研鑽に励んで頂きたいと考えています。

JSCE建設技術賞委員会note投稿より

昨日の夕飯が美味しく食べられたのは、農家のみなさんが美味しい作物を作るために、日々頑張ってくれたから。
農作物に必要な水も、誰かの手によって当たり前に散水出来ている。

いまの世の中はそれをもっと考えたほうがいいのかもしれないな。
この投稿を書きながら、先日の体験も重なり、そんなことを感じています。

わたしたちは、たくさんのひとの想い、頑張りに支えられて生きている。

では。

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