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コモンズ30ファンドの月次報告~わたしの読み方・2024年5月運用分~

コモンズレター

#コモンズ投信#コモンズ30ファンド のコモンズレター5月運用分が公開されました。
待ってました。

コモンズ30ファンド_コモンズレター

渋澤と伊井の想い

今号は社長の伊井さんからのメッセージです。

5月12日に開催された、「コモンズフェスタ15周年イベント」について、伊井さんがイベントで感じたこと、これまで、そしてこれからの想いが書かれています。

この日は、ファンドの受益者であるお仲間の皆さん、投資先企業の皆さん、寄付先が一同に会してのイベントとなり、まさに、コモンズ投信の創業時から大切にしてきました共有地=コモングラウンドの実現でもありました。
私たちは、感謝の気持ちとともに、こうして皆さんと共に未来を創っていくことが出来ましたら望外の喜びです。

コモンズレターより

わたしもコモボラとして参加しましたが、とてもいいイベントで、参加できたこと、それもボランティアで参加できたことをうれしく思いました。

コモンズ投信のコモングラウンドは、わたしの大切な場です。

これからもよろしくお願いしますね。

運用状況

当月、上場来高値を更新した銘柄は5銘柄、年初来高値を更新した銘柄は11銘柄ありました。当ファンドの組入銘柄数は先月に続き30社となっています。
6月は株主総会シーズンを迎えます。企業側の総会を意識したポジティブなニュースも出やすくなります。
また、日米の金融政策決定会合もあり、市場は注目しています。
特に、足元で金利上昇のピッチの早かった日本の長期金利に対する影響は気になるところです。
また、企業取材におきましては、決算発表後の対話が中心となります。
引き続き、丁寧な調査・運用を継続していきます。

コモンズレターより

上場来高値、年初来高値。
コモンズ30ファンドには、会社の価値を市場からも改めて認められる会社が多く組み入れられていることがわかります。

運用自体はお任せしているので特にコメントはありませんが、会社との対話をしっかりとお願いしたいと思います。

投資先の会社については変化がないとのことですが、個別の投資先企業では世間を大きく賑わすニュースになるようなことも起こることがあります。
その際には対話の実施状況についても説明していただけると、我々投資家も安心できますね。

運用報告会やオンラインの説明会を活用して、運用している方に直接聞いてみるのもいいと思いますよ。
それが出来ている運用会社です。

今月のピック!

任天堂

「2015年3月にNintendo Switchの存在を公表して以来9年ぶりにSwitchの後継機種に関するアナウンスを今期中に行います」と明らかにしました。Nintendo Switchのハードは、2017年3月の発売で、2021年3月期は2,883万台まで販売数量が伸びましたが、2022年3月期以降減少基調で、2024年3月期は1,570万台、2025年3月期は1,350万台、前期比14%減を計画しています。
後継機種に関するアナウンスが注目されます。

コモンズレターより

任天堂には、ファミコン時代からお世話になっています。

後継機種、楽しみにしています。

シスメックス

決算発表後にコモンズ新オフィスにて浅野社長、立花取締役とのIR面談の機会を頂きました。
浅野社長からは、「再生医療の分野を伸ばしていきたい」とのメッセージを伺うことが出来ました。
浅野氏が社長に就任してから1年が経過しましたが、新経営体制の下、シスメックスの更なる成長が期待できるミーティングとなりました。
なお、同社は6月4日に独占禁止法違反(抱き合わせ販売等)の疑いがあるとして公正取引委員会の立ち入り検査を受けたことを公表しました。
現時点(6月5日)では、同社による不正行為の有無や業績への影響等については不明のため、今後の動向を注意深く見ていきます。

コモンズレターより

メッセージを伺ったという再生医療の分野に期待したいところです。

独占禁止法違反の疑いで公正取引委員会の立ち入り調査を受けたことは、とても気になるところですが、公正取引委員会の判断を待つしかないですね。

ホンダ

自動車業界を取り巻く環境の変化としては、電気自動車等の技術革新がありその成長スピードに組織・現場のスピードが追いついていない側面があります。
6月3日公表されました自動車5社の認証問題に関して、同社は現在生産中の車種への影響は無く業績影響は軽微です。
あらためて、自動車製造におけるインプットからアウトプットまで様々な事業環境(素材調達の変化、製造工程の変化、完成車の要求水準)が変化する中で、自動車各社、日本自動車工業会、国交省、その他第三者機関も含め、検査、認証等の考え方も同時に変化していく必要があると考えます。
今後モビリティのハード面の性能、安全性は認証基準クリアの是非に留め、オーバースペック領域での価値訴求は終わりにし、SDV(SoftwareDefinedVehicle≒直訳するとソフトウェア定義された車両)を価値訴求ポイントとして注力してほしいと思います。

コモンズレターより

業界の問題点について、的確に書かれていると感じています。
自動車業界は、最近特に問題を聞くような気がしますし。
時代の変化、価値観の変化についていけていないとの考え方もあるのでしょうか。

アナリスト個々の個性も、わたしが直接アナリストの皆さんと会話した中で感じることもあります。
そんな個性感じながら、毎月このページを読んでいます。

こどもトラストセミナー リンナイの大口工場でからくり改善を体験しよう!

こどもトラストセミナーをリンナイ大口工場で開催した様子が掲載されています。
工場でよく聞くカイゼン(改善)を体験する企画があったとのこと。
モノづくりの楽しさ、カイゼンの楽しさに触れることが出来たようですね。

コモンズSEEDCapからのお知らせ

『コモンズフェスタ15周年イベント』で登壇した、一般社団法人えんがおの濱野さんのことが書かれています。
コモボラで参加していたので、話は聞けていませんので、アーカイブなどで聞きたいな。

6月11日には、オンラインイベントがあるようですので、参加されてはいかがでしょうか。

今号も楽しいレターでした。

YouTubeで配信されている、月次運用報告の動画もご参考に。
いろいろ発信されていて、楽しいですよ。
ありがたいですね。

では。

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