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シブサワ・レターを読んで感じたことなど~2024年6月号~

シブサワ・レター6月号

5月号は投稿を忘れていました。
連休が充実していたからなー、なんてね。

新札

シブサワ・レターの投稿は1ヵ月空いてしまいましたが、6月号を読んだ感想などを投稿します。
7月3日にいよいよ日本銀行券の新札が出てきますね。
壱萬円札は、渋沢栄一さんです。

青年の怒り

160年前のある青年の怒りについて記載がありました。

およそ160年前に、ある青年も怒っていました。もっと良い世の中、もっと良い未来があるはずだ。一部の階級だけでなく、努力すれば誰もがより報われ豊かな生活を実感できるフェアな国を形成すべきであると身を起こしました。現在、「日本の資本主義の父」と言われ、来月から発行される新一万円札の肖像となる渋沢栄一です。
栄一は、一滴一滴が大河になって日本の新しい時代を導く「合本主義」の可能性を見出し、およそ500の企業の設立に関与しました。リスクを負う株主や事業を展開する企業の利益や人々の欲望を否定したことはありません。ただ一事業主、一株主の立場から、常に何が国の発展につながるのかを俯瞰しながら自ら事業に邁進しました。
栄一の怒りの根源は現状に満足していないこと。日本はもっと良い国になれるはずだ、もっと良い会社、もっと良い経営者、もっと良い市民になれる。言い換えると事なかれに堕ちること無き主体性ある未来志向でした。

シブサワ・レターより

お札の改刷は、当然ながら価値の変化ではありません。
でも、これからしばらくは渋沢栄一さんの顔を見る機会が多くなります。
そこで渋沢栄一さんが想い描いた資本主義の可能性を、わたしたちの世代で見直し、より良い社会を気付いていくきっかけに出来たらいいなと思います。

インパクト・エコノミー

【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2022年6月】
我々多くの同志が見たい未来とは、そう、「インパクト・エコノミー」です。外部不経済を取り残すことなく埋め込んで、人の存在を尊ぶ、価値最大化を目指す経済です。
Nagasaki Peace-preneur Forumが開催された翌週。東京で金融庁主催の「インパクト・コンソーシアム総会フォーラム」、SIMI(社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ)/SIIF(社会変革推進財団)共催の「Social Impact Day」、東京都主催の「SusHi Tech Tokyo」が立て続けに開催され、まさにインパクト・ウィークでした。
国内の横断的な分野から大勢の参加者を動員させただけでなく、世界からインパクト投資や企業価値におけるインパクトを可視化する取り組みの第一人者や大御所たちが訪日・オンラインで登壇しました。インパクトを通じて、世界が日本に一目置いているのです。

シブサワ・レターより

これまでの歴史を考えると、経済性が主に語られ、取り残されてきた部分があります。
その歴史を見ると、資本主義が全てのひとを幸せに出来るものではなさそうです。
取り残されてしまった、取り残したひとたちをどう取り込み、幸せの輪を広げるのか。

そのための取り組みを行える可能性が、日本にはある。
そんなことが書かれていると理解しました。

わたし

昨日聞いたオンラインでの対談で、ワクワクすることを大切にしているといった発言がありました。
一方で、楽しいことはあるが淡々とやるといった話もありました。
どちらも大切だけど、わたしならどうするのか。
そんなことを考えています。

わたしの次の10年、30年を見据えて。

では。

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