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【臨床心理士資格試験・心理系大学院】わたしの勉強法

こんにちは!ばらんです😉

わたしは昨年、心理系大学院を修了し、臨床心理士の資格試験に合格しました。

詳細はこちらに書いてみました💁🏻‍♀️

この記事では、知識ゼロの状態からおよそ3ヶ月で大学院合格⇒働きながら資格試験一発合格を叶えたわたしの勉強法を紹介していきたいと思います✍🏻


ザルを重ねてボウルにする

『勉強とは、ザルを重ねて知識という水が漏れないようなボウルにしていく作業』

高校時代の英語の先生が言っていたこの表現が好きで、何かを会得しようとする時には自然と思い出すようになりました。

どんな分野を覗いてみても感じることですが、広い視野を持って、1から10までを何周もするということがまずは大切だと思います📚

例えば、『参考書の1章がまだ理解しきれていないから2章には進まない』のではなく、『最初はスカスカの感覚でいいから1章から10章までを何度も読む』というイメージです。

そうするうちに、こことここが繋がってる…ここが大事っぽい…という学問の概形が浮かび上がるようになります。

(そんなの当たり前にしてるよ!という方もいるかもしれませんが、完璧主義だったわたしには「分かってないところを飛ばす」がなかなかできなくて落ちこぼれていました)


自分の言葉で説明する

また、参考書を読んだり講義を受けたりしているだけでは、理解することはできても、自分のものになったと言えるほどの知識は着いてこないことを経験的に感じてきました。

例えば、『ある用語を説明されたら理解はできるけど、逆にそれが何であるかを説明しろと言われたらできない』という状態です。

そこで勉強したつもりになって満足してしまうと、試験では負けてしまいます。

ひとつの用語をあらゆる角度から知り尽くして、逆にその用語を自分の言葉で豊かに語り尽くせるようになるまでが、試験で発揮できる知識の定着だと思います🧠


参考書を自作する

様々な領域と近接していて、暗記や用語説明の多い心理学の勉強においては『ザルをボウルにする』『自分の言葉で説明する』という方法が特に適していると思います。

わたしは、この勉強法を効率よく実践するには一問一答形式の参考書が必要だと考えました。

一方で、大学院入試の頃から、心理学の参考書にはシンプルな一問一答形式のものがないことを不便に感じていました。

探しきれていないだけかもしれませんが、同じように思われたことがある方も多いのではないでしょうか。

それなら自分で作ってしまおう!ということで、

参考書や講義から一通りの知識を入れる

自分の言葉で噛み砕いて
一問一答形式の参考書を作成する


暗記して知識を定着させる

このような流れで、一問一答形式の参考書を作成することにより、知識を確実なものにしていくのがわたしなりの心理学の勉強法です。

参考書を自作するのはかなり大変ですが、知識をおさらいしながら“いかに正確で分かりやすく、覚えやすい文章を書くか”を考えることになるので、『ザルをボウルにする』というインプットと、『自分の言葉で説明する』というアウトプットを同時に進めることができる効率の良い勉強法だと思います。


一問一答ノート

臨床心理士の資格試験も心理系大学院の入試も、例年秋頃に行われることと思います。

わたしも昨年は資格取得見込みとして働きながら、6月頃から本格的に試験勉強を始めました。

試験を控えている方は、一問一答ノートを作る余裕のある方ばかりではないと思います。

卒論や修論に追われながら、お仕事をしながらの試験勉強は本当に大変ですよね🥲

この度、心理学の勉強に励んでおられる皆さまの一助となればという思いから、わたしが実際の試験に向けて作成し、繰り返し読み込んでいた一問一答ノートを公開することにいたしました📝

サンプルはこんな感じです。

英単語のように一対一のシンプルな一問一答ではなく、『問いに対して答えの情報量が多め=心理学仕様の一問一答』になっています。

その他、以下の点についてもこだわりました。

・右列をオレンジ色にして、赤シートを使って暗記しやすくした。
・必要に応じてアルファベット表記も記載した。
・オリジナルの図を添えた。

前編:56ページ、後編:32ページ、ロールシャッハ編:4ページと分けてアップしていきます。

本気で満点を取るつもりで試験勉強に取り組んでいたわたしが、モチベーションを保てるように、分かりやすさ・見た目の美しさともに試行錯誤を重ねて清書した渾身のノートのため、有料記事とさせていただきます。

それぞれの記事にPDFファイルを載せておりますので、ダウンロードしていただき、印刷したりスマートフォンやタブレット端末で読み込んだりと、個人の範囲内でご自由にお使いください。


留意点

  • 何度もチェックしておりますが、誤字・脱字の可能性があります。

  • 個人の利用目的に作成したもののため、内容に対する責任は一切負えません。

  • お手持ちの参考書などと照らし合わせながら、知識の定着用としてご活用ください。

  • 再配布、無断転載は厳禁です。

上記についてご了承いただいた上で、記事の購入・閲覧に進んでいただくようお願いいたします。

臨床心理士資格試験、心理系大学院の受験を控えている方のお役に立ちますように💮

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