【おすすめ見所】さらりと巡る東京の重要文化財建造物③ ~商業施設編~
いつもお読み頂きありがとうございます!
都内の重要文化財建造物シリーズの続きを書きます。本日は商業施設編です。ほぼ日本橋界隈編といってもいいくらいです。
*都内の重要文化財、寺社仏閣編と公共施設編も是非ご覧ください。
なお、先日のnoteでも書きましたが、今回使う写真は全て撮りおろし!本日、サイクリングがてら取材をしてきました!
いや~、今年はかなり自転車サボってましたからねぇ~。年末になる前にガッツリ走れてよかったです(といっても4時間くらい都内を巡っただけ)。
自転車旅行以外で私が訪れた場所の見所を都道府県、地域等に分けて紹介しています。是非お楽しみください。
*マガジンにまとめています。詳しい説明はこちら
* * *
今回の舞台(東京都)
明治生命館
まずは明治生命館です。1934年竣工で、昭和の建造物として初めて重要文化財の指定を受けてます。(写真:明治生命館)【2020年】
近年、再開発が盛んでニョキニョキと高層ビルが立ち並ぶ丸の内エリア。こちらの建造物は高さこそないものの、それらの高層ビルに負けない威風があります。現在も明治安田生命のお客様相談センターとして使われていて、中を見学もできる!
しかし、現在はコロナ禍のため見学中止。。残念。
見上げるとギリシャ神殿風な立派な柱。
重厚なドア。なんだかアートな写真になります。
一時GHQにも接収されていて、戦後日本の歴史の舞台にもなっています。
日本橋高島屋
さて、ググっと日本橋方面に行きます。
まずは日本橋高島屋です。1933年竣工で、百貨店建築としては初の重要文化財指定となった建造物です。(写真:日本橋高島屋)【2020年】
なんだかニューヨークっぽくてかっこいいなぁ。
内部に潜入します(ただ入店しただけ)。(写真:日本橋高島屋内部)
うーん大理石のエントランス、エレガント!
そして、要チェックポイントはエレベーターです。超レトロ!
エレベーターガールが手動でご案内してくれます。
要予約で見学ツアーもしてくれるそうです。いつか行きたいなぁ~。
三井本館
さて、日本橋の三井エリアに入っていきます。三井財閥の総本山といっても良いでしょう、三井本館です。1929年竣工です。(写真:三井本館)【2020年】
こちら、どっかで見たことありません?
実は、ドラマ半沢直樹で、東京中央銀行として出てきます。
現在も三井住友銀行の店舗として利用されています。本日は休日なので中には入れず。。入ったことないので、今度は潜入したいです。
柱も立派です。こちらも一時GHQに接収された歴史があります。
日本橋三越本店
三井本館のお隣は、三越本店です。近世には三井呉服店であり、近代は日本の百貨店の始まりとなった三越の本流のお店ですね。1935年竣工です。(写真:日本橋三越本店)【2020年】
こちらも写真の撮り方によって、ニューヨークっぽくなる感じがたまりません。
そして、こちらも内部に潜入(同じく入店しただけ)。ここの中央の吹き抜け部分は本当に大好きです。(写真:日本橋三越本店中央ホール)【2020年】
中央の吉祥天の像は本当に見事で毎度心を奪われます。そしてデカい。
なんでしょうね、この空間。時が止まります。
パイプオルガンとかもあって、たまにリサイタルやったりしててそれもまた良いです。
ストリートビューは、左手に三越本店、右手に三井本館を眺められる贅沢な道を貼っておきます(さらにその先には日本銀行本店もある!)。(ストリートビュー:江戸桜通り)
日本銀行本店
厳密には商業施設とは言えないかもしれませんが、日本橋に来たということで、日本銀行本店も念のためピックアップ(なんたってこちらも三井本館のお隣)。
1896年竣工です。空から見ると「円」の字に見えることで有名です。(写真:日本銀行本店)【2020年】
ちょっと遠目からしか見れませんでした。平日だと見学ツアーやってるらしいのですが、休日はあまり近寄れないんですよねぇ(警備員さんもいる)。なんたって日本の金融の中心ですからね。
まぁこちらはオマケということで。
替わりににGoogleマップの航空写真貼っておきます(メッチャ「円」の字。。)。
* * *
重要文化財建造物が、現役で使われている姿を見ると本当に嬉しくなります。店舗側もブランディングとしてうまく活用していて、文化財活用の好事例に思えてきます。
ただ、実際には維持管理とか大変そうではありますが。
最後までお読み頂き、感謝です!
よろしければ「スキ」をお願いします。
それでは!
*カバー写真:日本橋三越本店(東京)【2020年】
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 他のnoteも是非読んでいただければ嬉しいです。