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ダーリンは起業家 (笑)

私の旦那さんは、いわゆる“起業家”です。

友達や知り合いにも何人か起業家の人たちはいるけれど、すっごい偏見&失礼を承知で言うと、起業家の人ってギラギラしてて、人前に出るのが大好きで、イケイケドンドンって感じのイメージでした。(起業家のみなさん、ほんとごめんなさい)

でも、旦那さんに出会ってそのイメージがいい意味で覆されたのです。
今思えば、先生に色々な先生がいるように、起業家にだって色々な起業家がいて当たり前なのにね。

初めて旦那さんと会ったときは、なんだこの子犬のような素朴な感じは!!早口で喋り倒したりしないし、自分語りもしすぎないし、変にプライドが高そうでもない。
ほんとに起業家なのか、、?と半信半疑でした。

結婚して半年経ったいま言えることは、少なくともうちの旦那さんは全然ギラギラしてなくて、むしろ人前に出たり目立つのが嫌で、すごい謙虚で穏やかな人ってことです。

日本にいると、まだまだ起業家の人(しかも海外で起業してる人)って身の回りに少ないんじゃないかな、と思い今回はぜひとも愛しの旦那さんの生態について、本人の承諾を得た上でシェアさせていただきまする。

特徴その1:忘れ物の常習犯

しょっぱなから全然いいことじゃなくてごめんなさい。
起業家になりたいからってこれを真似るのはオススメしませんが、起業家の人たちってほんとによく忘れ物をするそうです。

うちの旦那さんもあまりに忘れ物が常習化していて、“忘れ物はするもの”と最近では私も割り切って一緒に生活しています。

多分、普通の人に比べて普段頭の中で考えてることが大量にありすぎて、物への注意が散漫になるのではないか、と私は推測しています。

ちなみに私は忘れ物はほとんどしませんが、よく記憶喪失になります。
弱点を補い合える、いい夫婦ですね。

特徴その2:仕事とプライベートのメリハリが独特

これはうちの旦那さんだけなのかもしれませんが、夕食後にYoutubeでお笑い見てくつろいでたと思ったら、その直後にすごい集中してパソコンに向かって仕事してる。とかよくある光景です。

かと言って、いわゆるブラックな働き方をして疲弊しているわけでもなく、ほんとに幸せそうに、緩やかに、自然体の暮らしの中に仕事が溶け込んでる感じです。

多分、自分の裁量の中で主体的に仕事をするってこういうことなんだな、って彼を見ていると思います。

話が脱線しちゃいますが、日本の“働き方改革”にすごい違和感があるのは、結局まだまだ“働き方”さえ自分で決められない社会なんだな。と痛感するからです。

“働き方”ってつまりは、“どう生きたいか”にもつながると私は思っていて、そんな自分の生き方まで政府に改革と銘打って主導してもらわないといけない社会って、すごく悲しい。

でも、働き方改革が一人ひとりが生き方を決められる社会になるはじめの第一歩になるとしたら、きっとないよりはいいんだろうな。

特徴その3︰商業施設に行くと、コストや利益を推測する。

これはまさに起業家&経営者っぽい特徴ですが、例えばレストランとかに夫婦で行くと、
「ここのお店の維持費はいくらくらいで、一日にお客さんは平均これくらい入ってるだろうから、利益はこれくらいだろうな」
とか旦那さんがよくブツブツ言ってるわけです。彼曰く、そう考えて概算する癖がついてるそうです。

私は最初こそ、せっかくのデートの雰囲気が台無しじゃ!!と憤慨してましたが、最近は気にも留めなくなりました。

それどころか場合によっては、なるほどな〜勉強になるな〜とか思ったりします。ずっと教員という仕事しかしてこなかったため、ビジネス的な思考が全然できないので.....

※彼の名誉のため?にも補足しますが、もちろん結婚する前のデートでは、こんなこと言ってませんでした笑 さすがに変わってる癖だと自覚してるそうです。

特徴その4:挑戦好き

明らかに私より新しいことに挑戦する頻度が多いです。

簡単なことから言うと、料理を作ってるときも、普通にレシピ通りの調味料入れればいいところ、え、それ入れるの?ってツッコみたくなるような調味料を追加して、新しい味にチャレンジしようとします。

新しいアイディアが浮かんで、
「いいこと思いついた!!」
って、少年のように嬉しそうにしてる回数も私より圧倒的に多いし、私からすると失敗しそう、って思うことも全然気にせずトライします。

しかも、それで何かうまくいかないことがあっても、失敗したとすら思ってないみたいです。
だからこそ起業家にもなれたんだろうな.....

特徴その5︰体力がはんぱない

腰が痛いよ〜とか、目が疲れたよ〜とか言ってるときはありますが、一年中仕事してる割に風邪ひいたり体調崩したりしてるのを見たことは一度もありません。
学生時代に、サッカーをゴリゴリやっていたことも関係していると思います。

ヤンゴンからニャウンシュエまで約12時間もかかる夜行バスですら、彼にとっては体感時間3時間に感じるそうです。恐ろしや.....

よく考えれば、経営者が体調崩しちゃうとスタッフとしても困るので、これもけっこう重要な素質の一つなのかも。

こんな感じで起業家のダーリン(笑)の性質を大きく分けると、5つの特徴がありました。
こうやって改めてまとめてみると、ほんとに自分と全然違う生き物だなって思います。
性格とか本質的な部分はすごい似てるんだけど、得意分野が違う感じかな。

きっと結婚生活に慣れていくにつれて、旦那さんの特徴に鈍感になってしまう気がするので、これからもじっくり生態観察を続けていきたい所存です。

ともすれば、ただの惚気話とも思えるお話を読んでいただきありがとうございました〜!(^^) 

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