見出し画像

ファスティングとは?

ファスティングとは、断食のことです。
通常日本で推奨されているものは、酵素ドリンクを飲みながら行う事が多いです。

●ファスティングを行う理由
1デトックス
2ダイエット
3リフレッシュ
4脳の活性化
5生活習慣の改善

ファスティングの期間は最短で一食抜いたり、1日食べないという方もいる。
しかし、本来は準備期・ドリンク飲みの本番・回復期があります。
だいたいは1日が準備、本番が1~2日、回復が本番と同じ日数で4~5日最低でもかかってくるものが本来のファスティングです。
ファスティングは長くやった方が効果は大きくなりますが、3週間以上は効果があまり見られないと言われています。
3週間行った場合、回復期の初めの1週間は玄米粥、漬物、野菜スープなどを食べていき、その後1週間は魚、玄米、野菜、味噌汁などの食事となります。
ここから分かることとして、肉であれば鳥→豚→牛の順番に内臓に負担をかけるという事がわかります。
ファスティング期間中は内臓に負担をかけるタンパク質の摂取やアルコールやタバコの摂取も控えるようにしてください。

●デトックス
体の中で起こる反応として、ファスティング中は胃のデトックスであり腸内環境のリセットをする事が最も効果が強い部分である
腸をデトックスする理由として、人間はほとんどの栄養素や細菌、風邪になるならないということを行っているのは腸であり、特に小腸がそれを担って栄養の吸収や免疫機能を担っています。
日頃の食事で動物性脂の多いものであったり、アルコールや揚げ物、あまりに多い糖質を摂る食事をすると内臓はどんどん弱っていきます。
歳をとって胃酸の分泌が減って胃もたれするという年齢的なものや悪い食事をする事で内臓は年々弱くなっていきます。
それにより、腸の中に汚れてきて腸が汚れる事で内臓代謝も悪くなり、栄養の吸収ができなくなるから太る。エネルギー効率も悪くなるので疲労も溜まっていきます。
小麦粉や乳製品、アルコールを摂取している人は小腸が全然使えないので基本的には免疫が落ちてしまっている事が多いです。
腸内環境を良くしてで腸を綺麗にしておく事が重要ですね!
腸内環境を良くするためにヨーグルトを食べて乳酸菌を摂るという方がいますが。ヨーグルトに含まれる乳酸菌では腸内に存在する1000兆ある乳酸菌の中でヨーグルトに含まれる何億という数をとってもあまり効果が見られず、むしろ腸が汚れるという医師の方がいるくらいなので効果はあまり期待できません。
乳製品で乳酸菌を摂取するよりも、キムチやぬか漬け、納豆のような発酵食品から摂取することをお勧めします。
腸内環境が良くなる事で代謝が良くなるので太りづらい体質になり、更に身体に悪いものを弾くいてくれるようになります。
またセロトニンは腸で作られるので腸内環境が良くなることでセロトニンの分泌が増えます。
過食症や鬱、精神疾患の方はその疾患のせいで身体に悪いものや甘いものを多く食べてしまうが、これはセロトニンを出したくて暴食してしまっているのです。
そのため、ファスティングをして腸内環境を良くしてセロトニンを出る状態を作った時に症状が改善されるという事が多くあります。

●ダイエット
ドリンク生活の日はだいたい1日500kcalで生活していきます。そこから2週間くらい低カロリーかつ健康に良いものしか食べないので、体の中では脂肪をエネルギーに変換するケトン体というものが積極的に作られていきます。
本来、人間は肝臓の中のグリコーゲン、血中のグルコースという順番で糖質からエネルギー代謝をしていきますが、糖質が体の中から無くなった時に脂肪をエネルギーに変換するという機能が働いてきます。あとは、タンパク質を分解する糖新生というものが働いてきます。
脂肪をエネルギーに変換するケトン体質のスイッチが一気に働くので痩せやすい体質になります。
この体質になって暴飲暴食をやってしまうと元に戻ってしまったり、ひどくなることもあるので注意が必要です。
ダイエットとして体質改善で脂肪をエネルギーとして使いやすい身体になるので、ファスティングを体重が何キロ減るかという、その瞬間に痩せる痩せないではなくて痩せやすい身体になっていくという目的で行うようにしてください。

●リフレッシュ
疲労感やだるさ、イライラは知らず知らずに食べている悪いものが蓄積して行って起こっています。
実際、砂糖を食べると一時的に血糖値が悪がってセロトニンも出て一瞬は集中力も増して仕事も捗るが血糖値が急上昇するということは急下降していきます。この時に虚無感や依存性が働きます。
これにより砂糖を摂りたいという脳内でドーパミンやエンドルフィンが出てきて、また食べろと脳が反応するのです。
大昔は甘いものが積極的に摂取する事ができる環境ではなかったので、その人間の習性が残っています。甘いものを見ると視覚から入ってきた情報によって、これは美味しい、食べた方がいいと脳が認識するようになるのです。摂取して血糖値が急上昇、急下降して、それにより、アドレナリンやグルカゴンといったストレスホルモンが出て余計にストレスが溜まって、そのストレスを解消するためにまた砂糖を食べてという悪循環が起きてしまいます。
これを一掃して糖質を体の中から全て無くしてくれるのがファスティングです。
悪玉の腸内細菌や毒素を全て出して、出した後に良いものを食べるという交換作業になります。


●脳の活性化
世界的な発明家や科学者は適度な空腹感や集中できる脳波が出ている時にそのようなアイデアが生まれると言われています。
能の最も活性化しているα波を出している時というのは人間は適度に空腹でないといけない事がわかっています。
ファスティングによってオレキシンという神経発達物質が体の中で空腹期間が続く事で多く分泌されます。これにより五感が鋭くなるのです。
脳の活性化によってオレキシンを出す事で味覚や嗅覚が敏感になり、その結果として生活習慣が改善していくのです。

●生活習慣の改善
現代の日本人は身体に悪い塩分やオメガ6の飽和脂肪酸、バター、マーガリン、ショートニング、お酒、タバコを摂りすぎています。
脳が活性化して五感が鋭くなると身体に悪いレベルのしょっぱいものはしょっぱいと感じて食べれなくなります。ファスティング中はほぼ塩ゼロなので急に食べたものに対して過剰反応を起こしてしまうので基本的に薄味になります。
厚生労働省が発表している塩分の基準と高血圧学会の発表している塩分の基準は異なり、高血圧学会の基準は6g、厚生労働省の基準は9gで実際の日本人は11gくらい摂っているので摂りすぎている事がわかります。塩分は糖の代謝を悪くするのでナトリウムの摂りすぎは糖尿病につながります。なので日本人の多くは糖尿病になってしまうのです。
甘いものも同じでミルクチョコレートが好きだった人がファスティングによりブラックが好きになっていく事が多いです。ブラックの中でもファスティングを繰り返すほど苦いものに甘味を感じるようになります。
ニキビやしみ、そばかすは食事で決まります。ファスティングにより生活のリセットができるので生活習慣が変わるのです。

ロシア、ドイツ、アメリカの一部ではファスティングは保険適用の医療になっています。
マウスの実験では断食をしているマウスは抗癌剤の副作用が出なかったのに対して通常通りの食事をしているマウスの方が癌の進行が早いという実験結果もあります。
リウマチ、糖尿病、高血圧にも効果があり、ファスティングにより体の中の毒素や細菌を出せるので肩こり・腰痛などの炎症系も良くなりますし減量やダイエットで悩んでいる方におすすめです。
また、通常の酵素ドリンクは加熱処理しないと商品化できないので、加熱処理をする事でほとんどの酵素は死んでしまっています。
なので酵素ドリンクではなく発酵ドリンクの方が良いです。
熟成されている事、酵素が入っていると謳っていない事、ビタミンCやアルギニンが入っていて、ドリンクのやりたいことがはっきりとしている事、ありがちなものをただ入れただけでは意味がありません。
熟成期間も良いものであれば3年、少なくとも年数で記載されたものが良いので、熟成期間が何ヶ月のものや書いてないものは、発酵期間を全然とっていないので注意が必要です。


●まとめ
ファスティングによって腸内環境が改善されることで身体にとって優良な効果が見られます。
日頃の食事から意識して改善していくことだけでも体質は変わっていき、肌荒れ、便秘、アレルギー反応なども改善されていきますので参考にしてみてください。
良ければ続ければいいし、良くならなければ辞めればいいので、一度はファスティングを試してみてはいかがでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?