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「終わりよければすべてよし」と言いたいけどやっぱり

大学を卒業した。

いっときは留年するかもと思っていたが、なんとか現役で卒業できた。

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33歳のとき、人生初の大学へ入学した。通信制なので、周りには自分より年上の生徒もたくさんいた。

通信制の大学というのは、1年くらい留年するのが普通らしい。それはそうだ。みんな仕事や家庭と両立しながらやっているのだから。

🍩

大学のレポートを書くための研究で「終わりよければすべてよし」というのが、もともとはイギリスの戯曲のタイトルだったのだと知った。

ほんとうは「All's Well That Ends Well」という。

とても美しい翻訳だと思う。

今では日本語としても普通に使われるフレーズになった。

ちなみに、よくある言い回しの「陽はまたのぼる」も本来は英語だ。

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自分の大学生活を振り返ったとき、卒業できたからといってその過程すべてに納得できるかというと、そうでもない。

いまだに納得いかない思い出もある。

ただ、いまから大学に行って、誰かと何かを話しあってまで解決したいかというと、そうでもない。

つまり、問題はあくまで私の内部に宿っている。

🍬

ということは、これからも何かをやり切ったり、やり終えたり、成し遂げたりしたあとで「終わりよければすべてよし」と思えない日が来るのだろうか。

人生観について、最後に笑えたらとか、最後の最後に納得できたらそれでいいという人もいる。

本当にそう思えてるのかな?

結果がすべてだ、みたいな考え方は、私には合わない気がする。私は途中が好きだ。




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