『タイに面白い奴がいるぞ』 発展型キャリア形成/増田 勇樹
こんにちは。MSDの増田勇樹です。
今回は私の経歴とキャリアについて書かせていただきました。
私は、理学療法士です。
私は、タイにいます。
現在、タイと日本を拠点に、医療やスポーツに関する情報発信をするサービスや世界の医療従事者やアスリートをサポートするサービス、スポーツコミュニティを活性化させるサービスなどを行なっています。
私のタイは、完全なローカルからのスタートでした。
日本では理学療法士としてクリニックに勤めていた私は、
医療を主とするクリニックに勤めながらも、スポーツやアスリートに携わる仕事がしたいという想いがありました。
クリニックに勤めながらも、貪欲的に学び動いた私は、アンプティサッカー日本代表トレーナーやフィットネスクラブでのパーソナルトレーナーを任されるチャンスを得ました。その後は、セレッソ大阪アカデミーのトレーナーとして活動することとなりました。
活動する中で、「タイのサッカークラブにトレーナーとしてきてくれないか?」とのお話を頂きました。
意を決し、熱い想いを胸にひとりタイに向かいました。
しかし、残念ながらその話はまとまらず...。
私は、タイの町でひとり、頭を抱えることとなってしまいました。
日本にただ帰るという選択肢は、その時の私にはありませんでした。
タイにいまひとり、『ならば、ここからはじめよう』と決断しました。
まずは、人脈を構築することからコツコツとはじめました。
活動していく中で、色々なナショナルチームに帯同する機会も得ました。
また、徐々に現地でビジネス展開をしている方々からアドバイスやお仕事をいただけるようになりました。
奮闘しながら三ヶ月が絶ち、その頃にやっと必要最低限の暮らしがタイで、できるようになりました。
頂く仕事も様々でした。
・整体(ボディーコンディショニング)
・トレーニング指導
・ルーシーダットン(タイ式ヨガ)の指導
・企業向けセミナー
・個人向けセミナー
・医療及び健康の講習会
・健康相談
・企業コンサルタント
タイで人とつながり話すなかで、『こんな事に困っている』『こんなサービスがあれば嬉しい』との声を聞きました。それらが、この様々な仕事の形となっていきました。
このように、私はキャリアを形成していくなかで、具体的な『目標』を設定していませんでした。
まずは飛び込んで、そこから広がるアイディアや人脈を用いて、また次へと『発展』させてきました。
タイでMSD LABO Co.,Ltdという会社を起業しました。
そして今、MSD株式会社を日本で立ち上げ、世界で活躍するアスリートと医療従事者をつなぐ取り組みをしています。
私のキャリア形成は、具体的な目標を決めて進んできた訳ではありませんでした。
綿密な計画を立て地道にクリアしていく、という考え方ではなく、ざっくりとした計画だけ立てて、実行しながら計画も変えていくスタイルをとってきました。先のものを『目標設定型』と呼ぶのであれば、私の選んだスタイルを『発展型』となります。
大切なのは、『主体的』自ら働きかけ選択していくこと、『柔軟的』変化を受け入れ、合わせていくことだと考えています。
この度、note上にて【フットボールインタビュー】様よりインタビュー取材をうけました。
キャリア形成について、アスリートの真価について、アスリートを支える構図などのお話をさせていただきました。
こちらにリンクをはらせていただきます!ぜひご覧ください。https://note.com/mago0521/n/ndcdfa0be70d7