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あらゆる場面でリーダーシップ・ポテンシャルを模索する(動画付きバージョン)

1.概要

ひっ迫した労働市場において、組織はリーダー候補者を社内で確保する必要がありますが、人材の供給体制が低下しているため、それはますます困難になっています。人事担当者も同様にこの問題を認識しており、33%が社内の人材を育成する必要性が大幅に高まると回答しています。

長期的な成功を収めるためには、組織が社内でリーダーとしてのポテンシャルがある人材を見出し、育成について熟慮し、創造性を発揮する必要があります。

ここでは、社内でポテンシャルのあるリーダーを育成し、表出させる方法について解説します。

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①将来のために、より強力で多様なパイプラインを構築する計画を立てる

組織が将来の人材ニーズに対して積極的に計画を立てている場合、多様なリーダーを有する確率が高くなります。優れた人材の供給体制をもつ組織は、そうでない組織に比べて、女性リーダーが22%、多様な背景をもつリーダーが36%多くなっています。しかし、多くの組織は未だに重要な人材を見落としています。「多様な候補者を採用し、昇進させている」と回答した組織は、わずか21%でした。

②より早く、より広く、ポテンシャルを顕在化させる

発掘されていないポテンシャル人材の多くは、組織の最下層にいるとされています。しかし、その人材が従来のリーダー像に合致しない場合、リーダーはポテンシャルに気づかない可能性があります。また、リモートワークやハイブリッド型勤務では、従業員のプロフィールや努力、貢献、ワークスタイルが見えにくくなるため、この問題はさらに深刻化するかもしれません。このような状況では、オンライン・アセスメントを活用することにより、ポテンシャルの高い人材の発掘が可能です。

③リモートやハイブリッド型勤務で働くチームを率いるリーダーの能力を開発し、人材を育成する

幅広いリーダーシップ・スキルの中で、リーダーは、人材を特定し、育成するスキルに最も自信がないと回答しています。また、リモートワークやハイブリッド型勤務で働くチームを率いるスキルにも自信がないようです。バーチャル環境で人を率いるスキルの開発を重視している組織は、バーチャル環境下でポテンシャル人材を見落としている組織に対して、競争優位に立つことができます。

④重要な役割に求められる人材像(サクセス・プロフィール)を作成する

特定の職務に必要なリーダーシップ・スキルを定義することは、リーダーが現職での成功や昇進に必要な能力開発に焦点を当てるのに役立ちます。

ただし、リーダーのサクセス・プロフィールは、組織の現在の戦略に必要なリーダーシップ・スキルを組み入れ、また、戦略が変わった場合には、異なるスキルを組み入れることができるようにする必要があります。リーダーの能力をサクセス・プロフィールに照らし合わせて測定することで、次の職務に就く準備ができている人を正確に把握することができます。

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4.会社概要

会社名:株式会社マネジメントサービスセンター
創業:1966(昭和41)年9月
資本金:1億円
事業内容:人材開発コンサルティング・人材アセスメント


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