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信頼の構築と維持<インタアクション・マネジメント®(IM)>

1.このようなお悩み・課題に直面していませんか?

・ メンバーはリーダーのことを信用していない。
・ 部門を越えて信頼問題が浮上し、チームワークや生産性に悪影響を及ぼしている。
・ リーダーに信頼を損なう行動をしている自覚がない。信頼関係を構築したり、修復する方法が分からない。

2.コース概要

信頼はビジネスの成功とどのような関連があるでしょうか?信頼は社員のエンゲージメント、組織への定着、生産性やイノベーションに直結しています。相手への信頼を明確に示すリーダーは、より高い業績、チームのコミットメントや組織の成功をもたらせます。

本コースでは、リーダーが信頼を構築し、信頼関係を維持することのできる行動、「トラスト・ビルダー」と、信頼を損ねたり、破壊してしまう行動「トラスト・ブレーカー」を紹介します。人々がリスクを負い、問題を特定し解決し、成果を達成するために協力ができるような信頼関係を構築できるように、これらのスキルを適用します。

3.成果目標

・ 職場の信頼状況がビジネス上の成果にどのような影響を及ぼすかを認識する。
・ 信頼を構築し、維持するうえでリーダーが果たすべき役割を考察する。
・ 職場において、信頼の構築、維持、あるいは破壊につながる行動を特定する。
・ インタアクション・スキルを用いて、率直なコミュニケーションを促進したり、信頼関係を構築・維持したり、損なわれた信頼関係を修復したりする。

4.コース仕様

・対象者:初級管理職から上級管理職
・標準所要時間:3時間30分(CL)、3時間(VC)、90分(U90)
・参加人数:8~16人
・事前課題所要時間:所要時間約20分
・受講条件:「コミュニケーション:対話で繋がる」を受講すること

※クラスルーム(CL):(主にIMの22コース
DDIラーニング・システムズ認定ファシリテータを派遣する方法です。

※バーチャルクラスルーム(VC):(主にIMの22コース
オンライン上でトレーニング(研修)プログラムを提供するための仮想空間です。受講者が物理的に同じ場所にいる必要がなく、遠隔地からでも参加可能です。

※IMオンライン(ON):(主にIMのIMオンライン15コース
IMオンライン(IM Online)は、インタアクション・マネジメント(IM)の演習なしバージョンになります。
クラスルーム(講師派遣)で学ぶ3時間30分の内容を1~2時間程度に凝縮し、オンライン環境さえあれば、各々の場所、各々の時間で学べるコースです。学ぶ前のプレチェックや、随所にある知識確認のためのクイックチェック、ビデオ視聴など、変化のあるコンテンツによって最後まで飽きることなくコースを進めていただけます。学習の強化と維持のための各種ツールも充実しており、必要に応じてダウンロードし、ご活用いただけます。

※Under90 for IM(U90):(主にIMのIM U90 10コース
U90は、通常は3時間から3時間半かかるIMのコースを90分以内で完結するように設計されたコースです。日々の業務に追われる忙しいリーダーが、短い時間にテーマを絞り込んで学習いただくためのソリューションです。

※マイクロラーニング(MIC):(主にIMの52マイクロコース
短時間かつ小さな学習単位によって知識やスキルを習得する学習方法のことを指します。例えば、5分から20分程度の短い動画やオンラインコースです。

5.事前準備

リーダーが信頼に関する課題に直面する2つのシナリオを読み、その課題についての質問に回答する。また、チームとの間に信頼を構築するために、自身がすでに実行している行動を挙げ、信頼関係においてチームメンバーの信頼を損ねた、最近の職場の状況について説明する。

6.コースカリキュラム

1.セッションのオープニング
  (1) 事前課題で挙げた課題の共有
  (2) 信頼関係がもたらすビジネスへの影響や利点の話し合い

2.トラスト・ビルダー(信頼構築行動)
  (1) トラスト・ビルダー(信頼構築行動)とは
  (2) 演習:チャンスをとらえて信頼構築行動をとる
  (3) 演習:トラスト・ビルダーの影響

3.基本原則を活用して信頼を築く
  (1) 基本原則
  (2) 信頼の基盤 を築く
  (3) 「共有」する際の注意点
  (4) 効果的に「共有」するためのヒント

4.トラスト・ブレーカー(信頼破壊行動)
  (1) トラスト・ブレーカー(信頼破壊行動)とは
  (2) 信頼が損われる兆候に気づき対応するリーダーの責任

5.信頼の回復
  (1) 信頼の回復と「共有」
  (2) 話し合いを成功させるための計画(インタアクション・ガイドライン)
  (3) ビデオ演習:信頼を回復するための話し合い

6.スキル実習
  (1) 演習:信頼の対話プランナーの作成
  (2) スキル実習
  (3) フィードバック

7.職場実践
  (1) アクションプラン

※標準所要時間:3時間30分 (CL)、3時間 (VC)
※クラスルーム(CL)・バーチャルクラスルーム(VC)・Under90 (U90)は対応可能

7.コース解説

1.セッションのオープニング
事前課題で特定した信頼を構築するための行動を共有し、ビジネスへの影響と職場における高い信頼関係から得られる利点について話し合う。

2.トラスト・ビルダー(信頼構築行動)
信頼を構築する機会が簡潔に記載されたカードと、信頼を構築する行動が示されたカードを合致させる演習にグループで取り組む。

3.信頼構築のための基本原則
信頼を構築する機会を2つ選び、リーダーが相手のヒューマンニーズを満たすのに役立つ基本原則を特定する。「共感」と「共有」を一緒に用いることで信頼関係を構築し、維持するための基盤が築かれることを確認し、共有に関連する落とし穴を考える。信頼構築行動と、共感と共有を使った信頼を築くリーダーの言葉を勧める演習と、この計画を実行するために何と言うかを検討する演習を行う。

4.トラスト・ブレーカー(信頼破壊行動)
信頼破壊行動と信頼が損なわれる兆候に気づき対応するリーダーの責任について学ぶ。信頼を傷つけた、あるいは損なった状況を付箋に書き出し、トラスト・ブレーカーのパターンを挙げ、話し合う。

5.信頼の回復
感情の共有が信頼の回復に重要である理由を確認する。信頼を回復するための話し合いを行うビデオを観察し、基本原則を使って何と言ったかを書き留める。リーダーが基本原則を使用する影響について、全体で話し合う。

6.スキル実習
参加者は自身が信頼を回復したときの状況を使い、話し合いの実習を行う。

7.職場実践に向けて
本コースで話し合った信頼の難しい状況に関する3つの振り返りの質問に答え、発表する。職場で使えるツールやリソースを確認する。

8. 強化する主要コンピテンシー

・信頼の風土醸成
・信頼性

9.関連コンピテンシー

・感情的知性(EQ)
・人間関係の構築

10.関連コース

人を動かす影響戦略 (IM)
職場環境における信頼の構築(MIC) 
信頼性と透明性(MIC)

11.おすすめソリューション

12.会社概要

会社名:株式会社マネジメントサービスセンター
創業:1966(昭和41)年9月
資本金:1億円
事業内容:人材開発コンサルティング・人材アセスメント

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