ゲルマー・ルドルフ宣誓供述書への反論(2)
ロイヒター・レポートの発表以来、多くの正史派・アンチ修正主義派側の人たちは、レポートの内容について批判してきました。中でももっとも反論の対象となったのは、害虫駆除室と殺人ガス室跡におけるシアン化物残留濃度の大幅な差について、です。
ロイヒターレポートでは、害虫駆除室のシアン化物残留濃度の検出値は約1,000mg/kg(採取試料1kg換算あたり約1,000mg)だったのに対し、殺人ガス室では0〜10mg/kg程度とあまりにも大きな濃度差があったのです。これにより、確実にシアン